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2021年5月7日金曜日

【川越線撮影記事】川越線入間川橋梁にてたそがれ


■今度は下流方向へサイクリング
八高線入間川橋梁へ自転車で向かった翌日も風のそう強くない日だった。そこでやはり午後遅くに自宅を出て入間川に出て、こんどは下流方向を目指した。

やっているのはサイクリングなのに、どういうわけか宇多田ヒカルの『traveling』、それも椎名林檎がライブでカバーしているバージョン(リンク先はYouTube)を思い出して脳内ヘビーローテーションをしながら自転車を進めた。音楽ナタリーの記事によれば2014年に行われたライブで歌ったらしい

いま思えば20世紀末から21世紀になるころにヒットした宇多田ヒカルも椎名林檎のどちらも、私は歌詞の中身にではなく、声とメロディにひたすら魅了されていたのだろうと思う。どちらにもはかなさと扇情的な感じがあるでしょう。

2020年4月1日水曜日

【ニコンカメラの操作の話】「Fnボタンでファインダー内に水準器表示する」設定の話



■ニコンユーザーのみなさん、使っていますか。ボディ前面の「Fnボタン」を
コンのデジタル一眼レフのうち、7000代以上のカメラ(D7000、D7100、D7200、D7500、D500、D750、D780、D800、D810、D850、D4シリーズ、そしてDf)のボディ前面左側には2つのボタンがある。それ以前の機種は検証していない。そして、D5には3つもあるね。2つボタンがある機種については上下にわかれていて、上は初期設定ではプレビューボタンだ(D7500ではFn1ボタンという名前のボタンであり、残念ながら光学ファインダーでのプレビュー機能が存在しない*)。これはほとんどのひとがプレビューボタンとして使っていると思う。

プレビューボタンについてもねんのために説明しておくと、設定した絞り値に絞った絵柄を撮影前に光学的に表示するボタンね。被写界深度(ピントの合う範囲)を確認するために使う。

では、もうひとつの下にあるFnボタン(ファンクションボタン。D7500ではFn2ボタン、D850ではFn1ボタン)をみなさんはどう使っているだろう。

Zシリーズカメラでは上はFn1ボタン、下はFn2ボタンという名前で、初期設定では上のFn1ボタンは「ホワイトバランス」、下のFn2ボタンは「フォーカスモード/AFエリアモード」だ。

D7000代以上の一眼レフのDシリーズもミラーレスのZシリーズも、この2つのボタンの機能を初期設定から変更できるという話を今日はしたい。

※残念ながらD5600とD3400、D3500ではこの水準器表示設定はできない。両機種ともボディ正面右側のFnボタンがあるが、ファインダー内水準器表示機能は用意されていないからだ。D5600はこのボタンを活用してファインダーに格子線表示をさせることは可能だ。なお、D3400はこれも設定できない。D3500にはボディ右側のこのボタンがない。

2020年2月25日火曜日

【ニコンカメラの操作の話】「OKボタン」ひと押しだけで「選択しているフォーカスエリアを拡大表示させる」設定の話

赤い丸がD7500の「OKボタン」
(動画撮影モードになっているのはご愛嬌。すみません)

赤い丸がD850の「マルチセレクター中央ボタン」

■「OKボタン(中央ボタン)」を使っていますか
コンのほとんどの現行デジタル一眼レフカメラとZシリーズミラーレスカメラの背面「マルチセレクター」の中央にある「OKボタン」(D850では「マルチセレクター中央ボタン」。以下は「中央ボタン」と記す。背面モニター左側に別途「OKボタン」が存在するので)。

この「OKボタン」は「拡大画面との切り換え」に割り当てできるという話をしたい。こう設定することによって、ボタンひと押しで拡大表示ができるようになって便利だから。


つまり「拡大ボタン」ではなく「OKボタン」を押すだけで、選択しているフォーカスエリアの部分を拡大表示することができるようになる。撮像面のピントの状態を「OKボタン」を押すだけで拡大表示と全体表示の切り換えが可能といいかえることもできる。マクロ撮影や絞りを開いて撮影する場合、マニュアルフォーカスで撮影する場合に、ピント合わせがしやすくなるのではないか。

2017年8月30日水曜日

【ぼろフォト解決シリーズ】『Nikon D7500 脱・初心者マニュアル』を発売しました



【お仕事のご報告と告知です】

このところ、たまたまずっと作業していた本の告知が続いて、みなさんにお騒がせしています。齋藤千歳さんと私が中心となって手がけているKindle電子書籍のカメラ本『ぼろフォト解決シリーズ 脱・初心者マニュアル』最新刊として『Nikon D7500 脱・初心者マニュアル』の発売を開始しました。

『ぼろフォト解決シリーズ109  絞り優先に挑戦し本格的な撮影をはじめる! Nikon D7500 脱・初心者マニュアル』
■著:秋山薫・小山壯二・楠田佳子・齋藤千歳/編:秋山薫・齋藤千歳
■価格:880円

AI AF Nikkor 300mm F4 ED

2017年8月2日水曜日

【中央東線PETIT撮影記事】211系0番台セミクロスシート車に乗る


梅雨明けしてからのほうが梅雨らしい日々が首都圏では続く。学生さんの夏休みが始まり、週末をおもに首都圏各地で花火大会が行われるようになっても、東京近郊ではしとしと雨ばかりだ。雨煙のなかでも打ち上げ花火は美しく見えるけれど、大きな花火大会にあるような有料桟敷席からでもない限り、打ち上げ前から陣取ってひたすら濡れ続けるのは楽しくはないもんなあ。

筆者は花火がとくに好きだというわけではないけれど、いま手元にあるカメラで比較明合成の作例を撮る必要に迫られ、週末から東京近郊の花火大会で撮影しようとして困っていた。立川の昭和記念公園の花火大会も、現地に行ったけれどいろいろな理由で撮影を断念した。レンズが濡れるとちょっと撮りづらいのだ。けれど締め切りは迫る。はて、どうしたものか。

2017年7月4日火曜日

【東武越生線撮影記事】オゴセ戦記2017梅雨(と、デジタルカメラの絵作りについてごにょごにょと)


■思い出しては東武越生線に
6月下旬のとある曇り空が広がる日曜日のこと。自宅を遅くに出て行ける場所を考えていて、東武越生線の高麗川橋梁のことを思い出した。八高線の入間川橋梁はしばしば行くから、たまにはちがう場所に行きたい。とはいえ、越生線「リバーサイド駅」だって似たような距離感だ。

2017年7月3日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ「あたり」の日


■秩鉄デキ運用が「大あたり」の日だった
ひさしぶりに秩父に行った。6月にも撮影に秩父に出かけていたものの、ここに記事にしていなかった。SLパレオエクスプレスの運行30周年記念のデフレクターの鳳凰の装飾も撮ったのだけど……。それでも、秩父鉄道は楽しいなあと思わされたのは、おそらく鉱石貨物列車を牽引するデキが、自分にとって、そしておそらく、大多数の鉄のお仲間のみなさんにも「あたり」だったから。最近は「どこどこ鉄道のなになに線のなんとか形」であるかどうかがわからない写真をおもに撮っているとはいえ、できれば好きな車両が来るほうが自分には気分が高揚する。そこんところはやっぱり鉄だからな。

日曜日もまず、SLパレオエクスプレス5001列車を待ち構えていると、対向でやってきたのはチョコバナナデキことデキ502。昨年以来、じつは目撃回数も少なく、撮影できていないのだ。まあその、今回もこれしか撮影できていないけど。