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道明寺駅で降りてみたよ |
■道明寺線、なんか超いい!
近鉄南大阪線を利用するようになり、ほどなくして惹かれたのが道明寺線だった。道明寺から大和川対岸の柏原を結ぶ支線だ。いまでこそ近鉄南大阪線とJR関西本線を結ぶ支線だが、そもそも近鉄南大阪線の前身である河陽鉄道が1898年(明治31年)に柏原〜道明寺〜古市〜富田林を結んで建設した路線なのだそうで、もともとはこちらが本線だったという。さらに、近鉄南大阪線がJRあるいは国鉄とおなじ狭軌の鉄道として建設されたのは、現在の関西本線との貨物輸送を行う意図もあったからなのだそうだ。
由来はともかくとして、私が道明寺線を見て「なんかいい! 超萌える! マジキタ!」と首都圏方言丸出しで思った理由はいくつかある。あ。「すげえいいぜ!」ではなくてカメラのおっちゃんは「ごっつうええで!」というべきなのかしら。
まずひとつめは、単線を2両編成の電車が走ること。好みを説明することはとても難しい。「おまえのことが好きだ。だって好きだから!」としか異性に言えないのと同じだ。いっしょにいて楽しいから、自分にとってやさしいから、外見が好みだから、などというのは好きになる前提条件なので、好きである理由にはならないでしょう。
ええと、話が逸れそうだ。あえて説明するとですね。私は大都会や人里離れた山のなかよりも、適度な地方都市とか、都市郊外が好き。人が多すぎないくらいで緑があるような町が好きだ。そのあたりの塩梅のよさみたいなものが「道明寺線」と合った。
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古墳の名前はふりがながないと読めない |
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2編成しかなくて南大阪線系統ではレアな「シリーズ21」6820系電車 |
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道明寺天満宮にお参りして |
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筆者セルフィー、なんてな |
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じっくり歩くとおもしろそうな町並み |
さらに、全長2.2kmと歩いてもたいして時間のかからない距離なのに、急カーブ、勾配、鉄橋があり、車窓風景に変化があるところもとてもいい。道明寺駅を出てすぐの石川の堤防沿いの雰囲気や、大和川を越えるために勾配を駆けていくところ、もちろん大和川の橋梁もいい感じ。
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道明寺駅を出てすぐ。柏原方面を望む |
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振り返るとこういう感じ。道明寺駅を望む |
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石川橋の下から柏原方面を望む |
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ええと、6432系電車というのかな |
(もう1回続きます)
【撮影データ】
Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II/LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH., LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S./Adobe Photoshop CC 2019