2018年9月26日水曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その4.「『和歌山地区地域統一色』とは」

高田でまたもや117系電車に遭遇

■中条あやみがマジでカワイイ
の夏にJR西日本各線に乗っていると、中条あやみを起用したJR西日本のコマーシャルをたくさん目にした。それをずっと見ていると、うーん、かわいいなあ! などと素直に反応してしまうカメラのおっちゃん。キャンペーンが終わってしまった「~夏列車 いっしょに見る夏 帰る夏~」のアニメがとくによかったなあ。

というわけで、夏が終わったにもかかわらず夏の記事が終わらないこのブログ。「和歌山線105系電車に乗りに行ったのに、運転見合わせだった話」をもう一度続けますよ。

さて、近鉄御所から和歌山線御所への乗換ができず、近鉄南大阪線高田市からJR高田へ歩いた。りっぱなアーケード商店街を通り、たどりついた高田駅には人影がまばらだ。駅前ロータリーではベトナム人研修生とおぼしき青年たちがスマホを片手に途方に暮れていた。話を聞いてみると五条まで行きたいのに列車が動かないとJR駅で言われたと。近鉄の駅に行って聞いてごらんよ、でも私は旅行者だから、ほかのひとにも訊いてみてねと教えた。そのときの私にはわかっていなかったけれど、よく考えたら大和八木や高田市内から五條バスターミナル行きのバスだってあったのかも。

JR改札で桜井線や和歌山線の運転状況についてためしに訊いてみると。なんと、王寺行きはまもなく動くという。そして、時間はわからないけれど、桜井線奈良行き列車もまもなくやってくるとの答え。それならば乗ってみよう、とプラットホームに降りた。空もだんだん晴れてきた。そうしてやって来た奈良行き105系電車に乗り込んだ。桜井線ならば奈良行きの先頭はクモハ105(電動車)だから、モーターの唸りも聞くことができるし。

畝傍の手前だったっけ

クモユニ81003

■和歌山地区統一色は不思議な色み
この日は桜井線内で117系電車になんどか遭遇する日だった。基本的には桜井線内にはふだんは走らないはず。畝傍で交換した列車は団体臨時列車だったようで、長大なプラットホームが残る畝傍によく似合う。真正面から見ると、この青い和歌山地域統一色をまとった117系は「大糸線のクモユニ81003か!」と思わせるけれど、青11号よりもこの色はもう少し緑色っぽいのかなあ。よくわからないけれど、なんとも不思議な色なんだ。

光の当たり方では京浜東北線のような色にも見えるから、車体が103系時代の面影をよく残す105系に電車にはよく似合う。ちょっぴり想像力を働かせると(妄想力かも)常磐線緩行線地上運用に転用されたころの103系1000番台車をも彷彿させるし。

近鉄ってすげええ

近鉄大阪線の電車にガンガン抜かれながら、我らが桜井線の電車はゴトゴトと奈良を目指す。桜井で車内の乗客がほとんど入れ替わった。私はそのまま乗り続けるつもりで、なぜか三輪で降りちゃった。あまり理由はない。降りてみたくなった。

三輪で降りちゃった

なんとなく

立派な家が並んでいる

ここもじっくり歩きたいなあ

そうして考えたのはやはり、桜井線をどうやって撮ればいいのかということ。宅地のあいだを抜けて走る路線なのだし。これはもう、その「地域内輸送」のようすを撮るのがいちばんいいにちがいない、と決意した。自然の中を走るようすはむしろ和歌山線内で撮るほうがいい。

そういうの、このカメラのおっちゃんにできるかなあ。やるしかない、やるんだよ。

【撮影データ】
Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II/LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH. LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S./Adobe Photoshop CC 2018