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2024年7月31日水曜日

【AI Nikkor 85mm F1.4S】川越百万灯夏まつりのころの川越一番街


■薄暮の街を撮るために
先週末(7月27日土曜日〜28日日曜日)は川越百万灯夏まつりだった。蔵造りの川越一番街を中心に、出店や出し物があり、盛況だったようだ。その前日までの2週間ほどの期間の日没のころに、私は街を歩いていた。提灯が飾られているようすを撮るためだ。

2024年6月13日木曜日

【ニッコールレンズとレンズフードの話】『閃光のAI Nikkor 50mm F1.8S』第2章……AI Nikkor 50mm F1.8SにはHS-14が使えるのではないかと試してみた話

AI Nikkor 50mm F1.8S(国内版)
この個体は非AI露出計連動爪つき絞り環に交換されたもの
 

■AI Nikkor 50mm F1.8Sのレンズフードについてしつこく考えた

同時にいつも思う。おまいら、AI Nikkor 50mm F1.8Sが好きだな……と(失礼)。最短撮影距離0.45mの国内版の販売時期はそう長くはなかったものの、生産数は少なくはないのか、そう珍しいレンズではないのだが。でもまあ、少なくとも1990年代から「わかっているひとは好んで使うレンズ」ではあったように思う。AI Nikkor 50mm f/1.4Sのほうがユーザー数がずっと多そうだが。

2024年3月27日水曜日

【Nikon1シリーズ】なつかしいNikon 1シリーズのこと(V1ボディ外観と操作系編)

Nikon 1 V1+1 NIKKOR 10mm f/2.8

■V1ボディのこと
先日Nikon 1シリーズについて記事を書いていて、いまとなっては覚えていないことがたくさんあった。いま覚えていないことは今後も必要のないことかもしれない。それでも、自分への備忘録として一時期よく使っていたNikon 1 V1のことを書いておこうと思った。

そう思って改めてバッテリーをボディに入れて通電し、外観写真も撮り下ろした。先日の記事には外観写真がなくて作例ばかりなのは、まともな外観写真が手元にはなく、撮り下ろすのが少々おっくうだったから。しかし、手を抜くのはよくないなとも思ったしだいだ。

2023年9月6日水曜日

【ニッコールレンズとコンタックスメタルフードの話】いろいろなニッコールレンズにコンタックスメタルフードを装着して悦に入る俺は「フード病」をこじらせたに決まってる 後日編 シーズン3 「コンタックスゼラチンフィルターホルダー」という病

Nikkor-S Auto 55mm F1.2にも
コンタックスゼラチンフィルターホルダーを装着した。
メタルフード4も似合う気がする

【サマリー】
「コンタックスメタルフード」とは、かつてのヤシカ/京セラが2005年までコンタックス(「CONTAX」とすべて大文字で記す)ブランドで販売していた高級フィルムカメラの交換レンズ用ねじこみ式金属製レンズフードのこと。そのうちでも、とくにRTSシリーズ35mm一眼レフ用に用意されていたメタルフードをおもに指す。質感に優れていて、各種リングと組み合わせて使うシステムフードだった。このシステムにはゼラチンフィルターホルダーもあった。これを各種Fマウントニッコールレンズに転用して筆者は楽しんでいた。SタイプAIニッコールレンズやDタイプAFニッコールレンズといった80年代から90年代のデザインならば似合うかと思ったからだ。そんなある日、1960年代のNikkor-S Auto 55mm F1.2に装着してみたら……南無三、セリヌンティウス。私を殴れ。

2023年8月18日金曜日

【撮影術】三脚使用時に確実にぶらさない工夫の話 その2実践編

【はじめに】
三脚を使っているのにぶれる、そんな状況におさらばするための対策について今回は書く。あらかじめ注意喚起しておくが、今回もまた長いよ。Chu! 話長くてごめん。

