2014年2月12日水曜日

【秩父鉄道7000系撮影記事】2014年のヘンテコ顔7002編成

「ドラマチックな状況で遭遇する」ジンクスは今年も健在

■悪条件でしばしば遭遇する
秩父鉄道のアイドル的存在をあげろという問いがあるとする。あなたがもしC58363とか1000系1003編成(または1010編成)と答えるなら、あなたはかなりまっとうだ。社会的に幸せな人生を過ごすことができると思う。赤デキや茶デキ! と答えるあなたは通ぶっているだけでけっこうまだ純真だ。デキ102やデキ107&108、などとデキの車番を指定するようになるなら、リア充から脱落する黄信号が灯る気がするので要注意。7001編成や7501編成と7504編成かな、と答えるならあなたはただの東急ファンだ。

そこでナナハチ! あるいは7002編成! と一発であなたが答えたとするなら……まっとうな暮らしをしたいならほどほどにしなはれ! と思わずお説教してしまうだろう。いや、脳内でこんな想定問答をする私がいちばん問題ありだとは思うのだが。

それにしても、「いま電車が来たらカッコいい」的状況で7002編成と遭遇するという私の電車運は2014年も有効であるということは少なくともわかった。

長野でも富山でもない。ここは秩父だ!

■大雪をかき分けて走るようすにしびれた
いやもう、ものすごくカッコよかったんですよ! 7002編成の活躍ぶりが。超望遠レンズや望遠ズームをオートフォーカスで使おうとすると、手前の雪にピントを合わせてしまうような、けれどファインダーアイピースが濡れて曇るのでマニュアルフォーカスも要注意、というような撮影しづらい条件だった。だからこそ、雪煙を上げて走るようすには心底しびれた。

いくらなんでもカッコよすぎる!

7002編成よ。今年もカッコよく撮ってやるからな!

【撮影データ】
Nikon D2X/AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>, AI AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)/RAW