なかなかシックなこの塗装は沿線によく似合ってる |
■江ノ電沿線にふらり
もう2週間ほど前になるだろうか。知り合いの写真家が湘南モノレールの江ノ島駅前のギャラリーで写真展をしているというので、ずいぶん久しぶりに江ノ島まで出かけてきた。いや、島に渡っていないから正確に言うと「モノレールと江ノ電に乗ってきた」。
江ノ電にはそれなりに乗ったことはあるのに、考えたらカメラを向けたことがあまりない。古めかしい小さい車両が路地裏や海沿いを走る様子は、とてもフォトジェニックなのに。きっと私にとっては「観光の対象」なのかもしれない。10年ほど前にはソ連製ブローニーカメラであるKIEV-6SやSALIUT-Sで沿線を撮り歩いたことはあるのに、そのときも電車にカメラをあまり向けていない。だから、純粋に電車を撮ろうとしたのは、もしかしたら初めてなのかも。
江ノ電にはそれなりに乗ったことはあるのに、考えたらカメラを向けたことがあまりない。古めかしい小さい車両が路地裏や海沿いを走る様子は、とてもフォトジェニックなのに。きっと私にとっては「観光の対象」なのかもしれない。10年ほど前にはソ連製ブローニーカメラであるKIEV-6SやSALIUT-Sで沿線を撮り歩いたことはあるのに、そのときも電車にカメラをあまり向けていない。だから、純粋に電車を撮ろうとしたのは、もしかしたら初めてなのかも。
「なんちゃってレトロ」すぎるなあ |
■モノクロで撮りたくなるのをぐっとこらえた
この日見た写真は、ノスタルジックで素敵なモノクロームだった。すぐに影響されてしまう私はだから、最初は持ってきたカメラをモノクロモードにしていたのだけど、西日が当たるあれこれをモノクロームで撮るのはとやはり惜しい。おまけに、変に意味ありげにみえてしまうので、RAW現像時にカラーにした。どう見ても色で絵作りしているものね。モノクロームで撮るならば、造形や光線をいかして絵にしないとおもしろみがない。
路地を抜けると海、というの素敵だ |
■「撮ってみた」
そうやって江ノ電を少しだけ撮ってみた、とはいえ、江ノ島から腰越まで歩いただけ。暑さにめげて、電車に乗ってしまった。藤沢まで戻るほうが家には近いのに、わざわざ鎌倉まで乗ったのはご愛嬌。いや、吊り掛け駆動の電車の走行音を聞きたくなったから。