天気が悪いはずだからここに来たのに(苦笑) |
気温が低いということは花見にはつらいだろう。だが、蒸気機関車の撮影には絶好の日和だ(寒いけど)と踏んで秩父鉄道沿線に出かけてみた。「SLさくら号」のヘッドマークがつくというのでおそらく人出は多いだろうが、天気予報では「大荒れ」とあるから、もしかしたら多少は人出も……などという邪な気持ちもあった。
そこで「天気が悪いならあえて行ってみよう」と思い、晴天では午前中の下り列車が完全逆光になってしまう桜堤のある駅に降り立った。それなのに、空はドピーカン(苦笑)。というわけで、定番アングルに入ることはできたのにあえて外してみた。定番のアングルだとナノハナを画面に入れられなかったというのもある。いいわけですが。
そして5001列車通過後、桜堤を歩いて手前の駅まで戻りながら鉄道以外の写真を撮っているうちに、予報通りに天気が崩れ始めた。邪な私の心がけが悪かったです、すみません。
天気が悪いなら空を入れないアングルにしたい。そこで、あれこれ考えて5002列車は影森付近で狙うことにした。かの有名な陸橋より下り方面の陸橋はそばにソメイヨシノが咲いていた。すでに十数人は構えていたけれど、みんな正面がちに狙うようだった。そこで、サイドから撮れるアングルにまぜてもらって一枚。
いつもより奥の陸橋にて流し撮り(速度が遅くてあまり流れず) |
みんな楽しそう。こんど乗ろうっと |
それにしてもなんというのか。1000系電車を撮っていたときに比べてあれこれ試行錯誤したり、鉄道以外の写真も積極的に撮ろうとしているあたりが我ながらおかしい。気持ちに余裕ができたということなのだろうか。
半逆光なのはよかった |
【以下、閲覧注意】
解体が始まった1003編成(1003F)は困り顔に見えませんか? |