ラベル AI Nikkor 85mm F1.4S の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル AI Nikkor 85mm F1.4S の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年8月11日日曜日

【1988年・1989年鶴見線】鶴見線を撮ったコダクロームを「ニコンスライドコピーアダプター ES-1」でデジタル化する

武蔵白石駅構内から撮った安善で入れ替えをするDE10

■コダクロームのスキャン画像が気に入らない
私は25年近くニコンのフィルムスキャナーSUPER COOLSCAN LS-4000EDを温存している。スキャナー自体は温存できていても、それを動かすソフトウェアが減ってしまった。純正のNikon Scan 4は更新されなくなって久しい。

2024年7月31日水曜日

【AI Nikkor 85mm F1.4S】川越百万灯夏まつりのころの川越一番街


■薄暮の街を撮るために
先週末(7月27日土曜日〜28日日曜日)は川越百万灯夏まつりだった。蔵造りの川越一番街を中心に、出店や出し物があり、盛況だったようだ。その前日までの2週間ほどの期間の日没のころに、私は街を歩いていた。提灯が飾られているようすを撮るためだ。

2024年3月10日日曜日

【秩父鉄道1980年代】SLパレオエクスプレス運転開始のころ


■1988年(昭和63年)4月1日の秩父路
もうすぐ2024年の秩父鉄道SLパレオエクスプレスの運行が始まる。3月8日付け発表の報道資料によると今年は4月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)の4日間はJR東日本ぐんま車両センター所属の旧型客車4両を借用して運行されるそうだ。同リリースにもあるように、SLパレオエクスプレスの運行開始時から1999年までは、旧型客車で運行していた。今回運用する旧型客車のうちの1両スハフ32-2357はそのときにも用いられていた。

私はこのSLパレオエクスプレスの運転開始された1988年春までは、秩父鉄道に夢中で通っていた中学生だった。春の運行開始直後にも数枚だけ旧型客車を牽引するC58363の姿を撮影している。

2023年7月10日月曜日

【ニッコールレンズのお話】AI Nikkor 85mm F1.4Sで撮る薄暮の町

f2.8

■こんどはAI Nikkor 85mm F1.4Sを持ち歩いている
少し前のエントリーで、モノコートで非AI方式のままのNikkor-S Auto 55mm F1.2をNikon Dfに組み合わせて、絞り開放付近で薄暮のころに撮り歩くのが楽しいと書いた。

Dfボディとの重量や大きさのバランスが自分には非常に合うように思えたし、球面収差の過剰補正による絞り開放時のハイライト部分のにじみを使ってみたかった。

2022年8月3日水曜日

「夜の路線バス操車場が好きだった自分」を思い出した



■消極系路線バスファン
鉄道趣味のひとには、かなりの数で「路線バス趣味」を兼ねているひとが多い気がする。あくまでも、私の周辺の観測事例を述べているだけかもしれないので、データに基づいた客観性のある話ではない。「そういう感じがする」程度の話だ。

2022年6月22日水曜日

【秩父鉄道いまむかし】急行『秩父路』用300系電車のタブレット保護棒と保護板と100形電車の中央の運転台、そして武州中川駅と武州日野駅の進行方向

1985年10月1日撮影の300系電車デハ302号(下り三峰口方)
このころの写真では上り熊谷方デハ301号の助手席側のみ保護板がない

■300系電車の運転室次位の窓にある保護棒と保護板のこと
先日Twitterで話題にもしたが、秩父鉄道の有料急行『秩父路』号に1992(平成4)年まで使われていた300系電車のうち、両端の制御電動車デハ300形の奇数偶数の両車の運転室次位の客室窓には、二本の保護棒が渡されその上には保護板が設けられていた。過去に投稿した写真にも写っている。ただし、熊谷方のデハ301の助手席側の保護板は1985(昭和60)年の写真では取り外されている。

2021年12月8日水曜日

【ニッコールレンズの話】AI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-EDとAI Nikkor ED 180mm F2.8Sは同じ焦点距離と開放F値を冠していても、描写が意外と大きくことなるのではないかと2021年12月になって気づいたという話


