2017年7月3日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ「あたり」の日


■秩鉄デキ運用が「大あたり」の日だった
ひさしぶりに秩父に行った。6月にも撮影に秩父に出かけていたものの、ここに記事にしていなかった。SLパレオエクスプレスの運行30周年記念のデフレクターの鳳凰の装飾も撮ったのだけど……。それでも、秩父鉄道は楽しいなあと思わされたのは、おそらく鉱石貨物列車を牽引するデキが、自分にとって、そしておそらく、大多数の鉄のお仲間のみなさんにも「あたり」だったから。最近は「どこどこ鉄道のなになに線のなんとか形」であるかどうかがわからない写真をおもに撮っているとはいえ、できれば好きな車両が来るほうが自分には気分が高揚する。そこんところはやっぱり鉄だからな。

日曜日もまず、SLパレオエクスプレス5001列車を待ち構えていると、対向でやってきたのはチョコバナナデキことデキ502。昨年以来、じつは目撃回数も少なく、撮影できていないのだ。まあその、今回もこれしか撮影できていないけど。

■デキ103が来てデキ108とデキ105も!
このあと、鉱石貨物列車が走らない影森以遠に行ったために、運用チェックがデキないまま、いやいや、できないまま上り方向に戻ってきた。武州原谷にはデキ103がいるなあ、と思って、SLパレオエクスプレス5002列車を撮るためにも長瀞の荒川橋梁で待ち構えた。そして上りのデキ103は予想通りに撮れた。そのあとがよかった。下り返空列車にデキ108が来て、この次の上りはデキ105。




■いつもの駅でもデキ108を撮っちゃった
このあとは、武州原谷から戻ってくるデキ108も撮りたい。おそらくは、西武直通の2本めの列車といつもの坂の下の駅で3倍交換をするはずだ。そうして坂をそろそろとブレーキをかけながら慎重に降りてくる様子を、いつもとかわりばえがしない写真だなあ、と思いながらとらえた。このアングルももはや自分で何度も撮っているから、禁じ手にしようと思いつつついここに来てしまう。とはいえ、このところこれだけデキ100形をいちどに見ることがなかったので、趣味的にはとてもうれしかった。

ちなみに、この時点でまだ17時前だ。そして、このあと雲が切れてみごとな夕焼け空になった。きっと沿線にいたら、さらにカッコいいデキのようすも絵にできたのだろう……という言い方をしているのは、あまりの蒸し暑さに引き上げてしまい、冷房の効いた列車のなかから車窓を見ながらそう考えていたから。河原の水は冷たくて心地よかった……30分以上足をつけているには冷たすぎたので、水遊びにはやや冷たい。7月上旬は海や屋外プールも寒いもんな。衣類を含めて暑さ対策をもっと練らないと。


■このあと東武東上線に行ってみたら
東武東上線玉淀橋梁って……逆光側にアプローチしにくいのですね。そして、日没方向を橋梁をからめにくい。だから、ここで撮った写真を画像検索にかけても、順光側の写真ばかりヒットするわけか。そして、荒川対岸から風に乗って秩父本線を走る鉱石貨物列車のホイッスルが聞こえてきて……あーあ、やっちまった、とため息をついた。

【撮影データ】
Nikon D7500/AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR, AI AF Nikkor 300mm F4 ED, AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>/RAW/Nikon Capture NX-D(RAW現像)、Adobe Photoshop CC