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2023年5月1日月曜日

【デジタル写真のお話】Adobe Lightroom & Camera RawのAI「ノイズ除去」を試してみた

2012年8月 D2X ISO800

■Adobe LightroomとCamera RawのAI新機能「ノイズ除去」とは
今年4月のAdobeの大型アップデートにより、LightroomとPhotoshopのCamera Rawにおいて、いくつかのAIを用いた新機能が追加された。筆者の興味を引き、界隈で話題になっているのは従来よりも強力な「ノイズ除去」機能が搭載されたこと。

これはRAW形式ファイルで撮影されたデジタルカメラの画像に、従来よりも強力にかつ適切にノイズ除去処理を行うもの。RAWデータにのみ使用できる。ねんのために書いておくが、それはつまり、JPEG形式ファイルでは使うことができないという意味だ。JPEG形式ファイルとはRAWからホワイトバランス、露出、ノイズ除去処理をし終わったあとの完成品だから。

Adobe Webサイトに開発の裏話もあるので参照されたい。膨大な実写サンプルをコンピューターに学習させて実現したのだそうだ。

2021年10月9日土曜日

【秩父鉄道2009〜2012】1000系電車1007編成「秩鉄リバイバルカラー」(チョコバナナ)のいたころを思い出しながら、鉄道写真でスナップショットを撮りたいのだと考える夜


■どんな写真を撮りたいのかとずっと考えていた
なかなか撮影に行けないでいる。緊急事態宣言も解除されたし、ワクチンも2回決めてから2ヶ月程度のいまこそ外出のチャンスではあるのだろうけれど。もう少しだけ体調が上向いてくれたらいいのだが。気温が高いとちょっときつい。

そういうわけで、あいかわらず過去に撮りためた写真を見ながらあれこれと、今後撮りたい写真のことを考えている。何度かお目にかけた写真ばかりで恐縮だ。

2021年9月24日金曜日

【秩父鉄道5000系】秩鉄5000系電車のことをあれこれ思い出す日々


■元都営地下鉄6000形である秩鉄5000系電車を思い出した
秋雨が少々落ちつき好天の日が続いている。まだ台風シーズンは終わってはいないだろうから、警戒を緩めてはいけないだろうが。だいぶ日も短くなり、秋の虫の声も聞こえるようになり、秋の訪れをいやおうなしに感じさせる。もう9月も終わりだものね。

2021年4月29日木曜日

【西武10000系電車】レッドアロークラシック10105編成が定期運用より離脱

2012年5月

■初代レッドアロー塗装の「レッドアロークラシック」の定期運用が終了
西武鉄道によると、西武新宿線で運用されていた10000系電車のうち、初代レッドアロー(5000系電車)がまとっていたアイボリーに赤い帯の塗装が施されている10105編成「レッドアロークラシック」(以下、RACと略)が、本日4月29日をもって定期運用から離脱(リンク先はPDFファイル)するという。同ニュースリリースによるとRACが走り始めたのは2011年11月からだから、9年半ほどその姿を目にできたということになる。5月中には臨時列車に用いられる(リンク先はPDFファイル)ともすでに発表されている。

2020年10月29日木曜日

【JR武蔵野線撮影記事】さよなら武蔵野線用205系電車


■JR武蔵野線から205系電車が引退
さきごろ、JR武蔵野線から205系電車がすべて退役したという。私は205系電車は好きな電車であっても、武蔵野線を走る姿を真剣に追いかけたことがほとんどない。それでも『むさしの』号で大宮から乗ることは楽しんでいた。1985年に山手線に先行試作車が登場したときにはわざわざ乗りに出かけている。

あのころの雰囲気はいまでは想像しがたいかもしれない。たとえば、比較的最近の例でいえば、E231系電車がつぎつぎと各路線を走り始めたころのようすに近いかも。あれは規模も大きくて誰の目にもわかるようなはっきりとした世代交代だった。103系電車から205系電車に置き換わったのも同様だ。だから、E217系電車やE231系電車、E233系電車がE235系電車に置き換わるよりもずっとインパクトがあったように同時代の子どもの私には思えた。

2020年5月4日月曜日

【秩父鉄道2013年10月】デキ108が走り回った日


■2013年10月の「さよなら1001編成」の日に
ードディスクのなかを整理していて、2013年10月12日に行われた秩父鉄道1000系電車1001編成「国電リバイバルカラー・スカイブルー」のさよなら列車の日に撮った写真を見つけた。このブログではその1001編成スカイブルーが1010編成秩鉄オリジナルカラーと組み合わされて6両編成で熊谷〜三峰口を往復したようすは記事にしているものの、それ以外の写真からは記事にしていなかった。そのためか撮影した本人がすっかり忘れていたけれど、よくよく思い返すとこの日は秩父鉄道「中のひと」のみなさんによるいわば「大サービス列車」がたくさん走った日だったのだ。そのうち、今回はデキ108号について書く。

