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2024年6月22日土曜日

【上毛電気鉄道懐かし記事】京王3000系=上電700型抵抗制御車の主電動機

AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

■Nikon Dfで撮っていた上毛電気鉄道
10年ほど前にNikon Dfを借りて上毛電気鉄道沿線をよく訪問していた。Kindle電子書籍でNikon Dfのハウツー本を『ぼろフォト解決シリーズ』として2冊出すためだ。現在もまだ販売しているから、ぜひお買い求めいただきたい(いきなり広告)。月額制読み放題サービスkindle unlimitedにも対応している。

2021年3月7日日曜日

【京王競馬場線撮影記事】府中の「夜遊び」継続中


■「府中通い」続いています
しばらく前のエントリーでも書いたように、「府中」で夜遊びをときどき続けている。競馬場に競艇場、競輪場も揃っているからね……という誤解を招くような言い方をあえてしてみるか。ははは。そのうち、私がもっとも気に入っているのは「競馬場」だ。

2021年2月24日水曜日

【京王競馬場線撮影記事】京王7000系電車2両編成を追いかける


■京王競馬場線を行く7000系電車2両編成
先日、休日の夕方に京王競馬場線をひさしぶりに訪ねた。土休日に7000系電車が競馬場線で走り始めるのは日没後の18時55分東府中発の列車からだ。これは、東府中駅にも京王電鉄Webサイトにある東府中駅の時刻表にも表示がある。「この列車は7000系ですよ」とはもちろん書かれていない。「1番線から府中競馬場正門行き列車が発車するのが18時55分発から」という表示を見てほしい。ただし、日が早い冬場には撮影しづらい。そこで、日中にも7000系電車が走っている平日に時間を作って再度訪問した。

7000系電車の2両編成は本線を回送するシーンは写したことがある。前回の訪問時には高幡不動まで行って回送列車が出発するところも見届けた。だが、競馬場線で営業運転を行う姿をいまだに見ていかなった。自宅から遠くはないのに、その存在を忘れていたのだ。

2021年2月10日水曜日

【京王競馬場線撮影記事】10年ぶりの府中競馬正門前駅にて


■京王競馬場線に10年ぶりに行った
近ごろは西武多摩湖線、西武園線、狭山線という村山貯水池(多摩湖)と山口貯水池(狭山湖)周辺に敷かれている支線にばかり通っている。本線では走らなくなった車両が運用入りしていること、そうした少し古めの車両が単線を往復して走る姿が好ましく思えるからだ。もちろん、自宅から近い好ましいところだからという理由もある。

根本的に、列車が都市部を長編成で疾走する姿よりも、都市周辺部をのんびり走る列車の姿のほうが私は好きだ。秩父鉄道、上信電鉄、上毛電気鉄道、あるいはJR桜井線(万葉まほろば線)と和歌山線、奈良線のような。そういう列車の写真ばかり私は写しているものね。そこで、あらためて好きな鉄道風景について客観的に考えたいと思い、「短編成の列車が走る都市郊外の支線」とカテゴライズしてみようと考えた。記憶と知識の棚卸しをして「未訪問のところやずっと行っていないところ」を思い出そうとしたわけだ。自分の写真を振り返りながら、いままで撮っていないような写真をどうすれば撮れるだろうかと考えた。

2019年10月27日日曜日

【上毛電気鉄道撮影記事】令和の秋をデハ101が駆ける

いつもと同じ写真だけど、好きだからいいの

■昭和3年生まれが駆ける
和元年になっても走行可能状態が維持されて、イベント時に元気な姿を見せる昭和の鉄道車両はほんとうに数を減らしつつある。そして、かの琴電に見るように動態を維持する保存は永続的なわけではない。上信電鉄のデキのように不慮の事故で不動になってしまう可能性も。

だからこそ、上毛電気鉄道大胡(おおご)検車区のイベントが例年通りに10月27日(日)に開催されるとのを報を聞き、ひさしぶりに上毛電気鉄道(以下、上毛電鉄または上電と略)沿線に足を運んだ。

2017年7月5日水曜日

【上毛電気鉄道2015年6月】2017年にあらためて、Nikon Dfのこと


■2017年になってもNikon Dfが好きだ
おととしのいまごろは、Nikon Dfを使わせてもらい、上毛電気鉄道を撮っていた。そのときの写真はKindle電子書籍の『ぼろフォト解決シリーズ037 Nikon Dfで上毛電気鉄道を撮る! しみじみ鉄道写真家・秋山薫編』『ぼろフォト解決シリーズ060 Nikon Df 脱・初心者マニュアル』にまとめた。

