2014年1月20日月曜日

【東武越生線2014】越生線8000系ワンマン車に乗る


時間が遅くて影が邪魔ですが

■四半世紀ぶりに東武越生線訪問
東武鉄道が地味だなどとしばしば書く。失礼にもほどがある。たぶん、一部でうらまれているよな私は。それでも東上線や伊勢崎線・日光線は本線としての風格もあって私は大好きだ。野田線はいま10000系や60000系の導入、あるいはアーパー線、じゃなくてアーバンパーク線という愛称がつくなどと、いまちょっと旬だ。

いっぽう、東上線坂戸から八高線越生を結ぶ越生線というのは、地元の利用客以外には注目してもらえそうにない、地道で堅実だけれどもいまひとつ華やかさは感じられない路線だと思う。でも私は好きなんだよ、ほんとうに。1984年ごろ、7800系が走っていたころもそうだったかもなあ。思えば私も越生線に乗ったのは、すみません、25年以上前でした。

だからというわけではない。けれど、坂戸と東松山で所用があったこの日、ふと思いついて越生線に乗った。なにしろ25年以上前に乗ったきりだから、すっかり覚えていないことがとても新鮮だった。

ホームすぐそばの小さな踏切

■25年以上立ち寄らなかった理由
その「25年以上前に乗った」のは、じつは当時置き換えが進められていた7800系電車がいないかなと思って立ち寄ったのだと記憶する。鉄道誌をきちんとチェックしていなかった私は、そのころにはすでに7800系はもう予備車を残して運用離脱していたことを知らなかった。

だから、その日も待てども8000系しかやってこないのを見てたいそうがっかりし、早々に八高線へ移動してしまったので、数カットも撮っていなかったと思う。 線路際に梅が咲いていたのを見た記憶はある。

ハトくんも見ているよ



交換シーンを眺める

■地味だけどいいかも
ところが、その8000系が更新されワンマン化されてLED化されてもいまだに走り続けているのだから、いまとなってはそれなりに希少価値が出てきたともいえなくない。でもやっぱり、沿線も地味だけど! 


TJライナーまたは快速急行運用以外だとちょっとおもしろい

■困り眉の子を見てなんとなくおかしい
この日は50090系電車がTJライナーまたは快速急行ではなく、昼間の運用でシートをロングシートにしているところにはじめて乗り合わせた。肘掛けがあって座席定員が少なく、なんだかおもしろい。遊園地のアトラクションみたい。

たまたま、向かいの席にいた中学生くらいの女の子がずっと眉間に皺を寄せて困り顔をしている子だったこともあって、いろいろなことがおかしくて笑ってしまった。あ、でもこの写真は石原さ※みがかわいいなあ、と思って撮ったという隠し味がいとをかし。