主役となりつつある元東急車や、元国電の陰に隠れているようで、なんとなく目立たない存在のこの秩父鉄道5000系。熊本やインドネシアでもがんがん活躍する隠れた名車なのだけど。でも、都営三田線時代をのぞけば、秩父を走る姿が一番シンプルでいい。
真夏の沿線にいるときに、移動でこの電車が来るとほっとする。なんせ熊谷は暑さで有名なところだものね。乗客のウケだって悪くないはずだ。でも、どうもあちこちで目立たない電車の扱い(な、気がする)。東上線を走れなかったこととか、いろいろな悲劇をまといつつも、あくまでも地域輸送に各地で地道に貢献しているんだけどな。
まあそんなこと言わず、じっくり狙ってみようぜ、と思う。なんだかんだ過去には私もいろいろ書いたけど。空の色を車体に映して走る姿はけっこうカッコイイ。