2020年5月1日金曜日

【秩父鉄道2013年5月】オレンジバーミリオンIIと三峰口の夜


■あれはたしか2013年5月のこと
5月も終わりごろの曇り空の日のこと。おそらく高崎線沿線に用事があったその帰り道に秩父鉄道に立ち寄った……などと書くと気まぐれに立ち寄ったように見える。その日のことは正直にいうと写真を見るまではあまりよくおぼえていなかった。ハードディスクにあった写真は秩父鉄道の北武区間の交換駅から始まる。時刻は17時半頃だ。日が長い季節でまだ明るい。

2020年3月12日木曜日

【西武池袋線撮影記事】西武4000系電車の池袋発着終了の日を迎えて

最終日の下り2本め。1本めはレッドアローに被られた

■ダイヤ改正前の土日で池袋発着秩鉄直通列車が終わった
西武鉄道の3月14日のダイヤ改正の内容がさきごろ報じられたさいに、「むかしからの西武鉄道車両ヲタ」がおそらくもっとも注目したのは、池袋線のNRA(ニューレッドアロー)10000系電車が置き換えられるということと、土休日に設けられていた秩父鉄道発着列車が改正後に飯能発着に変更になるという項目だったのではないか。

2020年2月20日木曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sについてあれこれ思うこと(プロローグ)


■AI Nikkor 85mm F1.4Sとは
回のエントリーで書いたAI Nikkor 85mm F1.4Sというレンズがある。登場時はAi Nikkor 85mm F1.4Sという表記をした。F3が登場してAI-Sレンズシリーズが展開し始めた1981年に発売された。ニッコールレンズのAI-Sシリーズ望遠レンズではもっとも開放F値が明るいレンズだった。別名「ポートレートレンズ」とよばれたとニコンイメージングWebサイトにある。レンズ構成は5群7枚。近距離補正方式を採用し近接撮影時にも画質低下を抑えているという。

『ニッコール千夜一夜物語』には2024年3月に更新された第89夜にこのレンズの話がある。佐藤治夫さんによれば、ゾナータイプとガウスタイプを組み合わせた変形ガウスタイプなのだそうだ。フィルター径⌀72mmと堂々とした大柄のレンズだ。2020年のいまとなっては、⌀77mmや⌀82mmのレンズもめずらしくはないものの、当時は大口径レンズであったためにAF化の際に困難があったようだ。

レンズ内モーター駆動ではなくボディ内モーター駆動を選びマウントを変更しないですんだ当時のニコンの一眼レフでは大口径中望遠レンズのAF化がむずかしかったようで、レンズの大きな前玉を動かさず、絞り付近の中間、もしくはより後ろの口径の小さなレンズを駆動させる光学系をうまく見つけ出してIF(インターナルフォーカス)が実用化されるようになり、AFレンズの85mmは1988年にAI AF Nikkor 85mm F1.8Sが発売されたものの開放F値がf1.4のレンズはAI AF Nikkor 85mm F1.4D (IF)(1995年)まで登場しなかった。なお、上の写真ではレンズフードを外しているが、付属するフードは金属製のねじ込み式HN-20だ。

2017年8月13日日曜日

【秩父鉄道2013年8月】秩鉄1010編成オリジナルカラー、夏の夜の影森にて


■お盆休みはいかがお過ごし
みなさんはお盆休みだろうか。私はお盆に関係なく、先日からずっと缶詰仕事を続けていて、なにかやむを得ない要件があるとき以外はまったく外出しないでいる。などと書いているものの、けっしてみなさんに同情してもらいたいわけではない。こればかりは仕事をためた自分のせいだから。

2016年9月24日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】影森駅のこと


秩父鉄道には昔ながらのたたずまいを残した駅が多い。影森もそのひとつで、私が子どもだった1980年代(昭和50年代)からその雰囲気は大きくは変わらなかった。以前は貨物輸送華やかりし頃の雰囲気を残す大きな駅舎があった。改札口がホーム中央に移動したのちも、乗務員の宿泊などに用いられていたようだ。

2016年5月10日火曜日

【チラシの裏】Instagramふう写真


ここ数日、天候がいまひとつでもあり、また積み上がった原稿もあり、さらには体調もあまりよろしくないこともあって、自宅で作業のあいまを見ては過去の写真フォルダをあさっている。今後撮るべき写真のヒントを探す作業でもある。そうしていてふと思いついたのが、Instagramだった。

2016年2月12日金曜日

【JR両毛線撮影記事】115系1000番台を撮る


■両毛線の115系電車を撮ったのだ
三が日に上毛電鉄デハ101号車を撮りに出かけた帰りに、JR両毛線を撮りに出かけたことはすでに記事にした。先頭のパンタグラフを上げて走る211系3000番台車がカッコいいなあと思っていたけれど、ここにご覧になる方のうち鉄のお仲間のみなさんであれば「おまえが両毛線に行くのはそれだけではないだろ!」と思われたはずだ。ええ、そりゃあもちろん。両毛線には高崎運転センターの貴重な湘南色の115系1000番台も走るからこそ、出かけたわけです。いやあ、撮ったことを忘れかけていた。

