■八高線を走るキハ110系列気動車
JR八高線のうち、非電化区間である高麗川〜高崎を走るのはご存知のとおり、キハ100系気動車のうちキハ110系列と区分される気動車だ。キハ100系気動車はJR東日本の非電化区間各線で見られる。JR東日本の非電化路線での標準形式といってもいいだろう。
このうち、八高線を走るのはキハ110、111、112形の200番代と呼ばれる車両だ。1993(平成5)年に投入が開始され、1996(平成8)年からはこのキハ110系列に統一された。それ以来たいして大きな変化は見られないように感じていた。少なくとも、キハ100系列のディテールに興味を払うことができない私には。2014(平成26)年からは、キハ111-204・キハ112-204がかつて走っていたキハ38の登場時の塗装をまとっているくらいかなあ、などと。