■小湊鐵道といえばエンジンのアイドリング音を思い出す
「小湊鐵道」という文字を見て私がすぐに連想するのは、五井駅構内に響くDMH17C型ディーゼルエンジンのアイドリング音だ。
内房線の電車を降りて向かいの小湊鐵道ホームに行くと、ツートンカラーに塗られたディーゼルカーががらがらと大きな音を立てて乗り換え客を待っている。あるいは、少し待つと列車がやってきてがらがらと音を立てて停車している。JRから跨線橋を渡って小湊鐵道のプラットホームに行く途中で仕出し弁当を買い、列車のこのアイドリング音を聞くと「小湊鐵道にやってきたなあ!」という気持ちになる。けれどおそらく、幹線と非電化支線の乗換駅ではどこでも見られるような、ありふれた光景だったろう。
■音を聞いているほうが好きな車両
そのせいか小湊鐵道キハ200は走行シーンよりも、停車中にアイドリング音を響かせているところを見るほうが私は好きだ。
土日は天気予報どおりに雨に見舞われて寒かった。枯れた枝しかなくて葉もない上総久保駅でも、列車が来ない上総川間駅でもなぜか真横から狙ってしまったのは、もしかしたら「横から見たキハ」を思い浮かべていたからなのかも。
【撮影データ】Nikon D5300・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II、AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR・WB:蛍光灯4・RAW+JPEG(ボディ内RAW現像後に「ミニチュア効果」を適用)
土日は天気予報どおりに雨に見舞われて寒かった。枯れた枝しかなくて葉もない上総久保駅でも、列車が来ない上総川間駅でもなぜか真横から狙ってしまったのは、もしかしたら「横から見たキハ」を思い浮かべていたからなのかも。
【撮影データ】Nikon D5300・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II、AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR・WB:蛍光灯4・RAW+JPEG(ボディ内RAW現像後に「ミニチュア効果」を適用)