画面左側が西武秩父線の線路 |
■夜の西吾野は真っ暗
とある撮影のために、夕方の西武秩父線に乗り、西吾野で降りた。何度も通過こそしていながら、降り立ったのは初めてかもしれない。いやあ。休日の午前中ならばハイキング客が降りていくし、午後にはハイキング帰りの客が、乗り込んでくるところは見ていたけれど。平日の午後はわずかに下車した近隣在住のみなさんがそそくさと去ると、駅員氏をのぞいては駅前には私ひとりだけ。山の中だけど、299号線や旧道ぞいは住宅があり、ここから通勤や通学をしている人たちがいる。下り列車が来ると数人の下車客がいることでわかる。
撮影を終えて20時半ごろ駅に戻る。駅員氏と私しかいない。ひまをもてあましてスマホでWikipeなどをググる(←あ、すごく21世紀的な感じ!)西武鉄道の92駅のなかで乗降者数は90位(隣の正丸と、そのとなりの芦ヶ久保で90、91、92位の座を奪い合う)。なるほどなあ。
■レッドアロークラシックを見ると昭和っぽい
そこへ、上り特急が通過した。かつての西武鉄道の駅に多く見られた紺色のナール(丸ゴシック)の駅名板とレッドアロークラシックの組み合わせは、昭和の西武秩父線のように見えないだろうか。飲料の自動販売機とICカードの簡易改札端末があきらかに平成27年か。
■寒かったのですよう
この日の気温は5℃くらい。けれど、風もあって体感気温はもっと低かった。駐車してあった車のウインドーに霜が降りていたのだから、もっと低かったのかも。待ち望んだ上り列車の車内の暖かさがうれしかった。
【撮影データ】
Nikon D7200/AI AF Nikkor 35mm f/2D/RAW