ラベル YS-11FC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル YS-11FC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年3月18日木曜日

【航空自衛隊YS-11FC】さよなら、飛行点検隊所属YS-11FC。52−1151号機が退役


■ロールス・ロイス「ダート」ターボプロップエンジン搭載のYS-11FCが退役
航空自衛隊(以下、空自)の入間基地に所属する飛行点検隊が使用していたYS-11FCのうち、残された最後の機体(52-1151号機)がさる3月17日にラストフライトを行って退役したそうだ。報道関係者には事前に情報公開がなされたようで、NHK首都圏のニュースでもラストフライトのようすが報じられている。

私は報道機関につとめているのでも、航空機趣味関連媒体で仕事をしているのでもないし、空自に知人もない。だからラストフライトのことは事前には知らなかった。それでも、ここ数日の訓練のようすなどを見ると「終わりの日は近い」のだろうと想像していた。そこで最近はできるだけ撮影回数を増やしていた。撮影者が急増しているので定番位置を注意深く避けながら。だが、ラストフライトのあった17日午前中は外出できず自宅にいて、エンジン音を聴いていた。

そういうわけで、今回のエントリーでお目にかける写真はいずれもラストフライトの日の写真ではなく、2006年から今年までに撮った52-1151号機の姿だ。旧ブログなどでみなさんにはすでにお目にかけたカットもある。2019年に退役した僚機12-1160号機についても以前記事にしているので、興味のある方はそちらも参照されたい。

2020年6月24日水曜日

【航空自衛隊YS-11FC】在りし日の入間基地飛行点検隊YS-11FC「12-1160」号機


■航空自衛隊YS-11FC最後の活躍中
航空保安無線設備の保守点検の任務を果たすために、航空自衛隊には国産中型輸送機YS-11がいまも残されているということは、ここにお越しになる大半のみなさんはご存知だろう。入間基地に本拠を置く飛行点検隊(フライト・チェッカー・スクワッド)の略でYS-11"FC"の語尾がつく専用機だ。1971年(昭和46年)から3機のYS-11FCが運用されていたそうだ。旅客仕様機を改造したものと新造したものがあるという。

2019年2月15日金曜日

【ぼろフォト解決シリーズ】『Canon EOS 6D Mark II 脱・初心者マニュアル』好評発売中! EOS 6D Mark IIで撮ったYS-11FCの作例を公開します


■EOS 6D Mark II本、おかげさまで好評発売中です
35mmフルサイズミラーレスデジタルカメラがあれこれと発売され始めて注目を集めてている時期ではありますが、35mm判(135サイズ)の一眼レフのことも忘れるわけにはいきません。2017年に発売されたキヤノンの35mmフルサイズデジタル一眼レフであるEOS 6D Mark IIの解説本をおそまきながら先日発売いたしました。今日はそのご報告です。

書名:『ぼろフォト解決シリーズ115 絞り優先に挑戦し本格的な撮影をはじめる!  Canon EOS 6D Mark II 脱・初心者マニュアル』
著:秋山薫・小山壯二・齋藤千歳/編:秋山薫・齋藤千歳
価格:980円

2017年12月9日土曜日

【航空自衛隊YS-11FC】YS-11FC 12-1160号機の夜間訓練飛行撮影ふたたび



■冬になっても夜間訓練飛行をねらう
冬至も近くなり、日に日に日没が早くなる。作業をしていてもあっという間に日没がやってくるので、いささか焦る。そして、夜間訓練飛行はほんとうに日没後に行われるために、この季節は撮りやすいとはいえない。それでも、飛行点検隊のYS-11FCが訓練飛行を行っているのを見ると、なんとか撮ってみたくなる。そうして、いつもと同じような絵を量産するというわけ。今日は12-1160号機が飛ぶ姿をねらった。

2017年11月28日火曜日

【航空自衛隊YS-11FC】12-1160号機の夜間訓練飛行を撮る


■今年の航空祭は好天に恵まれて
今年の11月3日(祝)に入間基地で行われた航空祭は、たいへんおだやかな好天に恵まれた。この日は毎年晴れる確立が大変高いが多い日とはいえ、夕方までずっとおだやかに晴れていたのはめずらしく、絶好の撮影日和だったし、撮影しなくても楽しめたはず。引退も近いと思しき飛行点検隊のYS-11FCも飛んだようだ。

