2019年8月18日日曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】木津川駅にて 南海汐見橋線撮影記 その2
■暑さは写真には写らない
暑さは写真にはなかなかうまく写らない。1930年代のソ連映画産業創世記のころに映画監督になったミハイル・ロンムがかつて、暑さとのどの渇きを役者が自然に表現できるように、たいへんな苦労を重ねて砂漠でロケ撮影をしたのに、ラッシュ(未編集の現像済みフィルム)を見てみると、「スクリーンの上ではむしろすべてが涼しげに見えるのにはほんとうに驚いた」とインタビューで答えていた*1。真夏の蒸し暑い時期に写真を撮るたびに私はいつもこのエピソードを思い出す。ドキュメンタリー、あるいは文学的な自然主義やリアリズムをめざしていない私としては、蒸し暑さなんて写真に写らなくていいけどさ……。
2019年8月17日土曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】こちらももと「角ズーム」2連! 南海汐見橋線撮影記 その1
筆者はかの北欧系家具販売大型店が好きで、しばしば出かける。固有名詞をいま出さないようにあえて書いてみた。10年ほど前にテレビコマーシャルで「♪せいゆうにとりあえずーいけあー」とも歌われた……って固有名詞を出してるな……ええ、まあそのIKEAのことだ。
2019年8月16日金曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】もと「角ズーム」2連が走る。南海高師浜線PETIT撮影記
■もと「角ズーム」2200系電車がトコトコと走る
2両編成の電車ラブ! とは常日頃、筆者は口を酸っぱくしてこの草の根ブログにて主張していることのひとつだ。「口を酸っぱくして」しているくせに「草の根」というところが、じつに皮肉なとりあわせでいいでしょ。単行運転(1両編成)もいいのだけど、少々さみしすぎる。2両編成くらいの都市郊外ぐらいのところが好きだから、というじつに説明しづらいことが理由なのだけど。いいのっ。「好きなことは説明できない(たで食う虫も好き好き)」(There is no accounting for tastes. )と、おおむかしのひとも言っているでしょ。
前回は2両編成で走る近鉄南大阪線・吉野線の「吉野くん」、ではなくて16000系電車16007編成(Y07)を取り上げた。今回の南海高師浜線の2200系電車はいわば、2両編成つながりというわけ。「編成」と「つながり」もちょっとくどい感じがするね。
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