醤油工場わきのカーブを曲がって登場! |
■「昭和の京王電車」あらわる
「京王グリーン車」と当時呼ばれていた、京王帝都電鉄時代の5000系電車以前のライトグリーン塗装の電車を見たくて銚子電鉄を訪れた、と前回のエントリーでは書いた。でももちろん、ライトグリーンだけではなく、アイボリー地にえんじ色の京王特急色も捨てがたい。特に、サハを伊予鉄時代に改造し、「京王5000系ちっく」な運転室を取付けた外川側のクハには、京王特急色がよく似合う。
本物の元京王5000系電車が見たければ、富士急や一畑電鉄に行けばいいのだが。それはまあ、そのうちにね。
私がこのイベントのある日に銚子にやってきたのは、ふだんであれば元京王電車であるこの2000形は一編成しか走らず、元営団地下鉄銀座線の1000形単行と組み合わせて使われているはずのところ、この日はイベント輸送と1000形は検査期間までに走行距離を稼がせないために、二編成がどちらも走るはずと踏んだから。