2015年6月28日日曜日

【JRE115系PETIT撮影記事】高崎の115系1000番台湘南色に萌える


■高崎で見る115系電車6連にぐっとくる
先日来から所用でときおり前橋から桐生にかけて、つまり上毛電鉄沿線を訪問する機会がある。つい先日も午前9時頃に高崎で両毛線の電車(正確には、高崎線から直通する前橋行き走ルンです)を待っていると、下り方面から115系がやってきた。ところが、よく見ると……編成が長い。3連×2の6連だった。そうか、ラッシュ時は6連で走るのだな。

2015年6月24日水曜日

【チラシの裏】「旅情」を写真にするにはどうすればいいのか


「旅情」を絵にしたいと思い続けている。ではその「『旅情』とはどういうものか」については、先般のエントリーでも書いた。その定義をここではそのまま引用しよう。

世界の美しさをかいま見てしまい、だれかにそのことを伝えたくてたまらない気持ち。

この定義はそう誤っているとは思わないが、いささか気取り過ぎではある。スカしていると言われたらその通り。そこで、もう少し簡単にしてみれば、旅先で感じた「ああ、いいなあ」という気持ち、というところか。某SNSの「いいね!(Like!)」ほどに軽くはない。古典の教科書で習う「ぞ、なむ、や、か」のように「詠嘆」だ。昔の教科書にはこれらはこう書いてありませんでしたか。「よいことだなあ。よいことであるぞ」と。


2015年6月16日火曜日

【チラシの裏】路面電車の行き交う町にて


■路面電車が通り過ぎるのを見ながら
曲がり角に連柱のある古いビルが建っている。その曲がり角をときどき、中央駅行きの路面電車がやってくる。信号待ちで一時停止したあと、ゆっくり起動する際にチンチンと鐘を鳴らしてパンタグラフからばちばちとアークが飛び、大きな音があたりに響く。

そのようすをしばらく見ていた。くだんの古いビルの二階は喫茶店になっており、持ち込んだパソコンで作業をしていても、路面電車が来るたびに手がつい止まってしまうのだ。

2015年6月11日木曜日

【JRE185系PETIT撮影記事】「スワローあかぎ」にて


■185系電車に乗りたくなった
高崎線の特急列車は昨年(2014年)春のダイヤ改正で、使用車両が基本的には651系に置き換わったことは、ここにお越しになる方で鉄道趣味仲間の方にはご存知のとおり。わずかに、新宿発着の『スワローあかぎ』号には185系が充当され続けている。少し遅めの時間に都内に出る私は、しばしば朝の新宿行き2号や、夜の前橋行き13号を目にし、そのつど「なつかしい国鉄型車両のブロワ音」に耳をそばだて、乗ってみたいなあと思っていた。

毎日、高崎線で定期運用されていたころは、「しょせんは『新特急』」「なんとなく微妙」などと思っていたくせに。だが、斜めストライプ塗装が復刻しつつあることや、高崎線に限らず首都圏から国鉄型車両がみるみると数を減らしているのであれば、身勝手なもので気にはなる。

2015年6月7日日曜日

【上毛電気鉄道デハ101撮影記事】「上州の野武士」今日も活躍



■上毛電気鉄道デハ101の送り込み回送列車を待つ
勾配の下のカーブを曲がってきた電車の茶色い車体が見えた。単行運転のデハ101号は加速をつけて結構な速度で勾配をかけ登ってくる。みるみるうちに近づいてきて、画面内に想定していたベストの位置にさしかかった。シャッターボタンにかける指にわずかに力がこもる。いっきに加速したデハ101は、あっというまに目の前を通過した。画面内に見えたのはほんの一瞬のようにも思えた。