真冬の秩父鉄道親鼻橋梁で終電の時刻を気にしながら星の軌跡と列車を撮った。
連続撮影したものをAdobe Photoshopで比較明合成(コンポジット)している。
こういう撮影では寸分たりともぶれてほしくない

■安定した場所に三脚を設置して各部のゆるみを締めること

ぶれをなくす基本中の基本は、三脚の設置場所に気をつけて三脚自体のゆるみをなくすこと。


設置場所はできれば舗装されているような、乾いていて固い場所にしたい。


そう書くとあたりまえのように思われそうだが、ずぶずぶと沈む濡れた土のような場所に仕方なく三脚を設置することや、浅い川の砂利のなかに置くこともあるかもしれない。それでも、できるだけ固い場所に設置しよう。


そして、あわててセッティングすると意外とどこかのネジを締め忘れることはありえる。これにも注意したい。時間の余裕を持って撮影できるように準備をしておくことも、ぶれ対策に役立つ。


石突が交換できるモデルなどはこの部分のゆるみにも要注意


石突(いしづき)を交換できる三脚もある。湿った土などに設置するならば交換用のスパイクを使うのもいいだろう。ただし、このスパイクは移動中は外しておこう。交換式ではなくスパイク収納式の場合は収納しよう。他人にぶつけるとあぶないから。


そして、石突部分のねじをしっかり締めること。意外とこれは盲点だから気をつけたい。

2023年5月21日日曜日

【JR川越線撮影記事】逆光なんて怖くない! カメラのアングルとポジションを工夫する話

Nikkor-S Auto 55mm F1.2で完全逆光だとフレアとゴーストは出る。
背景も整理しきれずにいろいろとよろしくない

■ひさしぶりに川越線の入間川橋梁にも
よく晴れた日の午後遅くに、入間川沿いのサイクリングロードを自転車で走った。こんどは先日のエントリーで記した八高線入間川橋梁よりも下流にある、川越線入間川橋梁をめざした。直通運転を行っているから、走っている車両はどちらも同じなのだが。

2023年5月8日月曜日

【JR八高線撮影記事】太陽と月の位置予測アプリ「サン・サーベイヤー」を使い列車でハレ切りをしながらシルエットを撮る話

河原は水遊びとバーベキュー客でいっぱい

■入間川橋梁の日没方向と時間のことを思い出した
連休期間中にはあいかわらずのように自宅周辺でのんびりしていた。そんな天気のよかった連休前半のある日に、八高線入間川橋梁のことを思い出した。正確にいうと、この時期の日没方向と列車の通過時間のことを思い出したのだ。2年前にも記事にしている。

2023年4月25日火曜日

【ニッコールレンズとNikon Dfの話】非AIレンズをより快適に使うために「カスタムメニュー:f7」の「コマンドダイヤルの設定」で「絞り値の操作は背面メインコマンドダイヤル」「絞り環とダイヤルの回転方向を揃える」設定をした話


■絞り環の操作をどうするか
Nikon Dfはみなさんご存知のように、いろいろなレンズを装着できるカメラだ。Nikon F登場時の非AI方式のレンズから、CPU接点による絞り値の連動を行うGタイプAF-Sニッコールレンズ、電磁絞り方式になったAF-Sの最新のEタイプニッコールレンズにいたるまでの数多くのFマウントレンズを使用できる。

装着不能なのは、ミラーアップが必要なものやフォーカシングユニットAU-1が必要な超望遠レンズ、F3AF用のAFニッコールレンズ、IXニッコールレンズくらいだろうか。Fマウントではない、かつての距離計連動式カメラのSマウント、ライカスクリューマウントのLマウント、フランジバックの短いZマウントや1ニッコールレンズはなんらかのかたちで無理やり装着しても無限遠が出ないことは、いうまでもないだろうが書き加えておくね。基本的には、ほとんどのFマウントレンズを装着して使用することができるといっていい。