■師走になってしまいましたね
気がついたら、いや、もちろんとっくに気づいてはいたけれど、2021年の年末になっていた。まったくもう、びっくりしちゃうね。そんな時候のあいさつはともかくとして、このところ私は自宅周辺で紅葉の風景を撮っていた。「こうよう、葉っぱがよう、赤や黄色に輝いているのがよう、すげえいいんだぜ」などとダジャレを考えながら

2021年9月24日金曜日

【秩父鉄道5000系】秩鉄5000系電車のことをあれこれ思い出す日々


■元都営地下鉄6000形である秩鉄5000系電車を思い出した
秋雨が少々落ちつき好天の日が続いている。まだ台風シーズンは終わってはいないだろうから、警戒を緩めてはいけないだろうが。だいぶ日も短くなり、秋の虫の声も聞こえるようになり、秋の訪れをいやおうなしに感じさせる。もう9月も終わりだものね。

2021年9月20日月曜日

【1990年7月】青梅線のEF64形1000番代牽引石灰石輸送列車いきあたりばったり撮影記


■石灰石輸送列車ももちろん撮った
1990(平成2)年7月に青梅線の列車撮影に行ったときに撮ったTri-X(コダックのモノクロネガフィルム)には、EF64形電気機関車1000番代が牽引する石灰石輸送列車の姿もとらえられていた。なぜ青梅線を訪問したのかという理由はもう覚えてはいない。

おそらくは、自宅から近いわりに山間を走る列車の雰囲気を楽しむことができて、同時に貨物列車も走っているからという理由で青梅線に決めたはずだ。だから、石灰石輸送列車を撮ることも訪問目的の大きな理由だったはず。

2021年9月18日土曜日

【1990年7月】青梅線「103系の沼」をかいま見る その2(高運転台車編)

クハ103ATC対応車の次に写っているのは
モハ72-970番代から改造されたサハ103-3000番代車じゃんか

ATC対応高運転台のクハ103が青梅線にいるなんて
1990(平成2)年7月の夏休みに青梅線の列車を撮りにでかけたときの話の続きだ。そのときに最も強く感じたのは、青梅線にも103系ATC対応高運転台車で冷房車のクハ103がずいぶん増えたなあということ。

京浜東北線および山手線用に製造された車両で製造数も多かったものの、その両線および横浜線と新規開業して間がない埼京線で用いられていた。それが、205系電車に置き換えられた。まだ車齢が新しいことからATC装置を下ろして青梅線・五日市線用に転属してきた。

それまでの青梅線の103系は初期に製造された低運転台・非冷房車がおもだった。この高運転台で冷房車であり、ユニット窓のクハ103形にはどうしても「京浜東北線および山手線用の電車」という印象が強くあり、青梅線で見るとじつに不思議な感じがした。

2021年9月16日木曜日

【1990年7月】青梅線「103系の沼」をかいま見る その1(低運転台車編)

有名な白丸駅下り方のトンネル
自分もモノクロフィルムでこれを撮ってみたかった


■ネガを見つけ出してフル解像度で再スキャンした
先日のリコーフレックスVIIで撮った青梅線のカラーポジのエントリーを書いたあとに、その文中でも触れた1990(平成2)年7月にモノクロームフィルムであるTri-Xで列車主体に撮影したネガを見つけた。以前にもなんどかお見せしたことのある写真が含まれている。だが、それらは当時のパソコンが非力であったために、600万画素相当(3,000×2,000ピクセル)程度でスキャンしていた。

いまも手元のパソコンは非力ではあるが複数台あり、「フィルムスキャナー専用機」を用意しているから、フィルムスキャンのあいだにパソコンが占有されても困らないよう、以前よりは自分のハードウェアの環境は改善されている。そこで、ネガがより傷んでしまうまえにあらためてNikon SUPER COOLSCAN 4000 ED(LS-4000ED)の約2,280万画素のフル画素(5,782×3,946ピクセル)でスキャンすることにした。Photoshopでの画像処理もむかしより経験を積んで、そう気が重くはなくなったしね。

そうしてネガスキャンした写真を見ていて、1990年の少年だった私には気づいていないことが、2021年の中年の私に見えてきた。それは、90年代の青梅線103系電車はバリエーション豊富で奥が深いということ。これは……沼だ。あえていおう、沼であると!

