【お仕事のご報告です】
私も関係しているAmazonのKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』の最新刊として、Nikon D7200を取り上げました。カメラの全体像を詳細に解説するムック本ではなく、絞り優先オートを使って自分の思いどおりに撮れるように解説している『脱・初心者マニュアル』シリーズの1冊です。Amazon Kindleストアにて好評発売中です。
私も関係しているAmazonのKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』の最新刊として、Nikon D7200を取り上げました。カメラの全体像を詳細に解説するムック本ではなく、絞り優先オートを使って自分の思いどおりに撮れるように解説している『脱・初心者マニュアル』シリーズの1冊です。Amazon Kindleストアにて好評発売中です。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0197WRO6E/
価格:450円
著:秋山薫
編:齋藤千歳
編:齋藤千歳
D7200を夏頃から数回にわたって使わせてもらい、そのつどうなることしきり。D7100をパスしたD7000ユーザーとしては、アレがナンだよなあ、と思っていた部分がきちんとアップデートされていることがまずうれしく思いました。まずは位相差AFの性能向上とローパスレス2400万画素CMOSセンサーによる解像感の大幅向上。これはD7100でもすでに手を入れられていた部分でもありますね。私がうれしくなったのは、高感度性能の向上とWi-Fi内蔵であること、メニューUIが最新機種と揃ったことや、ピクチャーコントロール・フラットの追加と、明瞭度が調整可能になり、調整ステップ数が細分化されたこと。
■高倍率ズームレンズと組んでも使いやすい
趣味の写真では高倍率ズームレンズを使うことは多くないけれど、D7200ではもっぱら、新しいAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRとAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VRを使いました。高感度性能がよくなったこともあり積極的に感度を上げて使うことができるので、18-300mmで撮るのも楽しいなあと思ったしだいです。両者はサイズが異なり、新しい望遠端の開放F値が6.3のもののほうがややコンパクトで、VR(光学式手ぶれ補正機構)の補正段数も多い。いっぽう、望遠端開放F値がF5.6のほうは、距離指標もあり、VRにACTIVEモードもあります。キットになっているのは前者ですが、こだわり派は後者を買うのでもよさそう。これに、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDとAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gでも揃えたら、ひととおりの撮影はできるのでは。あとは、目的に応じてマイクロニッコールや望遠系の単焦点レンズでもあればいいでしょう。
■APS-Cサイズが必要なこともある
35mmフルサイズボディがほしいな、と思いながら筆者はいます。けれど、超広角のDXズームレンズがあるならば、APS-Cサイズでも困らないことも多いのです。そしてまた、趣味写真で撮る列車の撮影では、望遠側に有利なAPS-Cサイズの便利さはいまでも変わりません。スポーツ写真や航空機写真を撮る方にもご理解いただけるでしょう。望遠を多く使うユーザーにはD7200はおすすめです。