これらの使用可能なFマウントレンズをDfで使うさいに、絞りの操作をどう行うか、設定をどうするかという話を今日はしたい。令和5年にいまさらという気持ちもあるけれど。操作方法を忘れたときの自分への備忘録でもある。

いままで私は回転方向やダイヤルの設定をそう大きくは変えていなかった。だが、非AI方式レンズをしばらく連用してみて、気が変わったのだ。今回は「カスタムメニュー:f7」の「コマンドダイヤルの設定」に関する話を以下でしていこう。

2023年4月20日木曜日

【ニッコールレンズのお話】Nikkor-S Auto 55mm F1.2のこと


■最近のVoigtländer SLRシリーズレンズが魅力的に見える
コシナのVoigtländerシリーズレンズには魅力的なレンズが多い。2023年のいまとなっては、金属外装のマニュアルフォーカスレンズを国内で製造できる、もはや唯一の会社なのではないか。木下光学研究所もあるか……興和オプトロニクスnittoh(旧日東光学)もそうかも。栃木ニコンシグマキヤノン宇都宮工場パナソニック天童拠点(山形工場)富士フイルムオプティックスは「金属外装のマニュアルフォーカスレンズ」を作ることはできるのかな。

2022年11月29日火曜日

【秩父鉄道SLパレオエクスプレス撮影記事】C58363が9年ぶりに後藤工場式除煙板を装着して走る

秩父の紅葉は終わりの時期だった

■C58363が9年ぶりに後藤工式デフを装着
さる11月25日(金)から27日(日)にかけて、秩父鉄道C58363号機に後藤工場式除煙板(後藤工場式デフレクターとも。以下、後藤工式デフと略)が装着され、ランボードに白線を入れられた姿で営業運転が行われた。ナンバープレートも形式なしのものに交換されて、前部にいつもとはことなるコの字型の手すりも設けられていた……ということに気づいたのはこのエントリーを書いた翌日以降なのだが。見えていないなあ、筆者!

後藤工式デフとは、米子市にあった国鉄後藤工場(現在はJR西日本後藤総合車両所)で改造された変形除煙板(デフレクター)のひとつで、通常の除煙板とことなり下部に切り欠きがある。あまり除煙効果がなさそうな下部を切り欠くことで、この部分の整備点検をしやすくすること、運転室からの正面下方の視界の確保に(多少は)効果があるのだろう。私は蒸気機関車のことは知識がなさすぎるので、調べながら書いているが自信がない。事実誤認があったらもうしわけないとあらかじめ書いておく。「国鉄後藤工場」「境線後藤駅」の「後藤」がもとからあった地名ではなく、鉄道誘致に貢献した後藤快五郎氏の姓から名づけられたなどということも、はじめて知った。

2022年9月9日金曜日

【路線バス】西武バス「西武フラワーヒル」停留所の転回場


■夜のバス転回場めぐりを始めた
この夏は暑さにやられて調子をややくずしてしまった。あれもまたああだし……というわけで用事のあるほかは遠出をしなかった。涼しい時間に近隣をうろついていただけだ。ここ数年そうだけれど。

それでも、ちょっとだけ続けている撮影がある。列車ではない。川越の帰りに西武バス「今福中台」停留所にある転回場を日没後に見て「フォトジェニックだ」と思って以来、夜のバス転回場を撮ることを始めた。まずは近隣にある転回場をさがしてめぐっている。

2022年8月18日木曜日

【ニッコールレンズとコンタックスメタルフードの話】いろいろなニッコールレンズにコンタックスメタルフードを装着して悦に入る俺は「フード病」をこじらせたに決まってる 後日編 シーズン2 「コンタックスゼラチンフィルターホルダー」を増やして草

コンタックスゼラチンフィルターホルダーセット。
RTSシリーズレンズユーザーではないので
元箱と説明書をはじめて目にした

■どこかで聞いたことのある台詞を考えついた
母さん、僕のあのゼラチンフィルターホルダー、どうしたんでせうね。ええ、秋、早稲田から東京女子医大方面へゆくみちで。コンタックスの聖地で買ったあのゼラチンフィルターホルダーですよ。

