2009年11月15日日曜日

【秩父7000系撮影記事】秋の秩父路訪問、東急車奮闘の巻

驟雨をまとい7002編成到着!

■雨の秩父へやってきた
この日は朝から雨の予報だった。前日から会津若松に出張していた。けれど磐越西線を走る蒸気機関車はこの日は新潟へ行ってしまい、天気も悪い。会津鉄道と野岩鉄道踏破や只見線の乗車も考えたけど、会津若松を経つ時間が早くないので途中下車しにくい。せっかくなので乗るだけでなく撮りたいのだ。

2009年6月1日月曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】「秩鉄リバイバルカラーデハ100形タイプ」撮影記 後編

AI Nikkor 180mm F2.8S

■地元のみなさんと世間話をすべし
タンカタンカタンカタン……レールのジョイント音を大きく響かせながら、カーブを曲がってきた電車は警笛を鳴らして目の前に現れた。速度が予想外に速くてドキドキしながらカメラで追った。

2009年5月31日日曜日

【秩父鉄道1002編成撮影記事】「秩鉄リバイバルカラーデハ100形タイプ」撮影記 前編

Ai Nikkor 50mm f/1.4S

■秩父鉄道で20年ぶりに鉄道を撮る
そらく、20年ぶりに秩父へ行った。それも、鉄道を撮ることだけを目的にして。

鉄道を撮ることだけを目的に秩父へ行ったのは、1988(昭和63)年春のデハ100形電車引退直前の桜の季節に行ったのが最後だ。それ以降も秩父へはなんども出かけている。だがそれはいつも観光や子連れでのおでかけがおもだった。鉄道撮影に出かけたのは20年ぶりだ。いやはや、20年なんてあっという間だった。

2009年4月27日月曜日

【秩父鉄道2009年】ニコンF2+モノクロフィルムで秩父に(後編)


パレオのヘッドマークも「しばざくら」号だった

■SLパレオエクスプレスは乗るのも楽しい
夏みたいな空の快晴で、新緑もまぶしい。西武鉄道発の直通列車で長瀞までやって来た秩父鉄道では、カラフルな秩父鉄道オリジナルカラーの1000系1010編成や1007編成に遭遇した。急行『秩父路』にもヘッドマークが取りつけられていた。新しい7000系電車も2編成とも走っていた。そして、おまちかねのSLパレスプレス5001列車がやってくるとプラットホームはおおさわぎ。

2009年4月26日日曜日

【秩父鉄道2009年】ニコンF2+モノクロフィルムで秩父に(前編)


■SLパレオエクスプレスに乗りにいった
行ってきました、秩父鉄道へSLパレオエクスプレスに乗りに。カメラはニコンF2のみ! しかも、フィルムはモノクロだ。

2008年11月19日水曜日

【八トタ115系M40編成快速「むさしの」号2008年11月】「国鉄色を撮りに」(その3)

豊田の115系M40編成のことを思い出した!

【前回までのあらすじ】
出張帰りにしなの鉄道に立ち寄り、出戻りしみじみ鉄活動として復活湘南色の169系電車編成を撮影した「私」。二日酔いでへろへろしながら、まあなんとか撮ったところで、169系は戸倉で入庫した。日も沈んだところだし、「私」も上田まで行き、新幹線でワープしながら帰宅を目指す。

■国鉄型車両ざんまいの一日が終わって
戸倉で入庫した169系S52編成を観察し、通過する貨物列車を見ながら、二日酔いと久しぶりの撮影でくたびれてしまった私は、もうすっかり「おうちに帰りたい」モードだ。

けれど今日楽しかったのは、電車を写したことだけではなくて、電車にたくさん乗れたこと。小さい子どもがいると自分だけの好みだけでは長距離の列車移動ができないことが多い。そして、地方のローカル線の撮影では旅程によってはしかたがないことが多いけれど、できたら、その路線にのってみたいと自分は思う。自分の好きな路線ならなおのこと、切符を買って乗ったほうが、その路線の収益向上にほんのわずかであっても貢献できるじゃないか。写真を撮るだけではその路線の収益になんら貢献しないし。