2015年10月28日水曜日

【東武越生線PETIT撮影記事】『オゴセ戦記』


■人間は弱い
「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」とは、むかしの人はうまいことを言ったものだ。すっかり日没が早くなり、もう10月も終わりの秋の本番になりつつあると日々思う。終わらない原稿を目の前に焦るわけですよ。アップしかけでブログをまる一日、いや二日だったか放置するほど。なんだこのフェリーニの『8 1/2』みたいな、メタ的な前書きは。

問題は、その原稿の山はこのブログのための創造物でもなんでもなく、ほんとうに実在するということ。影との戦いに負けているよ、私。ここでいう影とは、人間の弱さのことですね。私が弱いだけだ。

2015年10月24日土曜日

【チラシの裏】バスユーザーに俺はなる!

高崎行き、どうせなかなか来ないし

■毛呂山はモロ山かよ
今日も毛呂山に行った。距離が遠くないのに接続が悪い。関東平野西端で山が近く、「モロ山じゃん!」と思わせる風景に、家から遠い気がしていた。でも、公共交通でのアクセスしづらさは、やはり遠い感じを与える。

たまたま、高麗川着が昨日と同じ時間になった。高崎方面に行くディーゼルカーが出るまでに30分近く待つのは楽しくないので、今日はきちんと調べた。その結果、国際興業バスに乗ればいいことがわかった。バスユーザーに俺はなる! といったところ。

2015年10月22日木曜日

【JR八高線PETIT撮影記事】午後5時、高麗川にて


■高麗川駅で手持ちぶさた
午後5時、JR八高線高麗川駅。高崎行き列車との接続時間が長くて退屈していた。西武池袋線からのアプローチの悪さに、いささかうんざりする。

2015年7月2日木曜日

【チラシの裏】京王「帝都」電鉄に乗りたい

懐かしきかな京王競馬場線6000系リバイバルカラー(2010年8月)

■少年老い易く学成り難し
今年ももう7月を迎えた。ああ、時の流れの速さにじつに、じつに驚くばかりだ。

少年易老學難成
一寸光陰不可輕

という詩の作者はじつはよくわかっておらず、いろいろな意味があるらしいという説もあるとはいえ、従来の定説とされてきた解釈にここであえて従えば、もう少年どころかおじさんになってひさしい筆者はいっこうにお利口にもならず、満足のいく学も身につかないまま。仕事の成果もアレなまま、どんどんと時が流れて行く。これでは『永遠のゼロ』ではなく『永遠にゼロ』じゃないか、私じしんが。

2015年5月16日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】少し前のことを、いささか感傷的に


■わくわく鉄道フェスタには行かなかったけど
2016年5月16日(土曜日)に秩父鉄道広瀬川原車両基地(熊谷工場)では、「わくわく鉄道フェスタ」(車両基地公開イベント)が行われた。雨がときどき混じるような天気は、このイベントではいささか珍しい。私は今回は自宅で仕事をしていたので欠席してしまった。いや、それは語弊があるな。仕事をしようと自宅にいながら、ずいぶんとのんびりしてしまったというべきか。

自宅でパソコンに向かいつつ、身が入らない仕事をしながらハードディスク内の写真を閲覧していてふと思いついてモノクロでRAW現像をしてみると、なんだかその作業がおもしろくなってしまった。

2015年3月20日金曜日

【お仕事ついで鉄活動記事】EF641032に遭遇す


■高崎といえば
先日の前橋方面出張で期待していたのは、湘南色115系電車1000番台車との出会いであったことは前述のとおり。そして、もう一方で楽しみだったのは、かつての高崎第二機関区(現在のJR貨物の高崎機関区)、あるいはJR東日本高崎車両センター高崎支区(旧高崎第一機関区)にいる電気機関車を走行中の列車から見ることだった。それはまあ、おおむね果たして高崎で乗り換えのために下車し、湘南色の115系1000番台にわくわくしていたら、あれれ。汽笛が聞こえたぞ。

EF64形1032が単機でやってきた。おお! 国鉄色じゃないですか。

2015年3月19日木曜日

【お仕事ついで鉄活動記事】115系1000番台湘南色ばんざい!


■高崎名物はだるま弁当ではなくて115系電車だ
さて、先日の前橋方面での出張でうれしかったことは、湘南色の115系電車1000番台車をほんの少しだけ写して、さらに乗ることができたこと。115系はご存知のとおり、直流電化区間の近郊型電車の傑作として長らく首都圏をはじめ、各地方都市の通勤通学輸送を担ってきた電車だが、さすがに置き換えが進み、つい先日は中央東線から撤退してしまった。また、新潟の上越地区でも北陸新幹線開業による平行在来線の第三セクター化により、運用を減らしたことは、ここにお越しになるみなさんのうち、鉄道好きの方々にはご存知のとおり。しなの鉄道に行けば現役で活躍しているとはいえ。

とはいえ、それを逐一追うほどの余裕が私にはなかったので、こうして何かのついでに高崎まで出かけて、その活躍を目にできたことはとてもうれしい。