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皆野で出発準備をするC58363 |
今年の秩父鉄道C58363は絶好調なようだ。私は蒸気機関車のことをよく知らないし、煙をよく見るようなことがないので調子のことはよくわからないでいたけど、先日出会ったC58363は冬期で気温が低いだけではなく、迫力のある煙を出して走っていることに気がついた。実にカッコいい。
そして、昨年の不調と不慮の事故による運休を少しでもリカバリすべく、今年は
冬期にも6日間ほど運行するそうだ。やはり、気温が低ければ(運転するほうは大変だろうけど)煙も蒸気もよく見える。おそらくいつもよりも迫力のあるカットが狙えるのではないか。
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前方を確認しながら出発進行! |
下り5001列車は昼前後に走るから、晴れれば明るい雰囲気で色づく木々や輝くススキを入れて絵作りができる。そして、いまは日没が一年のなかで一番短いから、上り5002列車の走る時間になると西日に当たる姿を撮ることができる。実際、15時過ぎれば夕方のような光になってくる。熊谷に近くなればなるほどそんな雰囲気を絵にすることができるだろう。鉱石貨物列車を牽引するデキたちもパンタグラフを二つ上げて走り回っているし、秩父の冬もまたたいへんフォトジェニックだ。実際、私もぐっと来てしまった。ははは、いいじゃないか、蒸気機関車!
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ドレインもいい感じ。望遠で撮りたかったよ! |