2008年11月18日火曜日

【しなの鉄道2008年11月】「国鉄色を撮りに」(その2)


【前回までのあらすじ】
貧しいサラリーマン編集者である「私」は、「俺の非凡人たるゆえんは自己増大するロゴスだ」「人類はパンのために喜んで奴隷になるではないか」と、どこかで読んだことのあるような理論を駆使することなく、金貸しの老婆、じゃなくてしなの鉄道169系電車を撮りに出張翌日にやってきた。だがしかし、出戻りにわか鉄である「私」は、なんども絶好の撮影チャンスを活かせないまま。失意のあまり崩れ落ちるも「んじゃま、好きな写真を撮ればよくね」などと、持ち前の立ち直りの早さを見せる……。なんの話かわからないか。

■リベンジを誓い篠ノ井まで歩いた
千曲川橋梁では周囲の秋らしさを写真に収められず残念な思いをした。でも、おもえばもともと季節感などを画面内に入れることよりも、車両のフォルムを活かすような写真に興味があるのだ。くやしさへの腹立ち紛れないいわけだけど! とはいえ、いまひとつ不完全燃焼だが、国道沿いを同じ道を戻るのもつまらない。そこで篠ノ井まで歩くことにした。

2008年11月17日月曜日

【しなの鉄道2008年11月】「国鉄色を撮りに」(その1)

背景には新幹線の高架とアパート。
こういう絵がほしかったわけではないのになにやってんだ私
【はじめに】
本エントリーは旧ブログにて掲載していた記事をもとに、加筆訂正したものです。当時つけた記事タイトルにもちょっぴり驚く。というのは、新美南吉の絵本『手袋を買いに』のパロディになっているから。坊やだからさ。

■「出張ついで鉄」で国鉄色急行型電車を撮ってきた
さる週末に長野方面で「国鉄色急行型電車」を撮ってきた。金曜日は塩尻方面に出張にきて、諏訪に泊まった。とある有名企業の時計工場を見学させてもらい、会合に参加した。

そして、明けた土曜日は現地解散で、お仕事はお休みだ。参加した皆さん方は、諏訪湖に観光に行くという。私自身は以前からたくらんでいたとおり、松本・篠ノ井経由で長野方面へ向かうことにした。ねらう獲物は、しなの鉄道の国鉄色急行型電車169系S52編成! 前日の工場見学や会合ではいっさい不要な望遠ズームレンズを持ってきているあたりが確信犯だ。

2008年10月12日日曜日

Flexaret VIの魅力


■Flexaret VIはいいなあ
現像したポジをようやくスキャンすることができた。やはりすばらしい。フレクサレットはよく写る!


2008年9月23日火曜日

Flexaret VIのスクリーン交換のこと


注意:ブロニカSQ-Ai用スクリーンでは小さくて合いません

■祝杯なり
数年来の懸案が解決してじつにうれしい。手元にチェコ・メオプタ製の二眼レフFlexaret VIというカメラがある。デザインに一目惚れしたパートナー氏に頼まれて、私がebayで2004年頃に落札したものだ。

2008年9月15日月曜日

【秩父鉄道PETIT撮影記事】Nikon F2を持って鉄道撮影に行くという「ゆめを叶えた」



■F3の時代の少年はどういうわけかF2がほしいと思っていた
「ゆめを叶える」とは大げさな言い草だ。だが、よく考えてみると長年願ってきたことをしたわけで、やっぱり「ゆめが叶った」わけか。

少年時代の私はニコンF2を使ってみたかった。不思議なもので、私の少年時代はすでにF3の時代であり、周囲にF2を持っていた人物も特にいない。それなのにどういうわけか、憧れていたのはF3ではない。きっと、現役で使えるのに見た目がクラシックなところに惹かれていたのだろう。「少し古いものが好き」という好みはそのころからすでに自分にはあった。