2021年7月20日火曜日

【八高線撮影記事】梅雨明け前の高麗川にて


■夕方の高麗川駅に降り立った
梅雨明け前のどんよりした、ある日の夕方ことだ。川越に209系電車3100番代ハエ72編成が停車しているのを見て、どうしても乗りたくなった。そうして高麗川まで来た。

ハエ72編成は川越までまた戻る運用だった。八高線下り列車も停車していた。209系もいいけれど、キハが気になるなあ。理由なんてとくにないのさ。



そこで、ひさしぶりに高麗川で降りて八高線の下り方向へ少し歩くことにした。霧雨のような細かい雨が降っているので遠くまで行く気はなおさらしなかった。

■フェンス越しにライブビュー
駅を見渡すことができる曲線のところで、フェンス越しにライブビューでカメラを構えると脚立なしでもなんとか絵にできそうだった。そこで、信号機を画面に入れて列車の発車を待った。まず下り列車が先に来て、毛呂で上下の交換を行うはずだ。しかし、こうして見ると高麗川の駅前は都会のように見えるな。



■雨脚が強くなってきた
毛呂で交換してやってくるはずの上り列車を待つあいだにあたりはますます暗くなってきた。だがしかし、そのおかげで信号機のあかりはよりめだつ。雨で濡れた車体に反射するようすを見て、むしろ暗くてよかったと思った。



高麗川へラストスパートをかける列車の排気口から黒い煙が上がったのを見て、なんだかしびれてしまった。

【撮影データ】
Nikon Df/AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D, AI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED/RAW/Adobe Photoshop CC