2021年7月29日木曜日

【レンズフードの話】第七次レンズフード戦争 キヤノンゼラチンフィルターホルダーを予期せず入手し新展開か

F-1やFDレンズ時代の
キヤノンゼラチンフィルターホルダーと
専用レンズフード

■キヤノラーに俺はなる!
以前からレンズフード関連記事のなかで私は「有名なキヤノンゼラチンフィルターホルダーを使ってみたい」と何度も書いていた。ところがそれを書いていたころには、手ごろな価格のものどころか、手ごろではない価格のものさえも見つけることができなかった。インターネットオークションや某有名フリマアプリを使えば見つけることはでるが、じっさいに手にとって見ることができないので好きではなく、もうずいぶん利用していない。

だから、評判の高さは知っていても自分の手で触れたことさえなかった。

EOS用の3インチ角シートフィルター用のIII型(GFH3)および4インチ角シートフィルター用のIV型(GFH4)ならば、製造終了しメーカー在庫が払底していても、もしかしたらまだ入手はしやすいかもしれない。ただし高価だ。ニコンのAF-3およびAF-4と同様にホルダーとフード数枚、さらに必要なアダプターリングを新品で買うと1万円以上かかる。

そう思って、すっかりキヤノンゼラチンフィルターホルダーのことをあきらめようと決めて、その存在さえ忘れていたある日のこと。とあるカメラ店のジャンク用品コーナーに、興味のあったFDレンズ時代のキヤノンゼラチンフィルターホルダー(ホルダー本体に"Canon HOLDER FOR GELATIN FILTER"とあるもの)が並んでいるのを目にした。フードがふたつと⌀52mmの純正アダプターリングがついてワンコインだぜ。イヌ入りではなくて、税込みで硬貨一枚という価格だ。

嗚呼、南無三。

「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
(太宰治『走れメロス』)

すぐそばには、専用フードがさらにもうひとつ数百円でジャンク棚にありましてね。政府高官ふうにいうと、私はものを増やさないように「いろいろな意見があるのは承知しているが、万全の体制で努力している」のですが。はい、ご明察。完落ちしました。引用する文学作品はむしろ『人間失格』や『白痴』『悪霊』のほうがふさわしいかもしれないな……。よくしゃべる! 

こうなったら、キヤノラーに俺はなる! 「潜水艦は伊号、飛行機は92式、カメラはKWANON、皆世界一」*だからな!

2021年6月21日月曜日

2021年6月15日火曜日

【JR八高線1990年10月】非電化時代の八高線拝島駅にて


■夜の駅が好きなわけ
むかしから夜の駅には、いつもなんともいえない旅情を感じる。だから用もないのに出かけることが多い。列車を見に行くというよりも、夜の駅の雰囲気を見に行くというほうが自分にはより正確かもしれない。見慣れた地元の駅でさえも、夜になると雰囲気が変わるように思えて興味深い。

そして夜の駅ではチェーホフの『犬を連れた奥さん』の一節をいつも思い出す。主人公が旅先のヤルタで出会ってともに過ごした女性を見送ったシーンのことだ。このひとたちはいわゆるダブル不倫なのはまったく感心しないけどね。

2021年4月29日木曜日

【西武10000系電車】レッドアロークラシック10105編成が定期運用より離脱

2012年5月

■初代レッドアロー塗装の「レッドアロークラシック」の定期運用が終了
西武鉄道によると、西武新宿線で運用されていた10000系電車のうち、初代レッドアロー(5000系電車)がまとっていたアイボリーに赤い帯の塗装が施されている10105編成「レッドアロークラシック」(以下、RACと略)が、本日4月29日をもって定期運用から離脱(リンク先はPDFファイル)するという。同ニュースリリースによるとRACが走り始めたのは2011年11月からだから、9年半ほどその姿を目にできたということになる。5月中には臨時列車に用いられる(リンク先はPDFファイル)ともすでに発表されている。

