2014年11月10日月曜日

【秩父鉄道6000系6003編成撮影記事】やっぱり好きだ!…...急行リバイバル6003編成


■秩鉄6003編成の正面窓まわり
いまごろ気づいた。秩父鉄道6000系の前面の黒い塗装の部分は左右非対称なのに、6003編成は左右対称になっているのだ。運転士側のワイパー下が埋められて、他の編成はここは白い塗装になり、ウインクをしているような表情なのが秩父6000系の特徴なのだけど。こういうところも、さすがですなあ。






■側面のある部分が好き
そして、この電車のサイドビューでは、私は側扉付近と連結部分と前頭部分を切り取るのが好きだ。それは西武時代からそう思っていて、うまく説明できない私の好み。上半分の小豆塗装のカーブは、国鉄の塗装のようでもあるし、よく考えられていると思う。

■秩父鉄道のツートンカラーを考案したひとは偉大だ
それにしても、昭和34年の300系電車導入時にこの塗装をデザインしたひとは、日本車輌製造東京支店の社内デザイナーなのだろうか、じつに偉大だ。色あいは東武鉄道の優等列車にも似ている。けれど、秩父鉄道塗装では下半分の塗り分けラインを下げて、野暮ったく見せないようなデザインを考えたのだから。いつも形容に出すけれど、股上の浅いローライズジーンズみたいなもののように思える。もし、この色の濃い部分を多くするように塗り分けラインがもっと上に位置したら、伊豆箱根鉄道の復活赤電のようにいまひとつ重たげであかぬけない電車に見えたことだろう。

ラインカラーよりもツートンカラーのほうが似合うと思う

伊豆箱根の復活赤電もこれはこれで楽しかったですけどね

【撮影データ】
(秩鉄6000系電車)Nikon D7000/Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>, Ai AF Nikkor 35mm f/2D, Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D
(西武新101系および伊豆箱根1100系)Nikon D2X, D7000/Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>
RAW/Nikon Capture NX2