「ようだ」と伝聞で書いたのは、その日まで出かけていて、午後に自宅に帰ってきたので、YS-11FCを自分の目で見ていないから。基地やその周辺に撮影に行くほどの元気はなく、ブルーインパルスや帰投する外来機も、コーヒーを入れて自宅からのんびり眺めるだけにすませた。

2017年9月3日日曜日

【航空自衛隊YS-11FC】52-1151号機と12-1160号機の共演


■夜間訓練飛行の日に
夜間飛行訓練があるというので滑走路ぞいに行ったある日の夕方のことだ。夏も終わりになったと思わされるのは、風向きの変化だ。夏場は午前中はRW17エンドから離陸し、午後はRW35エンドから離陸することが多い気がする。

2017年7月10日月曜日

【航空自衛隊YS-11FC】本日もまた……YS-11FC 52-1151号機の「夜間飛行」に胸アツ


■滑走路に行ってみると
夏至を過ぎてわずかに日没の時間が早くなりつつある。それでも、19時頃まではあたりは明るい。明るい雰囲気の写真を撮影するのであれば、屋外での撮影が楽しい時期だ。日中の作業を終えてから、夜間飛行訓練を撮るために滑走路脇に立ってもまだ明るい。私自身はどちらかというと、日中に飛び交う航空機よりも、薄暮の頃に飛ぶ姿のほうに魅力を感じる。美しいから。そして、撮影の難易度が高くなるぶん、夕方のほうが好きだ。それに、むずかしいものを撮らなくちゃ腕がにぶるもの。というわけで、よくよく考えたら、日中の写真が手元にあまりないかも……。

2017年1月26日木曜日

【航空自衛隊YS-11FC】YS-11FC 52-1151に出会えた日


■どうすれば「カッコイイ写真」を現場で撮れるのか
どんな撮影ジャンルにおいてもエキスパートがいる。そして、それぞれの分野のエキスパートたちは個々に研究を重ねて経験を積み技術を体得していったわけだから、尊敬せねばならない存在だ。

2016年12月22日木曜日

【LUMIX GX7 Mark II関連記事】シャープネス(輪郭強調)についてあらためて


■「2016年終了のお知らせ」
師走どころか、気がついたら2016年がもう終わっていくことに気づき、いろいろと気持ちが先走りつつある。先走ってばかりではいけないので、もちろんうんうんと唸り声をあげながら作業をしている(比喩です)。思い返せば、今年もローパスフィルターレスのAPS-Cサイズカメラ、1インチセンサー機やマイクロフォーサーズのカメラを数機種触れることができ、あらためてそれをふりかえりながら思うことがある。それは、シャープネス(輪郭強調)の設定のこと。

2015年11月4日水曜日

【航空自衛隊YS-11FC撮影記事】YS-11FC 52-1151号機をNikon D7200で撮って、2,400万画素&ローパスフィルターレスにしびれる



■航空祭を基地周辺から撮ることに
11月3日(祝)は航空自衛隊入間基地の航空祭が例年行われる。近年、首都圏でエアーショーが行われることもないこと、行楽における安・近・短の志向、さらには航空自衛隊の広報活動の成果によるものか、入場者数の多さには驚かされる。基地所在地である狭山市の人口を上回る来場者数があるといわれるために、近隣の交通渋滞や西武池袋線の混雑も激しい。

その混雑ぶりを知っていることから、基地内に入ることをせずに基地周辺で行き来する航空機を見ていることが私は多い。入退場が可能なゲートが限られており、人出も多い基地内にいったん入場すると退場するまでの時間がかかるので移動しにくい。今年は青空に恵まれたというのに、所用で午後のブルーインパルスの飛ぶ時間は出かけねばならなかった。そこで、9時半から50分にかけて毎年いちばん最初にフライトする飛行点検隊のYS-11FC 52-1151号機だけを基地周辺から今年は撮った。去年もそういえば、そのあと秩父にでかけたのだった。