その後も、ありがたいことにいろいろなカメラを使わせてもらっているのだが……Nikon Dfはやはりいいなあ、と思い出す。

2017年4月24日月曜日

【上毛電気鉄道デハ101関連記事】『上州の野武士』2017年春も走る


■真っ青な空のもとで
空は青く晴れわたり、あちこちの木々はまだ芽吹きから日が浅くて緑が淡い。ときおりヒバリの鳴き声が風にのってくる。日差しは暖かく、ほほに当たる風は少し冷たい。そんな日に桃ノ木川の土手にいるのはほんとうに気持ちがいい。

上毛電気鉄道大胡列車区春のイベント(どうやら、正式名称も『春のイベント2017』というらしい)にあわせて走る上電デハ101号車を撮るために、早起きして沿線にやってきた。昨年の春のイベントのときは曇り空が広がっていたが、今年は快晴だ。自宅を出るときから空のようすを見て気持ちをアゲた。

2016年10月22日土曜日

【京王電鉄PETIT撮影記事】競馬場線送り込み7000系を撮る


■競馬場線を走る2連が好き
京王競馬場線は、京王線東府中から府中競馬場正門前までを結ぶ全長0.9キロの支線。競馬開催日以外は7000系電車2両編成の専用編成がのんびり行き来する。こんなことはテツのお仲間のみなさんには説明不要だろうけれどね。私自身は思えば、2011年1月末まで走っていた6000系電車を撮りに行って以来ごぶさただった。

正直にいうと、競馬場線のことをすっかり忘れていた。京王ファンのみなさん、すみません。そのあいだにも京王線自体はなんどか乗っていたのに。あ、西武多摩川線にも行っていないや。

2016年4月26日火曜日

【上毛電気鉄道撮影記事】戦いはこれからだ! 「上州の野武士」デハ101出陣なり(その2)


【前回のあらすじ】
「私」は、釣りかけ駆動の甲高い音を立てて走ってくる「上州の野武士」こと上毛電気鉄道デハ101号車を曇天でいかに撮るかに頭を悩ませる。「その者、白き空を背負て、ナノハナの野に舞い降りるべし」……古老から聞いたこの地に伝わる言い伝えに戦慄を覚え……たりはしませんが。それに、そんな伝承もありませんからね。

■いまひとつ気に入らない
上電大胡電車庫イベントに合わせて、大胡→(出庫)→西桐生→中央前橋→西桐生→中央前橋→大胡(入庫)と沿線を往復したデハ101を、樋越と新川で撮ったものの、その仕上がりは編成写真としてはよくても、いまひとつ気に入らなかった。そこで、午後の上り中央前橋行きと、下り大胡行きを撮るにはもう少し頭を働かせようと思い、新川から新里まで歩いてみた。

歩くのは頭が冴えていい。自転車もよさそうだけど、気をつけないと漕ぐことに夢中になる。また、クルマやバイクで移動すると、駐車できるかどうかを気にすることになる。今回も歩いてみて正解だった。

2016年4月25日月曜日

【上毛電気鉄道撮影記事】いざ大胡! 「上州の野武士」デハ101出陣なり(その1)


■上毛電気鉄道イベントは小さなお友だちでいっぱい
上毛電気鉄道(以下、上毛電鉄もしくは上電と略)中央前橋から乗った西桐生行き下り電車には、小さな子どものいる親子連れで座席が埋まっていた。列車は城東、三俣、片貝と前橋の市街地で少しずつ子どもたちを乗せるので、車内がいつもよりも明るく賑やかだ。このようすを見ていて私はなんだかうれしくなった。子ども向けの無料乗車券も配布しているようだし、「電車の乗り方教室」も開催されている。

大胡電車庫のイベントはこうして地域に根づいた「お祭り」にしようと頑張っているところに感心する。鉄道イベントでは、次の世代が「鉄道に乗ることは楽しい」ことを知ってくれることがだいじなのだもの。とくに、乗用車普及率が高い地方ではね。

2015年9月18日金曜日

【お仕事のご報告】Kindle電子書籍『Nikon Df で上毛電鉄を撮る!』発売しました


【お仕事のご報告です】
■Kindle 電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』でNikon Df本を出しました
今年の春は小ブログでもときどき、Nikon Dfで撮影した上毛電気鉄道の写真をアップしておりました。じつは、それは本書をふくめた複数のNikon Df本のため。その成果をようやくみなさんにお見せすることができるようになりましたので、ご紹介します。Kindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ073 Nikon Df で上毛電鉄を撮る!』です。

書名:『ぼろフォト解決シリーズ037 Nikon Dfで上毛電鉄を撮る! しみじみ鉄道写真家・秋山薫編』[Kindle版]
著:秋山 薫
編:齋藤千歳
価格:530円

2015年7月2日木曜日

【チラシの裏】京王「帝都」電鉄に乗りたい

懐かしきかな京王競馬場線6000系リバイバルカラー(2010年8月)

