2009年11月15日日曜日

【秩父7000系撮影記事】秋の秩父路訪問、東急車奮闘の巻

驟雨をまとい7002編成到着!
この日は朝から雨の予報だった。前日から会津若松に出張していた。けれど磐越西線を走る蒸気機関車はこの日は新潟へ行ってしまい、天気も悪い。会津鉄道と野岩鉄道踏破や只見線の乗車も考えたけど、会津若松を経つ時間が早くないので途中下車しにくい。せっかくなので乗るだけでなく撮りたいのだ。

そこで、今回はずっと行きたかった秩父へ行くことにした。雨が降っていれば蒸気機関車の煙も期待できるだろうし、新幹線に乗れば上り熊谷行きのSL列車パレオエクスプレスに間に合う。リバイバルカラーのデハもいろいろ撮りたいし、東急から来た7000系の活躍も見たい。ちょっともったいないけど、「撮りたいものが多い」秩父を優先することにして、会津若松はまた今度来ることにする。

磐越西線に揺られ、途中で485系赤べえ塗装の快速と交換するシーンを撮りながら新幹線と湘南新宿ラインを乗り継ぎ熊谷へ。久しぶりに急行秩父路に乗ることにした。熊谷から急行に乗るのはそれこそほぼ25年ぶりだ。

もと西武新101系だった6000系は快調に飛ばして行く。雲が途切れてときどき晴れ間が見えてうれしくなる。ひろせ野鳥の森、小前田、武川と過ぎるたびに「ここで降りたい」という思いに駆られるけれどぐっとこらえる。

熊谷駅で羽生行き7002編成を目撃したのち、急行列車は次に羽生行き7001編成と交換した。ということは、こんど三峰口行きに7000系が続いてくる。しかるべき撮影地を探さなきゃ。

寄居を過ぎて山が近づいてくると、紅葉が見頃を迎えつつあるのがわかる。できれば山の方まで行きたいけれど、あれこれ考えて長瀞まで行かないように降りて陣取ることにした。日が短くなってきたので、撮影可能な時間を長く保っておきたい。それに、ダイヤがわからないリバイバルカラーの各種電車に移動中にすれ違って撮れないのもくやしい。

運よく「チョコバナナ」ことデハ1000系導入当初の黄色に茶帯のリバイバルカラー車(1007編成)やカナリアイエロー(1012編成)、ウグイスの1009編成を撮影できた。そして、いよいよSLパレオエクスプレスの汽笛が遠くから聞こえてくる頃……雨脚が突如激しくなってきた。あたり一面が雨煙で白く見える。露出もだんだん厳しくなりそう。緊張が張りつめてきたころに踏切が鳴った。来た! 7002編成三峰口行き! 



パレオと交換なり!
 7002編成は駅直前の小さな坂をそろりそろりと上り、ゆっくり進入した。ステンレスで近代的な電車はなんとなく悪天候でも頼もしく見える。東急8500系(とその派生形式)をこんなにかっこいいと思ったのははじめてだ! (すみません、西武沿線住民の私にはずっとそっけないデザインの電車に思えました)そして、なんとパレオエクスプレス5002列車と交換。いいものを見てしまった。

悪天候でも頼もしいね

パレオとの交換も、もちろんパレオ出発シーンもしっかり撮影した。次の7001編成三峰口行きも待つつもりが土砂降りの雨だ。下り方面へ移動することにした。デキ108の鉱石列車とデキ502の鉱石列車の交換に遭遇することもでき(←洒落じゃありません)、満足しながらやってきた7001編成に乗り込んだ。

荒川橋梁を越える頃、雨がやみはじめて赤く染まった太陽が雲間から姿を現した。ああ、いまここで河原にいたら! 少年の頃に見た鉄道ファン写真コンクールの長瀞鉄橋で捉えたデキのシルエットの写真を思い出す。俺もあんなになれたのに! とやきもきするけれど仕方ない。7001編成から見た長瀞の夕景は心の中に大切にとっておくことにする。

でも、やっぱり走る電車を近くで撮りたくなって秩父市内で降り立った。それがまたよかったんですなあ。7001編成は羽生行き急行と交換し、さきほど先行したデキ502牽引の鉱石列車を追い抜き(名物の三倍交換ってやつです。いや、さらに上り鉱石列車と交換したからこれって四倍交換!?)、残照を浴びながら三峰口へ駆けて行った。西日に当たるステンレスカーはやはりかっこいい。東急車を見直したよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