■似た絵柄の写真を量産しているかな
いつもいつも、同じような絵柄の写真ばかり撮っている。「写真好き」としての視点で考えれば、飽きないのかと不思議だろう。確かに飽きることは事実。けれど「鉄道ファン」の視点で考えると、決して「同じ写真」ではないので、飽きない、かな。
■勾配を降りてくるデキが好き
この勾配のあるいつもの駅間の勾配を逆光側から見ることが好きだ。ここを超望遠レンズ……といっても、35ミリ判換算で300ミリから450ミリ相当で眺めることが好きなのだ。ここをゆっくり下ってくる電気機関車は石灰石を積んでいるので、おそらくブレーキ操作を慎重に行う必要があるだろう。だから、そろりそろりとゆっくり勾配を降りてきて横瀬川を渡る。わずかに機関車がうなり声を上げるのは、横瀬川を渡ってカーブしながら駅構内に入るときだけだ。
そのデキの背後や線路が輝く様子、勾配の途中をカラスが横切る様子を見ていることが好きなのだ。季節を問わず。そして、冬期は双方のパンタグラフを上げて走ることも。
■振り返るとデキ102
■勾配を降りてくるデキが好き
この勾配のあるいつもの駅間の勾配を逆光側から見ることが好きだ。ここを超望遠レンズ……といっても、35ミリ判換算で300ミリから450ミリ相当で眺めることが好きなのだ。ここをゆっくり下ってくる電気機関車は石灰石を積んでいるので、おそらくブレーキ操作を慎重に行う必要があるだろう。だから、そろりそろりとゆっくり勾配を降りてきて横瀬川を渡る。わずかに機関車がうなり声を上げるのは、横瀬川を渡ってカーブしながら駅構内に入るときだけだ。
そのデキの背後や線路が輝く様子、勾配の途中をカラスが横切る様子を見ていることが好きなのだ。季節を問わず。そして、冬期は双方のパンタグラフを上げて走ることも。
運転士氏がブレーキ操作を力いっぱい行うようすを見ながら振り返ると、対向列車にはより古いデキ102が先頭に立っていた。こういうことがあるからこの駅で勾配を見ているのが好きなんだ。
積車の上り鉱石貨物列車が去って少しすると、信号も変わりポイントが動く音が聞こえて、退避していた対向の返空鉱石貨物列車が動き始める。デキ102の運転士氏が汽笛を鳴らし、あたりに「ポー!」という音が響く。そしてモーターがうなりはじめてゆっくりと勾配を登っていく。
【撮影データ】
Nikon D2X・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>、Ai AF Nikkor 300mm F4 ED・ISO100・RAW(Capture NX2にて現像)