2021年4月1日木曜日

【西武池袋線撮影記事】今年も春がやってきてLaview&『Shibuya Hikarie』号も走りまわる。そんなようすをAI Nikkor 85mm F1.4Sで撮る話


■YS-11FCロスに見舞われたということにしておく
思えば、このブログではうっかりしているうちに春が来てしまったかのようなことをいつも書いている。日差しの変化には気づいていても、毎年ソメイヨシノの開花とともに芽吹きがいっせいに発生するように感じてしまうから、春の訪れがあたかも突然のように思われるのだろうか。

2021年2月14日日曜日

【西武西武園線新101系電車撮影記事】赤い電車令和の西武園線を行く&「ありがとう101系多摩湖線ラストランWeek」のお知らせ(2月15日追記)

2019年3月

■西武園線には赤電リバイバルカラーの新101系も走る
西武西武園線を走る車両には、2019年のダイヤ改正で数年ぶりに多摩湖線用の新101系電車が充当されていた。さすがにそれは長くは続かず、2020年3月のダイヤ改正以降は基本的には2000系電車または新2000系電車が運用されるようになった。だが、それ以降にも多摩湖線の車両が用いられることがあるようだ。多摩湖線用の新101系電車の編成数が減少した結果、2020年11月からは多摩湖線用の9000系電車が運用入りすることも。

2020年11月28日土曜日

【ニッコールレンズの話】第四次レンズフード戦争・ニッコールレンズの戦い終戦か。AI Nikkor 85mm F1.4Sの斜光線対策を考えた

AI Nikkor 85mm F1.4Sに装着した
コンタックスメタルフード5+72/86リング。
内部に植毛紙を貼った

■所有するAI Nikkor 85mm F1.4Sは斜光線に弱かった
11月も終わりになり、東京首都圏の紅葉も見ごろを過ぎつつあるようだ。というのは、近隣の紅葉しか自分の目で見ていないから。「ようしらんけど」というやつ。

2020年11月24日火曜日

【ニッコールレンズの話】自宅にて秋を愛でていて……第四次レンズフード戦争・ニッコールレンズの戦い勃発す!【11月25日追記】

78mmの長さのある⌀86mmの望遠用メタルフード。
前面にもねじが切ってあり
前後ともに同じ口径で連結可能なものは
なかなか手に入らない

■おうちで秋を楽しんでいたのです
東京首都圏でも木々が色づき落葉が進んでいる。夜間や早朝の気温の低さに秋が深まりつつあることを実感する。だが、連休期間中は遠出せずに自宅周辺であいかわらず過ごした。あれがああだからしかたないなあ。それに、連休初日以外は午後になると自宅のあるあたりは暗く曇ってしまった。県内でも秩父は午後も晴れていたそうだけど……土日に秩父に行くのはいまは私はガマンだ。

2020年10月2日金曜日

【ニッコールレンズの話】いろいろなニッコールレンズにコンタックスメタルフードを装着して悦に入る俺は「フード病」をこじらせたに決まってる 補遺


■コンタックスメタルフードが「さらに生えた」
かつての京セラ・コンタックス(またはヤシカ・コンタックス、略してヤシコンまたはY/C)RTSシリーズ用一眼レフカメラのカール・ツァイス*1交換レンズには、⌀86mmの円筒形で深さ(長さ)が5種類あるねじ込み式メタルフードおよび⌀82mmのW-1、レンズの何種類かのアタッチメントサイズに合わせた各種アダプターリングが用意されていた。そして、いくつか所有していたそれらのフードとアダプターリングを、用品メーカー製ステップアップリングを介してFマウントニッコールレンズにつけてみたら気に入ったという話を先日した。

そこでカメラ店で傷のある安価なコンタックスメタルフードとアダプターリングをさらにいくつか手に入れて、AI Nikkor 20mm f/2.8S、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition)、AI Nikkor 85mm F1.4S、そしてAI Nikkor ED 180mm F2.8SおよびAI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-EDにあれこれとつけ替えて用いるようになったというところで、戦争は終結し世界には平和が訪れた。