2022年8月12日金曜日

【レンズフードの話】第七次レンズフード戦争継続中 マイクロフォーサーズのLUMIX Gシリーズでもレンズフードをあれこれしたい

キヤノンゼラチンフィルターホルダーは
LUMIX Gレンズにも似合うじゃんか

■マイクロフォーサーズに使うのをどういうわけか忘れていた
昨年の春から夏にかけてからか……F2時代のニコンゼラチンフィルターホルダーAF-1AF-2、そしてFDレンズ時代のキヤノンゼラチンフィルターホルダーを安価に入手しておもしろがっていた。いずれも旧製品をジャンクコーナーなどで入手したものだが、新品として販売されていた当時には数千円以上したものだ。それが、それぞれワンコイン程度の値札がつけられていた。

2021年12月8日水曜日

【ニッコールレンズの話】AI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-EDとAI Nikkor ED 180mm F2.8Sは同じ焦点距離と開放F値を冠していても、描写が意外と大きくことなるのではないかと2021年12月になって気づいたという話


■師走になってしまいましたね
気がついたら、いや、もちろんとっくに気づいてはいたけれど、2021年の年末になっていた。まったくもう、びっくりしちゃうね。そんな時候のあいさつはともかくとして、このところ私は自宅周辺で紅葉の風景を撮っていた。「こうよう、葉っぱがよう、赤や黄色に輝いているのがよう、すげえいいんだぜ」などとダジャレを考えながら

2021年11月24日水曜日

【ニッコールレンズとコンタックスメタルフードの話】いろいろなニッコールレンズにコンタックスメタルフードを装着して悦に入る俺は「フード病」をこじらせたに決まってる 後日編 「コンタックスゼラチンフィルターホルダー」をキミは知っているか

AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dに装着した
コンタックスメタルフード4+コンタックスゼラチンフィルターホルダー。
サードパーティ製62mm-67mmステップアップリングと62mmフィルター枠も併用

■コンタックスメタルフードは永遠に不滅です
昨年、あるいは今年このブログに書いたコンタックスメタルフード(ヤシカおよび京セラ時代のRTSシリーズカメラ用金属製システムレンズフード)関連のエントリーを、どうやら予想以上の多くの方に読んでいただいているようで、筆者はありがたく思いうれしさも感じつつ、おどろき困惑している。

いまとなってはそう注目されていない安価なコンタックスメタルフードを、ここぞとばかりに、諸君らにその存在やよさがバレていないうちに、ごっそりちょうだいしようという筆者の腹黒いたくらみが……価格が高騰してしまうと、調達しづらくなるではないか。みんな、見んな!

2021年11月16日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】よもや、よもやだ! まさかのデキ103号登場! そして完全逆光を雨傘で乗り切ったという話


■体が冷えたので麓の駅に戻ってみると
朝から三輪鉱山の構外側線にはりついていた日の話の続きだ。朝の8時半から12時半過ぎまで日陰に立ち続けるのはさすがに飽きた。太陽が動いて日向が増え、三峰口へ向かう本線をまたぐ跨線橋が日向になると、そこでストレッチをして過ごしていたものの、寒い。

だから12時40分すぎにデキ505号が三輪鉱山からの第四便を牽引して、7404列車の先頭に立って降りてきたのを写したら、すぐに荷物をまとめて武甲山の麓の駅へ向かった。あいまに、日向ぼっこをするねこを写して嫌な顔をされたりしながら。

