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2021年4月8日木曜日

【上信電鉄撮影記事】上信電鉄沿線観桜紀行 雨の夜桜撮影


■雨脚がますます強くなった
里山の春の風景を見たくて上信電鉄沿線を訪ねた日の夕方のことだ。日没ごろの終点近い駅にいると天気予報のとおりに雨脚が強まってきた。それに耐えるのも飽きたので、あたりが完全に暗くなるまえに上り列車に乗った。上り列車からはあちこちで散りつつあるサクラを見かけて、そのつど後ろ髪引かれる思いになる。でもそういう気持ちをこらえて、往路に目星をつけておいた駅で降りた。

2020年10月26日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】マニュアルフォーカスニッコールレンズを持って秋晴れの秩父路散歩(その3)デキ303と102にも遭遇す


■上り方踏切にもう一度行ってみた
Nikon Dfと単焦点のマニュアルフォーカスのSタイプAIニッコールレンズ(AI-Sレンズ)を4本持って、ふらりと秩父鉄道の武甲山の麓の駅に降り立った日の話の続きだ。三輪(みのわ)鉱山から降りてくるデキ105牽引の鉱石貨物列車が武甲山の麓の駅構内でいちど停車し、操車掛氏を降ろしてからふたたび走り出すようすを見届けたあと、上り方踏切まで歩いた。おそらく、そう待つことなく次の鉱石貨物列車も来るはずだから。

2020年9月22日火曜日

【上信電鉄撮影記事】2019年9月23日、上信150形153-154編成「ホワイトタイガー」運用最終日の奇跡


■上信電鉄150形153編成の引退から1年
上信電鉄への700形電車の導入により1年前のちょうどいまごろ、2019年9月23日に150形電車153編成(クモハ153-クモハ154の第2編成。以下153-154編成と略)は最後の営業運転を行って運用離脱をした。この電車は首都圏に残されていた最後の「西武湘南型デザイン」の電車であり、国内最後の西武801系電車でもあった。伊豆箱根鉄道の3000系電車や5000系電車も「西武湘南型デザイン」の派生といえなくもないかな。そして、ほかの150形電車が運用入りしていたころは正直にいうと私はこの広告ラッピングを好ましくは思えなかった。

けれども姿が見られなくなるのはさみしいなと思い、昨年9月には何度か通った。とくに、西武401系電車由来の151-152編成と西武701系電車由来の155-156編成の最後を見ることができなかったことも心残りだった。この153-154編成の運用離脱直前のころのようすはすでに記事にした。それなのに、運転最終日の様子を書こうとしてずっと忘れてしまっていた。2020年9月に上信電鉄沿線にひさしぶりにおもむいたら、高崎検車区には153-154編成がまだ残されていたのを目にして、そういえばと思い出した。運用離脱からちょうど1年経ついま、あらためて記事にしようと思う。

2020年9月7日月曜日

【上信電鉄700形電車撮影記事】2020年初秋の「ホワイトタイガー」

カメラのおっちゃんか。きょうはえきちょうさんはおらん

■「ちょっぴり遠いところ」まで列車に揺られたくなった
新宿に用事があってめずらしく午前中からでかけた。都心に出るのもひさしぶりだ。その帰りに「宇都宮」「高崎」などという行き先表示を出している湘南新宿ラインの列車を見ていたら、どこか遠くへ行きたくなった。何かを撮りたいという気持ちよりも、少しは遠くへ行きたいという気持ちのほうが強くある。もっとも、私はいつもカメラもレンズも予備のバッテリーと複数のメモリーカード、モバイルバッテリーを持ち歩いている確信犯だ。なにかしら写真を撮っておくことは私にはお仕事でもあるしね。そこで高崎まで列車に乗ることにして、さらに上信電鉄に乗り換えた。

