2019年9月14日土曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 畝傍へ再訪
■二日続けて桜井線に行ってみると
首都圏は台風一過のあとで日ごとに涼しくなっていて、今日は私の住む郊外では夜間は冷房なしでも就寝できるくらいだ。こうして日ごとに秋めいていくところで、夏の盛りのことをなつかしく思い出すなんて、身勝手だと我ながら思う。
さて、7月中旬にJR桜井線(万葉まほろば線)の105系電車を撮りに行った話を続ける。じつは、二日間続けて畝傍まで出かけていた。ほら、言ってるでしょ。「カメラのおっちゃんはひつこい」って。そして、同じ時間の列車を観察して「227系電車は7月中旬の段階では運用が固定されている」ことを確認した。地元のみなさんはご存知だったでしょうけどねえ。
近鉄橿原線八木西口で降りてまず観察してみると、畝傍14時13分着、14分発和歌山行き(桜井線内551T 奈良13:37〜高田14:20→和歌山線内 465T 高田14:28〜和歌山16:34)は227系で、そして畝傍14時28分発の奈良行き(和歌山線内448T 和歌山11:50〜高田14:03→桜井線内554T 高田14:21〜奈良15:07)は105系というパターンが同じ。この日は青空が見えて、しかも105系電車は霜取りパンタグラフのあるSP001編成(クモハ105-518+クハ105-8)! この編成は高田・王寺、和歌山市方のクハも常磐顔だからね。大当たりだ。
■1時間のあいだはスナップ撮影時間
まあほら。でもアレなんですよ。14時台にこうして上下の列車が行ってしまうと、畝傍15時14分発和歌山行き(桜井線内555T 奈良14:37〜高田15:21→和歌山線内469T 高田15:28〜和歌山17:32)まで列車が来ないの。だから、駅舎や駅周辺をあれこれ撮り歩いた。大和八木から「近鉄ワープ」でどこかに行ってしまうのもいいんだけどね。
■やっぱりパターンが同じ
畝傍15時14分発和歌山行き(桜井線内555T)は案の定105系だった(きっと89運用というのでしょうね。前日に撮った電車の運行表窓にも89とある)。ええっと、SW005編成(クモハ105-508+クハ104-508)。これは両端ともパンダ顔で、集中式冷房装置の乗った、どっしりした雰囲気の編成。
いっぽう、畝傍15時37分発の奈良行き(桜井線内558T)は昨日と同じように227系で来たので、隣駅の香久山までありがたく涼む。冷房の効きがいい! すごく! いい!
■香久山から王寺までクモハ105-518に乗る
香久山で降りて数分待つと、14時過ぎに今井町で見かけた大当たり編成が王寺行きとして戻ってくるはず。というわけで、あれこれ写しながら待ち、やってきた557S(奈良15:15〜高田16:03→高田16:04〜王寺16:21)に乗る。もちろん、思っていた通りにSP001編成のおでまし。しかもこの編成は側面の戸袋窓も残されているからね。冬の間に撮りに来られなくてすまん。
来るたびにいつも乗っているのに、畝傍から金橋のアップダウンや、高田前後のカーブを加速していくモーター音に聞き惚れる。ちょっとへんな客だよな。高田で105系同士で交換し、志都美で227系と交換するのも同じ。でも、撮り方もいつも同じすぎるから、和歌山線内でもこんどは撮ってみよう……などと考えているうちに、列車は王寺に着いた。この列車と交換して出発する列車を見てから、今日もまた関西本線(大和路線)の各駅停車である201系電車に乗り換えましたとさ。
【撮影データ】
Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II/LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. /LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S./LUMIX G VARIO 45-150mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S./Adobe Photoshop CC 2019