2013年9月6日金曜日

【JR東日本211系PETIT撮影記事】さよなら高崎線211系

"haricot vert"と書かれた背景で「エイジ・オー」駅だとわかりますね

■高崎線より211系電車が撤退
ぼんやりしていたら、いや、知っていたけどきちんと撮らないでいるうちに東海道線や房総、宇都宮線から撤退し、いまや長編成では高崎線でちょろちょろ走る程度になってしまったJR東日本の211系電車。長野地区や今後の中央東線では走るようだけど、ほとんどきちんとは撮らないままだった。
 
E231系の湘新特別快速で追いついて後追い

■国鉄型車両は私には「乗りもの」だったのかも
そういう電車はたくさんある。というのは、自分にとっては国鉄民営化の頃の電車はまだまだ「新しい」と思っていたから。いまいったい何年よ。昭和88年? おーっと! 昭和60年(1985年)に登場した電車ならもう25年以上経っているのか! 私の脳内電車図鑑、アップデートされなすぎ!

唯一撮った平屋サロの写真がこんな。滞在先にて

一昨年から高崎線沿線に出るたびに気にはしていたのに、まともな列車写真がほとんどない。こいつをちゃんと撮るためにオカフカまで行くかとたずねられても、たぶん行かない。だから「まともな写真がない」ことは自業自得なのだけど。たしかに、乗ろうと思って待っているときに211系が現れると、どっしりした走りやしっかりした座席はE231系電車やE233系電車よりは素敵だけど、実際にはくたびれてきた印象もある。

国鉄型車両が好きだしなじみがあるのに、いつもまともに撮らないのは、自分には撮影対象というよりも乗車する対象だったからなのかもしれない。うまく説明できないのだが。
 
秩鉄に行くついでに撮った

■「特務機関新前橋電車区」か
先日、カメラを持って高崎線沿線の「ドクトル」を訪ねた際に、たまたま高崎線130周年記念ラッピングトレインに遭遇できたので、少しだけ撮った。でも、どうしてエ*ァン*リオンのNERVのマークのように見えるラッピングなのだろうか。気のせいか。
 
滞在先至近の踏切にて

電車の窓越しに大宮工場での姿

この電車が東海道線にデビューしたときにはわざわざ乗りに行った。新しい近郊型と思えばわくわくさせられた。そういう国鉄型車両はたくさんある。いずれも、きちんと撮影することをしないのは、もしかしたら別れを惜しむことで、自分が歳を取ることを認めたくないからなのかもしれない。

【撮影データ】
Nikon D2X, D7000, Nikon1 V1/AI Nikkor ED 180mm F2.8S,AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>, 18.5mm f/1.8/RAW