■航空祭を基地周辺から撮ることに
11月3日(祝)は航空自衛隊入間基地の航空祭が例年行われる。近年、首都圏でエアーショーが行われることもないこと、行楽における安・近・短の志向、さらには航空自衛隊の広報活動の成果によるものか、入場者数の多さには驚かされる。基地所在地である狭山市の人口を上回る来場者数があるといわれるために、近隣の交通渋滞や西武池袋線の混雑も激しい。
その混雑ぶりを知っていることから、基地内に入ることをせずに基地周辺で行き来する航空機を見ていることが私は多い。入退場が可能なゲートが限られており、人出も多い基地内にいったん入場すると退場するまでの時間がかかるので移動しにくい。今年は青空に恵まれたというのに、所用で午後のブルーインパルスの飛ぶ時間は出かけねばならなかった。そこで、9時半から50分にかけて毎年いちばん最初にフライトする飛行点検隊のYS-11FC 52-1151号機だけを基地周辺から今年は撮った。去年もそういえば、そのあと秩父にでかけたのだった。