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2014年1月16日木曜日

【東武9000系記事】東上線9000系を堪能す

「時の鐘と蔵の町」の副駅名のない川越市内の駅にて地下鉄コンビ
東武9000系は私の子どものころの大好きな電車のひとつだった。東武電車は無骨な8000系「東武顔」や木の床で幌枠の正面についた厳つい顔つきの7300・7800系がセイジクリームをまとい無愛想*に走る、あまりスマートではない電車というのが私の印象。というのも特急DRCや5700系急行が走る本線系統ではなく、東上線のほうに親しみがあったから。


2011年4月11日月曜日

【東武東上線記事】東上線が新鮮だ(その3)

和光市駅手前のアップダウンは魅力的だ

■東武東上線の営団地下鉄有楽町線直通運転開始は「世紀のビッグイベント」だった
東武東上線と営団地下鉄(当時)有楽町線の相互乗り入れ開始は、少年時代の私にはビッグイベントだった。

なにしろあの、セイジクリームや青い線の新塗装の8000系電車だらけで有料特急列車のない、純然たる通勤路線にして車種の変化という「趣味的なおもしろさ」の少なく感じられる(失礼)東武東上線だと思っていたのだ。9000系電車は試作1編成のみで、10000系電車が増えつつあったころだ。「73・78系がいないと同じ電車ばかりだなあ」と思っていたところに、営団7000系電車が走るようになるのだ。

2011年4月9日土曜日

【東武東上線記事】東武東上線が新鮮だ(その2)

1986年4月、秩父鉄道上長瀞

■東武東上線は「近くて遠いお隣さん」
私にとって東武東上線が「近くて遠いお隣」という存在になったのは鉄道に興味を持ちはじめた小学生のころからだ。西武池袋線沿線に住んでいて、自転車でちょっと行けば東上線に出ることはできた。大山のGREENMAXまで動力ユニットを買いに行ったからね。

ふだんから池袋で山手線の隣のホームの東武電車をよく見ていたし、家族で秩父へ観光で出かけると秩父鉄道線内で停泊中の8000系電車をよく見ていた。そう、池袋発の直通特急『みつみね』号と『ながとろ』号だ。『みつみね』号は三峰口に、『ながとろ』号は上長瀞で夕方まで昼寝をしていた。いまの西武鉄道直通4000系電車と同じように、1980年代には秩父線内で間合い運用に入ることはなかった。