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2017年12月30日土曜日

【東武鬼怒川線撮影記事】走れSL「大樹」! 夜の転車台にて


■夜汽車を撮るために
先日の東武鬼怒川線SL「大樹」撮影行の続きだ。上りSL「大樹」4号を砥川橋梁で撮ったのは15時ころだった。冬至すぎとはいえまだ明るい時間だ。いっぽう、SL「大樹」はさらにもう一往復する。下今市発16:32、鬼怒川温泉着17:08で、鬼怒川温泉発18:09、下今市着18:43ということは、冬至すぎのいまの時期は下今市を出発するのが日没とほぼ同じ時間だ。事前に計画的に行動するならば、日のあるうちの列車は撮影をして、日没後の列車には乗ってみるというのも楽しそうだ。次はそうしてみようと私も思う。

2017年12月29日金曜日

【東武鬼怒川線撮影記事】走れSL「大樹」! 鬼怒川線にて国鉄を味わいに行く


■鬼怒川の流れは絶えずして…… 
冬晴れの日が連日続いていたのに、この日は日の出から太陽がほぼ終日姿を見せなかった。鬼怒川の河原にいるとなおさら冷える。ときおり雲の切れ目から太陽が顔をのぞかせても、すぐに隠れてしまうために気温が上がらない。どうせなら雪が降ればいいのにと思うほど。足踏みをしたり体を動かして河原に立っていた。寒い日になぜ河原にいたかというと、列車を待っていたから。東武鬼怒川線を走るSL「大樹」を撮るためだ。


2017年11月20日月曜日

【秩父鉄道SLパレオエクスプレス撮影記事】パレオくん、秋晴れの秩父路で豪快に走る


■秩鉄SLパレオエクスプレスが恋しくなった
先日の出張撮影では新幹線に乗ったり、投宿先の目の前を走る花輪線を撮りはしたものの、それ以外はもっぱら鉄道に触れることがなかった。紅葉の風景のなかを走る秋田新幹線、あるいは日暮れの海沿いを走る広島電鉄の電車、岡山付近で見た黄色い117系電車、JR奈良線のうぐいす色の103系電車が混雑する稲荷駅にいるようすなどは、目で見ただけで心のなかにしまっておきたい貴重なシーンだ。

いやでも、そういったしみじみといいなあ、と思わせる魅力的な鉄道シーンを具現化するのが自分の仕事でもあるよな……。そう思ってひさしぶりに、私的な鉄分補給として秩父に出かけた。先日の雨の日に秩父地方の紅葉のようすを目にして、そろそろいい感じなのではないかと思ったからだ。しかし、この日はむしろ紅葉よりもC58363号機にひどく驚かされたのだった。

2017年9月18日月曜日

【秩父鉄道SLパレオエクスプレス撮影記事】『SL運行30周年記念号』を撮る


■台風は秋の風物詩
「野分」が秋の季語であるように、秋雨と台風は9月につきものだ。何度か大雨を繰り返しては気温が徐々に下がり、気がつくと晴れた日でも日中の気温が下がるように感じられると、本格的な秋の訪れを体感させるのだから。そんな、九州に台風が上陸したと伝えられて東日本でも大雨予想が出いていた日に、我らが秩父鉄道SLパレオエクスプレス『SL運行30周年記念号』が走った。もしや大雨で運休もありえるのではないかと危惧しながら、私は線路際で待った。

とはいえ、正直にいうと雨を待ち望んでいたと認めざるをえない。白い空が広がる曇りの日は絵になりにくいし、ある程度の雨量であれば気温が下がるだろうから。もちろん、土砂崩れや水害などは困るのだけれど。そうして傘を差し、機材を濡らさないようにしながら待ち構えていると……遠くの山々にこだまする汽笛が聞こえて、SLパレオエクスプレス5001列車がやってきた。やっほー、いい感じだぞ!

2017年5月25日木曜日

【ぼろフォト解決シリーズ】『Panasonic LUMIX GF9 脱・初心者マニュアル』を発売しました

LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.

