先日の秩父鉄道訪問で、すっかり忘れていたことがあった。それは、秩父ジオパークトレイン7502編成のこと。先日も記事内で言及したくせに。なんと我ながら冷淡であることかとあきれてしまうのだが、それはおそらく、
御花畑で電車を待っていると、壁に貼ってある秩父ジオパークトレインの掲示によれば、固定運用とある。そういえば、Takaさんのところにも「川原明戸でパレオの1本前に来る」と書いてあったっけ。川原明戸(大麻生〜明戸)で「パレオエクスプレス5001列車の1本前」ということは1519列車なので、御花畑ではパレオの3本だよなあ……って、次に乗る下りじゃんか! いかん、総員迎撃態勢に着けえええ! とばかりに改札開始後に望遠を着けて待ったのが冒頭の写真だ。
いえね。ちょっと大げさに書いちゃった。実は改札直前にウラハルさんに、次はジオパークトレインが来ますよ、と教えてもらったのです(それにしても、どうして毎回待ち合わせていないのに秩父に行くたびにお会いできるのかしら)。でも、正直に言うと、その段階ではまだ「あっ、そうなんだあ」(でもさ、しょせんは「ラッピングシモブクレ」じゃんか)くらいな気持ちでいたのだ。
それが、秩父を出て御花畑に向かってくる姿を見て……あれあれ。意外とカッコいいかも! と急に写欲がわいたというわけ。予想図よりも実際のほうがよいとは驚きだ。水色がカッコいいし、7500系(もしくは東急8090系)は、銀色ではないほうがカッコいいのかもしれないぞと。
そして、御花畑のホームで目前に止まった7502編成にはどうも既視感があって、まるで初めて見たような気がしな……ああっ! 相鉄ほほえみ号っぽいんだ、これ! (アラフォー以上ではないとおそらく通じないでしょうなあ)
車内にはいろいろなステッカーが貼ってあって、おそらく小学生は乗ったらよろこぶだろうなと思う。今度、うちの子も乗っけてみよう。あ、でも最近あいつは恐竜ではなくて、戦国武将にハマっているのかな。
それはともかく、沿線で楽しめる列車が増えたことは大歓迎。冬枯れの秩父路で見てもきっと色みがくっきりしていてよさそうだ。
あ、「秩父のラッピングトレイン」といえば。西武クハ3015はバラすっぽい感じね、これはもう。屋根も凹んでいるし、もう床下機器とクーラーが撤去されていて、解体線にいる。そして、手前にはいつのまにか3005編成までも搬入されていて、すでにヤラれはじめている。合掌。