線路際まで戻ってきたら、8000形に遭遇 |
偶然見つけて立ち寄った辻堂海浜公園でクハ2658号車に遭遇したら、なんとなく少しくたびれてしまった。まるで幽霊を見たあとのひともこんな感じなのではないか。いや、茅ヶ崎から辻堂海浜公園まで砂浜を歩くといつもそうなる。海なし県在住者であるせいか、なれない潮風をあびて潮騒をずっときいているとなんだか消耗するのだ。
海岸沿いに戻って再びサイクリングロードを歩くか、それとも辻堂駅までバスで出てから江ノ島まで電車を乗り継ごうかと一瞬日和かけたものの、売店のおばちゃんに道を聞いたら、辻堂と小田急の鵠沼海岸駅までは距離はあまり変わらないかもしれないわねえ、小田急や江ノ電に乗りたいんでしょ、という一言(おばちゃんの観察眼侮りがたし)により、結局は鵠沼海岸駅まで歩いた。結構遠かった。やれやれ、などとはいわないよ。
VVVF化だけでなく座席も交換されているんですねえ |
■小田急8000形祭りが眼前に展開される
とにかく、鵠沼海岸駅の近くまでたどり着いてぼんやりと踏切を見ていたら、そこにやって来た片瀬江ノ島行きは8000形の10連だった。なんとまあ。
とにかく、鵠沼海岸駅の近くまでたどり着いてぼんやりと踏切を見ていたら、そこにやって来た片瀬江ノ島行きは8000形の10連だった。なんとまあ。
やった、白い小田急電車だらけ! |
そして、自分が乗った次の6連もなんと8000形。つまり、片瀬江ノ島駅は8000形祭り状態!
これはもう、この電車を撮らねば失礼にあたるだろう。小田急から、かつてのライバル西武鉄道の沿線在住のこの私めへのウェルカムドリンクみたいなものにちがいないから。←そうとう病的だと我ながら思ってます。
とりあえず、片瀬江ノ島駅を望める場所に行き、望遠ズームレンズでなんとか絵にしたのが掲載したカットだ。駅前のマンションが望遠効果で引き寄せられるという、とんでもない絵ではある。いつも思うけど、自分たちの眺望のために景観はぶっ壊すというのもけっこうエグくてアレだね。
白いほうがやっぱりいいなあ |
■ほんのちょっぴり安堵した
とにかく、小田急の線路際で電車を撮るなどということはなかなか自分はしそうにない。それで、気にしていながら実行できなかった8000形を撮るということが少しだけ果たせた。
とにかく、小田急の線路際で電車を撮るなどということはなかなか自分はしそうにない。それで、気にしていながら実行できなかった8000形を撮るということが少しだけ果たせた。
この日はこのあと、寄道してから帰宅するために藤沢から乗り込んだ快速急行も新宿方は8000形だった。こうなるとなんとも愉快だ。たまにはこんな少し前の小田急を楽しむのもいいものだなあ。