2019年10月2日水曜日

【上信電鉄撮影記事】トラトラトラ! ホワイトタイガー最後の日々のこと

たくさんの乗客を乗せて高崎に到着

■さよなら「ホワイトタイガー」クモハ153-クモハ154

9月23日(月・祝)に上信電鉄の150形クモハ153-クモハ154(元西武801系1801編成より改造)が営業運転を終えて、1週間ほど経ってしまった。

首都圏に残された最後の元西武701系系列の電車であり、801系電車として残された最後の1編成で、かつ低運転台の「西武湘南顔」デザインの電車としても首都圏では最後の1編成だった。同編成の廃車が発表になってから、筆者はなんども上州路に通った。

2017年11月26日日曜日

【デジタルカメラチラシの裏】ふたたびAF微調整ちゅう



■位相差AFがどうも
ここ数日はいろいろとためこんだデスクワークを片づけるために自宅に蟄居しつつ、D7200のAF微調整を行った。私物の機材をメンテナンスに出したために、代替機を借りたものの、どうも手持ちのレンズとの組み合わせでは後ピン傾向が強かった。そこで、位相差AFとライブビューで比べながら、私物のレンズですべて調整した。仕事の合間の散歩にもっともよく使うレンズを装着してあれこれ撮ってみた。

2016年4月22日金曜日

【西武多摩湖線記事】猫武鉄道タマ子線観察記


■春がやってきて……ねこもやってきた
東京首都圏ではソメイヨシノはすっかり散り、芽吹いた木々の緑も日ごとに濃くなっている。朝晩の気温が低い日や、強風で体感気温が低い日はあってももう冬に戻ることはない。ほほをなでる風の暖かさに春も本番なのだとしみじみと、いやちがう、つくづく思う。

2016年3月1日火曜日

【上毛電気鉄道撮影&Nikon Df記事】春の足音を耳にしつつ


■春がやってくるのかなあ
2月はほとんど原稿書きと編集作業をしていて、趣味の写真はまったくといっていいほど撮る時間が捻出できなかった。正確にいうと、撮りに行くためにやりくりする気になれなかったというところ。とはいえ、冬至の頃に比べたらずっと日没が遅くなり、いよいよ春の先触れももっとはっきり感じられるようになってきた……などと書くと、明日から寒いかもしれないけどね。

そこでスーパーの店頭で食材として売られているナノハナを見て(所帯じみていてあいすみません)思い出して、昨年の3月末から4月にかけて上毛電気鉄道沿線をNikon Dfで撮っていた写真をアップする。黄色い色の明るさに、春先の日差しの明るさを重ねあわせては、本格的な春の訪れを期待してしまうのだ。

2015年10月7日水曜日

【JR北海道PETIT撮影記事】しみじみ鉄、北に(留萠本線増毛駅訪問)



■北の大地でしみじみ
9月の終わりの増毛(ましけ)は、本州よりもひとあし先に秋の気配を感じさせた。前述のとおりこの日は大荒れで波が高くて、海は大荒れだった。風も強くて砂浜に逃げているカモメが風に流されるようすが見て取れた。昼ごろに増毛に着くと、どこからともなくのらねこが現れて悠然と線路を渡り散歩をしていた。

2014年12月21日日曜日

【秩父鉄道撮影記事】日没直前にシブい奴ら現る


■一日がおだやかに終わっていく
今日の秩父路は予想外の好天に恵まれた。県内の自宅を出たときに厚くかかっていた雲が正午頃には切れた。そう、寝坊して御花畑着が正午頃という、怠惰な撮影行ではあったものの、正午から日没まではおだやかな晴れだった。影森以遠で撮ったSLパレオエクスプレス5001列車も、一大観光地である長瀞付近で迎え撃った5002列車も穏やかな日を浴びて走っていった。

その後日没までの時間も、趣味的にはたいへん実り多かった。まず、あいかわらずかくしゃくとした走りを見せる5000系電車5002編成がやって来たあとには……。

2011年1月28日金曜日

【西武鉄道妄想記】猫武鉄道某駅東西猫用自由通路のこと



■高校生諸君の会話を盗み聞くやばい筆者がここに
西武線ってなんか黄色くてかわいくなーい?
所沢ってでかいねー。
都会じゃーん。
いや、乗り換えできるから坂戸みたいなもんでしょー?
越生線こないだ乗ったけど、マジ田舎だよねー。
あ、ごめん八高線だったー。キャハハハハ!