2014年1月19日日曜日

【211系&115系PETIT撮影記事】「耐寒耐雪装備」に惹かれる私


両毛線211系3000番台と吾妻線115系1000番台

■霜取りパンタグラフのある211系はいいよね
霜取りパンタグラフのある電車といえば、私の住むところからもっとも近くに存在する電車として両毛線用に用いられている211系3000番台を挙げるべきだろう。もともと、耐寒耐雪仕様で寒冷地向けの211系3000番台車に、架線の霜取り用のパンタグラフを増設したクモハ211を先頭にした編成が組まれている。以前は、5両編成で高崎線の付属編成としても運用されていたため、高崎線でもこの2パンタグラフの編成を見ることはできた。

ただし、高崎線内では先頭のパンタグラフを上げることはなかった。その増設したパンタグラフを上げる姿を見てみたいと思っていたところ、高崎でようやく見ることができた。なかなかかっこいい。211系が凛々しく見える。

211系も前パンだと凛々しい

■しかしおまいらが好きなのは115系電車1000番台なんだろ
でもきっと、鉄のお仲間のみなさんは隣に停まっている115系1000番台のほうが気になるだろうな。かくいう私もそうだけど。湘南色のままで貴重な新前橋電車区、おおっとそれは昭和の話。いまでいうところの高崎車両センターの所属車だ。私は115系のなかでこの湘南色の1000番台が一番好きなのだ。

子どものころ、父方の親戚のある新潟地区やその途中の信越本線、上越本線、そして東北本線で飽きるほど見たくせに。どうも耐寒耐雪装備というヘビーデューティさに惹かれる。スノープロウを備え、抵抗器の冷却用に車体に設けられたダクトに雪切り室が設けられているというところが、なんだか考えた人は頭いい! と思う。雪の中を走る姿は数回しか見たことがないくせに。

115系1000番台はいいなあ

この「雪切り室」がカッコイイ

高崎は国鉄形の首都圏最後の牙城かも

■そのくせあれなんだけど
などといいながら、私は冬期に新潟の親戚宅に出かけたことは数えるほどしかなく、鉄道の写真を撮ったことがほとんどない。雪の中を走る115系1000番台に乗ったことはあるし、雪のなかを力強く走るようすも見たことがあるというのに。考えたら、雪中鉄道撮影をしたことがないかもしれない。なんというヘタレ。ハードディスクをさがして冬の115系1000番台の写真を探したら、見つけたのは嫁ぎ先のかつてのお仲間だった。

雪の中の115系1000番台の写真はこれしかなかった

【撮影データ】
Nikon D2X, D7000/AI AF Nikkor 35mm f/2D/RAW