【お仕事の告知です】
さて、お盆の頃からしばらく借用して撮影していたカメラの本(AmazonのKindle電子書籍)が先日発売になったので、ご紹介させていただく。『ぼろフォト解決シリーズ028 Panasonic LUMIX FZ1000 実写速報 [Kindle版]』だ。いつものように、小山壯二さんとの共著で、編集は齋藤千歳さん。今度のカメラはPanasonic LUMIX DMC-FZ1000(以下、FZ1000と略)! 1型センサーと25〜400ミリ相当のLEICA DC VARIO-ELMARITレンズを備えた、4K動画も撮影できる多機能カメラだ。私は連写のテストのほか、各種画像効果の解説を行っている。
最近の私はこのシリーズ本執筆のために、自前の一眼レフ以外はいつも標準ズームレンズ相当でコントラストAFしか持たないコンパクトデジタルカメラでの撮影が多いので、久しぶりの超望遠レンズはとても楽しかった。FZ1000のAFも基本的にはコントラストAFだが、新開発という空間認識AFの効果か、意図的に置きピンをせずにAFCで連写を行っても、最大約7コマ/秒でAF追随ができたので、けっこう驚いた。4K動画撮影を私は試さなかったが、そのためにもちろん、画像処理エンジンの処理も速くてバッファメモリーの容量も大きいのだろう。
カッコいい表紙は小山さんの撮影だ。連写の被写体には秩父鉄道のSLパレオエクスプレスを選んだ。日中で晴天であれば、パレオやデキなら連写をしてもAFは信用できると実感。
試しにサムネイルを掲載する。AF測距点はほぼ中央。そこにパレオの先頭が入ったところでレリーズして連写を開始した。メモリーカードはスピードクラス10のもの。33カット撮影できてすべてAFは合焦していた。焦点距離は35ミリ判相当で200ミリくらいか。
もう少し大きいサイズで見たいという方は、ぜひAmazonからお買い求めくださいませ。300円で142ページとは、紙の本ではありえない価格でしょ。タブレット端末やスマートフォンがないから見られないという方は、パソコンのブラウザでもKindle書籍が読めるようになったよ!