2016年11月14日月曜日
【西武池袋線撮影記事】「かつて『SEIBU KPP TRAIN』とよばれた電車」(the Train Formerly Known As SEIBU KPP TRAIN)
西武9000系電車9101編成は、今年の6月から車体を黄色ではなく、ピンク色にして走っている。6月から9月末までは例の「SEIBU KPP TRAIN」として、きゃりーぱみゅぱみゅデビュー5周年ラッピングが施されていた。その後は、きゃりーぱみゅぱみゅ関連のラッピングを剥がされても、車体色はピンク色のままだ。この電車が走ってくるのを見るたびに、私はなんとなく笑ってしまう。というのは、こんなにくっきりとしたピンク色の電車をほかにしらないから。でも、意外と違和感はない。
「かつて『SEIBU KPP TRAIN』とよばれた電車」(the Train Formerly Known As SEIBU KPP TRAIN)をいまなんと呼べばいいのかわからないけど、西武線の線路際でカメラを構えた先日、数回にわたって運よく撮ることができた。
私がなんとなく笑ってしまうのはどうしてなのか考えてみた。それは、世の中には「ダサピンク論争」というものもあり、「女性ならピンクが好きなんだろ」的なおっさん的思い込みピンク色と、女性たちの好むピンク色はちがう、という意見がある(もっとも、この話は「ピンク色にしておけばいいんだろ」的な「雑な思い込み」は、女性から見るといやだ、という話だ)。私はおっさんなので、女性の好むピンク色というものは感覚的にはわからないし、そもそも年齢や趣味で「好まれるピンク色」はことなるだろうと思う。そこへ、この電車はそんな議論をすっ飛ばして、万人に好まれそうな無難な淡い落ち着いた色ではなく、子どもっぽい濃いピンク色であるところなのかも。そのうち、『ぞうのエルマー』ラッピングなんてのをどこかの鉄道が実現してくれたら、拍手喝采だ。西武池袋線はそれにしても、黄色くない電車が増えておもしろいね(それに引き換え新宿線は、以下略)
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