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| 一発めはそこそこうまくいったので、それでやめてもよかったのかも |
【西武園線上のメリー・クリスマス】
西武新101系電車は今年3月から、西武園線にも運用範囲が拡大されたということはすでに以前に記事にした。運用パターンを確認するほどまで私は研究できてはいないので、多摩湖線用の新101系電車ワンマン対応車のうちどの編成が充てられるかは、私には当日にならないとわからない。新2000系電車の4連のこともある。もっとも、西武線アプリを見るとその日にどの電車が運用入りしているかは判別できる。
都心に出て用事を済ませてから家路についた11月のある日のことだ。東村山でふと3番線の西武園線プラットホームに目をやると、黄色一色の車体の電車が目に入った……くぁwせdrftgyふじこlp……牽引車代用の全電動車である263編成じゃんかあ！
というわけで、カメラも持ち合わせていたので速攻で下車した。というのは、西武園線を新101系電車が走るのはめずらしくはなくなったものの、この263編成が走ることはまだそう多く目にしてはいないから。
■二度めは悲劇、三度めは喜劇
とはいえ、冬至前であってもすでに日没後だった。持っていたレンズも60mmと105mmだけで望遠でもない。そこで、下り方の踏切で列車を待った。すると、西武園から戻ってきた1回めはなんとかうまくいった。
とりあえずなんとかなると、いろいろな欲も出るわけですね。抑えもほしいじゃないか、とかなんとか。そこで、次の西武園行きを待った。待つあいだには「カナヘイ号」じゃなくて……「カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅号」ラッピング編成もやってきた。運行期間が2018年12月15日から1年間の予定が、好評につき2020年1月6日まで延長になったという。
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| 「カナヘイ号」もやってきた |
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| なんか撮っちゃうんだよな、いつも |
そんなのを撮っているあいだに、西武園行きの出発時間になった。よっしゃああ！ いっくぜえっ！ と力んだら……なんと下り本川越行きと同時発車……泣けた。
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| 二発目はなんと新宿線下りに被られて……ああ |
「歴史は繰り返す。二度目は悲劇として、三度目は喜劇として」とはかのカール・マルクスのセリフだ。いやね……三本目もしくじったのですよ。とほほほほ。私はしょせんは共産「趣味」者だからかなあ。かの先生方が人間疎外を解決しようというロマン主義的な理想に燃えていたこと「だけ」は理解できるんですけれどね（意味深なふくみ）。
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| いじけて帰ることにして駅舎から。もうこのアングルでは撮れないね |
それはともかくとして、もう私は思いっきりいじけて帰ることにした。帰り際にその頃は橋上駅舎だったから、連絡通路から撮っておしまい。この写真も、改札口がいまは地下化したから撮れないので、まあ、記録にはなったからいいか。
なお、この週は何度も263編成が西武園線を走っていた。西武園駅で撮ったりもしたのだけど、正直言って上がりが気に入らないのでボツ。12月末のごくつい最近も263編成をまた西武園線で見かけたから、行かれる方はときおり西武線アプリを見てチェックするといい。シンイチどもよ、メリー・クリスマス！
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| アプリでわかるとは21世紀っぽい |
【撮影データ】
Nikon Df／AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D／RAW／Adobe Photoshop CC 2020