2021年11月11日木曜日

【秩父鉄道撮影記事】「根岸から来たタレ目のおじさん」こと三輪鉱山のD502号を眺める


■三輪鉱山の主(あるじ)のような存在
武甲山にある秩父太平洋セメント三輪(みのわ)鉱山には「主(あるじ)」がいる。「ぬし」と呼んでもいい。秩父鉄道が好きでくわしい方だと、「三輪鉱山の主(あるじ、またはぬし)」というと、とある具体的な人物を思い出す方も多いだろうが、私がしようとしているのはその方の話ではない。三輪鉱山にいる入れ替え用機関車(スイッチャー)D502号のことだ。

2021年11月4日木曜日

【レンズフード関連記事】3インチ角シートフィルターサイズで斜光線対策に「ゼラチンフィルターホルダー用フレアカットマスク」を作った話


■秋も深まり「シャコウ」の季節がやってきた
朝晩の冷え込みがはっきりと強まり、木々も色づき始めた。もうすっかり秋本番のようだ。11月だからね。そして秋といえば「シャコウ」の季節だ。いいよね、シャコウは。

2021年10月20日水曜日

【レンズフードの話】ニコンゼラチンフィルターホルダーAF-1はいつ発売されたのか

1977年ごろのニコンゼラチンフィルターホルダーAF-1
元箱が銀色だった。のちの製品では金色の箱になっている

■いったいいつ発売されたのかと考えていたら
カメラボディやレンズの発売年月日や発売当時の価格などを調べることは、零細メーカー製品でなければそう難しいことではない。ところが、メジャーメーカー製品でもアクセサリー類について、それもコンシューマー向けではなくどちらかというとニッチな業務用途向け製品の発売年月日を調べるのは、意外とむずかしい。

2021年7月29日木曜日

【レンズフードの話】第七次レンズフード戦争 キヤノンゼラチンフィルターホルダーを予期せず入手し新展開か

F-1やFDレンズ時代の
キヤノンゼラチンフィルターホルダーと
専用レンズフード

■キヤノラーに俺はなる!
以前からレンズフード関連記事のなかで私は「有名なキヤノンゼラチンフィルターホルダーを使ってみたい」と何度も書いていた。ところがそれを書いていたころには、手ごろな価格のものどころか、手ごろではない価格のものさえも見つけることができなかった。インターネットオークションや某有名フリマアプリを使えば見つけることはでるが、じっさいに手にとって見ることができないので好きではなく、もうずいぶん利用していない。

だから、評判の高さは知っていても自分の手で触れたことさえなかった。

EOS用の3インチ角シートフィルター用のIII型(GFH3)および4インチ角シートフィルター用のIV型(GFH4)ならば、製造終了しメーカー在庫が払底していても、もしかしたらまだ入手はしやすいかもしれない。ただし高価だ。ニコンのAF-3およびAF-4と同様にホルダーとフード数枚、さらに必要なアダプターリングを新品で買うと1万円以上かかる。

そう思って、すっかりキヤノンゼラチンフィルターホルダーのことをあきらめようと決めて、その存在さえ忘れていたある日のこと。とあるカメラ店のジャンク用品コーナーに、興味のあったFDレンズ時代のキヤノンゼラチンフィルターホルダー(ホルダー本体に"Canon HOLDER FOR GELATIN FILTER"とあるもの)が並んでいるのを目にした。フードがふたつと⌀52mmの純正アダプターリングがついてワンコインだぜ。イヌ入りではなくて、税込みで硬貨一枚という価格だ。

嗚呼、南無三。

「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
(太宰治『走れメロス』)

すぐそばには、専用フードがさらにもうひとつ数百円でジャンク棚にありましてね。政府高官ふうにいうと、私はものを増やさないように「いろいろな意見があるのは承知しているが、万全の体制で努力している」のですが。はい、ご明察。完落ちしました。引用する文学作品はむしろ『人間失格』や『白痴』『悪霊』のほうがふさわしいかもしれないな……。よくしゃべる! 

こうなったら、キヤノラーに俺はなる! 「潜水艦は伊号、飛行機は92式、カメラはKWANON、皆世界一」*だからな!