ダイヤ改正当日の朝、大宮 |
私はほんとうに「鉄」なのかこういうときに考えこむ。たとえば、いつまでたっても新幹線は興味の対象にいっこうにならない(JR東日本の新幹線は形式さえ覚える気がしない)。JR東日本の電車もどんどん増えつつあるE233系以外に、Eがつく電車をどれだけ挙げられるかと問われてもハテナだ。民営化後に登場した車両はほとんど知らず、機関車も知らないままだ。
私にとっての鉄道趣味は「子どものころの車両」を追うことだけなのだろうか。親近感や馴染みがある対象が失われそうになると被写体に残したいという「過去への郷愁」を被写体にしているだけなのか。もっとも、いまとなってはなおのこと「好きな車両をフォローするので精いっぱい」なのにちがいない。限られた路線や車両を深く掘り下げていくというのは「ヲタ」ではあるね。でも、ジェネラルな知識をアップデートしていこうという意欲がないのは「鉄」という感じが我ながらしない。
「あけぼの」上り最終とすれ違う |