いきなり引き当てた305編成。しかも鎌倉方 |
うーむ。鎌倉方ですか |
江ノ島駅にたどり着いたのはもう日がかなり傾いた頃で、もっと日が高ければ腰越や滝口寺あたりで撮ろうかと思っていた。けれど、もう建物の影になってしまう時間だ。さてどうしよう、と思っていたらいきなり305編成が現れた。しかも鎌倉方に連結されている(相手は500二世)。うーむ、順光では正面が撮れない時間だし。というわけで、またもや超有名駅まで行ってみた。海沿いで影は出ても日が当たるだろうから。
週末なので車内も道路も混雑している。線路沿いで鎌倉へ行ってしまった305編成を待つあいだも、線路が陰らないかと心配になる。なにしろ一番日が短い時期だ。どうしてもなら停車中のシーンを撮ろうと思いつつ。
日が当たる様子を撮るにはぎりぎりの時間 |
ホワイトバランス「晴天」のままで真っ赤に写ったよ |
その後、もう少し撮ってみたくて別の駅に行き、藤沢まで305編成に乗って駅構内に展示されている江ノ電沿線風景フォトコンテスト2013(このコンテスト、名称が江ノ電Webサイトでページごとに違うので、正式名称が今ひとつわからないのがご愛嬌)の応募作品展を見るためだ。なにしろ、畏友あまのじゃくさんも応募されているというから。そこで、藤沢駅で降りて停車中の305編成と一緒に展示作品を撮ろうとしていたら、その本人とさとけんさんがホームで撮影していて、吹き出した。
その後、まあまあまあ一杯やろうじゃないですか、というわけで飲みに行き、今日はこんなのを撮ったよ、と話しながら305編成のカット(夕日の上のやつね)をお二人にお見せしたら、お二人がゲラゲラ笑い始める。いわく、入賞作品と同じ場所なんじゃないの、それ? と。
うーむ。こらあかん。オマージュとかリスペクトなどと言っても、狙いは微妙に違うけれどパクリっぽく見える。そのときの話ではないけれど江ノ電は路線が短いのに人気路線で撮影者が多いから、「自分の絵」にしにくい。こりゃあまいったね。また撮るときはもっと狙いをじっくり考えたい。もっとも、自分の「引き出しの中身」が多くないとインスピレーションもわかないから、今後もたまに行って撮ってみたいとは思う。
※あまのじゃくさん、さとけんさん、それからあまのじゃくさんの奥様、楽しいひとときをありがとうございました!