2014年3月29日土曜日

【秩父鉄道C58363PETIT撮影記事】ファーストラン目前に迫る! SLパレオエクスプレス試運転行われる


菜の花を優先してこの場所にしたけど、背景はどうしてもね

■SLパレオエクスプレス試運転に遭遇した
ふらりと尋ねた秩父鉄道では、7800系第4編成(7804F)が運用入りするようすを目撃した日には、SLパレオエクスプレスの試運転が行われていた。事前に情報を得ていたわけではない。「近くに立ち寄るしカメラを持っていくか」と思って熊谷で降り立ったときに、ふと今週末のファーストランのことを思い出し、そういえばそろそろ試運転なのではないか、と思い出して線路際で待ってみたら、運よく遭遇できたというだけだ。

■12系客車の姿が見えないことで気づいた
きちんと撮ることを事前に考えていたならば、下り5001列車なり、別の場所で上り5002列車をねらっていただろう。だがあとからはどうとでもいえる。このときはなにしろ、車両基地である広瀬川原を電車で通過した15時ころに「12系客車の不在」に気づいたのだ。アルベルチーヌ……アルベルチーヌ……!

だから、広瀬川原付近でなんとか絵にしようとして桜堤を歩いてみて、ようやく菜の花がある程度咲いていたのが大麻生変電所が画面に入る位置だったというわけ。

ここだけ少し咲いていたよ
桜堤は楽しい

■マニュアルフォオーカスレンズで遊ぶつもりだった
持って行ったのはAI-Sニッコールのマニュアルフォーカス単焦点レンズのAI Nikkor 35ミリf/1.4S、同50ミリF1.8Sと同85ミリF1.4Sだ。もしもっと長いレンズを持って行っていたら、せっかくのヘッドマークを中心に正面がちにねらうことを考えたろう。そうすればどんな場所でも背景を気にしないでいられる。

■ぼけを活かしてふだん撮らないからいろいろとあれ
とはいえ、たまには沿線の花とかを画面に入れてみたくなった。で、あれやこれや。85ミリでボケを大きくすると背景を引き寄せてしまうし、というわけで50ミリでF2.8まで開く。ふつうは私はもう少し絞る。試しにF1.8まで開いてみても、この撮影距離だとボケ具合があまり変わらず、線路にこれ以上重ねると見苦しく、あーだこーだくぁwせdrftgyふじこlp(以下略)。撮影自体も「試運転」のようなものだ。

このあいまにナナハチくんが出庫

■ショッキングなものも見てしまった
そうして広瀬川原車両基地の奥に目をやると、なにやら白い車体に切り込みが入れられて、その一部が持ち上げられていくのが見えた。しばらくして門のそばまで行ってみると、車体の一部がトレーラーに固定されていた。

【以下、閲覧注意】

1010編成の解体作業はかなり進んでいた
クハ1210の先頭部分がクレーンで持ち上げられ……
陸送準備に。さよなら、クハ1210

【撮影データ】
Nikon D7000/AI Nikkor 35mm f/1.4S, AI Nikkor 50mm F1.8S, AI Nikkor 85mm F1.4S/RAW