2014年2月19日水曜日

【東武東上線PETIT撮影記事】雪の日の東上線8000系ワンマン車

もうすくセイジクリームになる81111編成

■大雪の日の東上線にぐっときた
先日の秩父で遭遇した大雪の日。東京方面へ戻る列車が運休にならないうちに帰ったほうがいいと、秩父鉄道の駅員ととある駅前飲食店のご主人に助言され、早々に引き上げた。

寄居から乗り換えた東上線はすでに間引き運転を行っていた。小川町から上りは各駅停車と準急だけ。それでもあとになって思えば、走っていただけありがたいというような降雪だったから、文句はいえない。

東上線末端のワンマン区間と越生線はこの春からちょっとおもしろくなりそうだ。なにしろ、共通運用の8000系ワンマン車のうち、81111編成(8111編成と名前が似ていますね!)がセイジクリーム塗装になるから。越生線と寄居〜小川町のどちらに入るかはその日の運だろう。しかも、寄居で昼寝する可能性もある。とはいえ、8000系ワンマン車にもそろそろ終わりが見えてきたという意味でもあるし、東上線系統でもひときわ田舎っぽい場所を走るから、走り始めたらねらってみたい。

秩鉄ホームより寄居駅

こちらはずっとなにやら点検中

■更新されてからのほうがすでに長い
80年代半ばの更新開始のころは、この顔は6050系みたいでもあるけど、塗装と相まって「小田急9000形の真似」に見えて、いまひとつ敬遠していた更新顔8000系も、それから25年以上走り続けてくれて見慣れた。「この顔でセイジクリームはありえない」などと言わず、側面からねらえばきっと懐かしい光景が撮れるはずだ。

ロイヤルベージュとインターナショナルオレンジのツートンカラーもいいけど、コストダウンのために採用された「黒歴史」的カラーのセイジクリームは、それはそれでいいじゃない。と思う。東武鉄道もなかなかやってくれる。側面の旧社紋や「東 武 鉄 道」表記も紺色の文字で再現してくれたらいいけど、そこまで望むのは酷かな。