2016年9月14日水曜日
【JR両毛線撮影記事】朝の107系電車
午前6時の小山駅。両毛線の行き先案内には「6両3ドア」とある(6時28分発の430M)。115系電車が来るのかな、と思ってプラットホームに行くと、そこで待っていたのは107系電車(高崎地区用の100番台車)だった。
先月末に両毛線を訪ねたときは、すでに211系電車のあいまに115系電車がやってくるという感じで、107系電車はもっと見かけず、午後13時から19時のあいだに2回しか出会わなかった。そこでどうやら107系電車のほうがどうやら先に置き換わるのかな、と思っていたので、ここで107系電車に会えるとはじつは思っていなかった。だから、107系でもラッキー! と思い直して車内に乗り込んだ。
日曜日の始発2本めの電車は6連で、輸送力過剰に思えたけれど、発車直前になるとそれなりに高校生で座席が埋まっていくことに少々驚き、小山から思川まで一駅乗った。おそらく、栃木や佐野あたりではけっこう混雑するのだろう。
その後、上下の列車を思川で下り423M(6時44分発)、上り423M(7時01分発)、下り黒磯行き3245M(7時15分発)、上り434M(7時32分発)、下り427M(7時43分発)の合計5本を見たところ、小山行き下り423Mと高崎行き上り434Mにまた107系電車の6連が姿を現した(上り423Mと下り黒磯行き3245Mは霜取りパンタのある211系3000番台、下り427Mは115系3連×2)。なお、運用について筆者は知っているわけではないので、「見たまま情報」としてみなさんのご参考までに。
すっかり忘れていたけれど、107系電車は空気ばねのDT32/TR69台車を履いていることに改めて気づいた。そして戸袋窓のない2次車に乗ってきて、あいまにやってきたのは戸袋窓のある1次車と2次車だった。
沿線の田んぼはあちこちで刈り取りの時期を迎えていて、サギやアオサギがいた。どんよりとした空模様だったけれど天使の梯子を見ることができたのはよかった。ちょっとした朝の散歩だ。そして、こうした秋の風景のなかを107系電車が走る姿を見ることができてわりと満足した。いままで撮りに来なくておしいことをした、と思う。
でもまあ、仕方がないな。いままで107系のよさに気づかなかったのだもの。認識しないものは存在しないものとほとんど同じだからね。