■少年老い易く学成り難し
今年ももう7月を迎えた。ああ、時の流れの速さにじつに、じつに驚くばかりだ。

少年易老學難成
一寸光陰不可輕

という詩の作者はじつはよくわかっておらず、いろいろな意味があるらしいという説もあるとはいえ、従来の定説とされてきた解釈にここであえて従えば、もう少年どころかおじさんになってひさしい筆者はいっこうにお利口にもならず、満足のいく学も身につかないまま。仕事の成果もアレなまま、どんどんと時が流れて行く。これでは『永遠のゼロ』ではなく『永遠にゼロ』じゃないか、私じしんが。

2015年5月15日金曜日

【上毛電気鉄道撮影記事】ニコンF3を目にして、京王3000系に思いを馳せる


■Nikon F3をさりげなく使うひとにあこがれる
昨日、打ち合わせに行ったエディトリアルデザイナーさんの事務所の本棚に、Ai Nikkor 50mm f/1.4SつきとおぼしきNikon F3が置かれているのを目にした。ボディ各部がはげ、ファインダー外装には軽い打ち身がある。長く使われたように見える。そのようすがとてもかっこよかった。

2015年4月28日火曜日

【上毛電気鉄道撮影記事】アップダウンのある線形を撮る


■上毛電気鉄道の線形が気に入った
さて、先日来から上毛電気鉄道沿線に通っておもしろいなあ、と思っていたのは駅ごとに集落があり、その路地裏を走るようなシーンがあるかと思えば、宅地開発が進みつつもところどころに田畑があるところ。そして、アップダウンも意外とあること。上信電鉄も同様で、地形に合わせて勾配を緩和することなく線路を敷いたということだろう。

2014年4月29日火曜日

【上毛電気鉄道撮影記事】元京王井の頭線3000系大いに活躍す


■上毛電気鉄道で京王帝都電鉄3000系電車のよさに開眼する
上毛電鉄を訪問したのははじめてだ。デハ101号車を見たくて出かけたのは先日のエントリーのとおりだけど、元京王井の頭線3000系である700型もいまとなると好ましく思えるようになってきたから。なにしろ、いま頑張って走っている古い電車は見てみたい。気になる昭和の電車がいつまでも走り続けるわけではない、ということはこの歳になればたくさんの経験を経て知った。たくさんの出会いと別れってのを経てほろ苦い思い出が増えるんだなあ、加齢ってさ。「いつまでもあると思うな古い電車」である。

2014年3月6日木曜日

【富士急PETIT撮影記事】富士急1200形(元京王5000系)を撮る


■京王5000系電車は好きになれなかった
何度か書いているけど、私は京王線の電車といえば名車5000系よりも6000系が好きな人間だ。京王帝都電鉄(当時)の高速化に果たした役割は大変大きいはずで、登場時には恐らくたいへん斬新だったろう5000系は、私が物心ついたときには「半端に古めかしい電車」に思えたからだ。2000系列の「京王グリーン車」ははっきり「古い電車」だったで興味はあったのに。だから、京王5000系列を写したことがなかった。京王帝都電鉄の高速化と大型化に寄与したエポックメイキングな電車であったことは知識として知っているのに。

2013年7月11日木曜日

【銚子電鉄撮影記事】京王リバイバルカラー同士の交換シーンを撮る

醤油工場わきのカーブを曲がって登場!

■「昭和の京王電車」あらわる
「京王グリーン車」と当時呼ばれていた、京王帝都電鉄時代の5000系電車以前のライトグリーン塗装の電車を見たくて銚子電鉄を訪れた、と前回のエントリーでは書いた。でももちろん、ライトグリーンだけではなく、アイボリー地にえんじ色の京王特急色も捨てがたい。特に、サハを伊予鉄時代に改造し、「京王5000系ちっく」な運転室を取付けた外川側のクハには、京王特急色がよく似合う。

本物の元京王5000系電車が見たければ、富士急や一畑電鉄に行けばいいのだが。それはまあ、そのうちにね。

私がこのイベントのある日に銚子にやってきたのは、ふだんであれば元京王電車であるこの2000形は一編成しか走らず、元営団地下鉄銀座線の1000形単行と組み合わせて使われているはずのところ、この日はイベント輸送と1000形は検査期間までに走行距離を稼がせないために、二編成がどちらも走るはずと踏んだから。

2013年7月10日水曜日

【銚子電鉄撮影記事】走れ元京王グリーン車

醤油工場をバックに銚子駅へ進入
■暑さとアツさに参った
早い梅雨入りと早い梅雨明けに驚き、連日の暑さにいささか参ってしまった。みなさんお元気だろうか。暑いのは嫌いではないのだけど、まだどうも体がついて行かない。

週末はそれにしてもほんとうに暑かった。暑かったし、銚子の仲ノ町あたりはアツかった、かも。そう、この日は銚子電鉄創立90周年記念イベントが行われて、私にしてはたいへん珍しく銚子電鉄に乗りにいってきたのだった。乗ったことは以前もあるけど、撮ったのは実質的には初めてだ。