【お仕事のご紹介です】
 Amazon.co.jpで各種カメラのハウツー本として発売中のKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』最新刊では、Panasonic DC-LUMIX GF9(以下、GF9)を取り上げました。GF9は小型軽量でややモダンクラシックなデザインと、チルト式背面モニターを備えてセルフィー(自分撮り)にむいた各種機能が特徴のマイクロフォーサーズレンズ交換式カメラです。

2017年4月6日木曜日

【秩父鉄道撮影記事】荒川桜堤ようやく見頃に



■ソメイヨシノの開花がようやく始まった
いつもであれば4月第一週の週末がサクラとナノハナの組み合わせが見頃であるはずの、熊谷市内の荒川桜堤。既報の通り、今年はどうも1週間ほどソメイヨシノの開花が遅い。ヤマザクラやヒカンザクラはあちこちで咲き始めているのに。けれど、ようやくソメイヨシノの花も絵にできるくらいに開き始めた。

2017年4月3日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】秩父路の春


■ファーストランとソメイヨシノが合わない
4月を迎えて世間は新年度になった。季節もだいぶ春が進みすっかりおだやかに……なったはずなのだけど、日差しはたしかにおだやかだけど、朝晩の寒さはまだあるからか、ソメイヨシノの開花が昨年より遅い。ナノハナやハナダイコンは寄居付近でも咲いているのだけどなあ。

2017年2月12日日曜日

【真岡鐵道撮影記事】冬空のもと、「SLもおか号」走る


■少しずつ日差しが明るくなってきて
2月も中旬になり、日差しはあきらかに年末年始のそれとはことなりずっと明るい。明るさを増した日差しを受けて、あちこちでウメもさかんに咲いている。カワズザクラも咲いているというし、ロウバイも香りをただよわせている。それでも、穏やかな陽気に油断をして薄着で出かけると朝晩の冷え込みに震えることもあるから、油断はまだできない。それなのに、しばしば私は油断をして風邪をひく。それに、関東地方では降雪量は2月がもっとも多いのだ。春がやってくるまでは、穏やかに暖かい日と北風の強い日を繰り返しながら日々がめぐる。

1月は趣味の鉄道撮影にほとんど出かけられなかった。2月はそこで先日来からまたカメラを借りて撮影をしている。そうして週末に選んだのが真岡鐵道だ。昨年の夏から秋にかけて何度か通っていた真岡鐵道に、久しぶりに足を向けた。

2017年1月4日水曜日

【秩父鉄道関連記事】『SL秩父路初詣号』の交換シーン


■あらためて、本年もよろしくおつきあいくださいませ
 三が日も終わり、小・中学生はまだ冬休み期間中ではあっても、そろそろ仕事始めの企業も出てきて世間では、少しづつ正月ムードが終わり始めたはずだ。遅まきながら、ご愛読いただいているみなさんには、改めて新年のごあいさつをしたい。本年もよろしくおつきあいただけると、とてもうれしい。身辺雑記とWeb備忘録のようになりつつあるブログではあるけれど、ささいなことでもみなさんのお役に立てれば、と切に思う。

2016年11月26日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】初雪の次の日


■11月の初雪
関東地方在住のみなさんはご存知のとおり、先日の関東地方は11月下旬というのに初雪に見舞われた。筆者が住む埼玉県南部はそれなりの積雪があった。

鉄道従事者のみなさんは戦々恐々とされたであろうけれど、写真家である筆者は「遠くに行かないでも雪景色が撮影できる千載一遇のチャンス」とばかりに、自宅の近隣で撮影に勤しんだ。やっほう! と思いながら。

2016年11月20日日曜日

【秩父鉄道撮影記事】SLパレオエクスプレス、秋の秩父谷を行く

矢那瀬のあたりの紅葉はすてきだ

■紅葉も終わりつつある
11月もいよいよ下旬になり、関東地方の紅葉も標高が高い場所では終りを迎えつつある。今年の紅葉は長かった秋の秋雨のせいか、寒暖差が大きいところに行かないと色づく前に枯れている印象がある。よく見ると葉が傷んでいるものが多いように思われた。

ともあれ、引いて紅葉のある風景としてみると首都圏各地ではいまが見頃だ。好天に恵まれた20日(日曜日)の秩父鉄道沿線は人出も多く、SLパレオエクスプレスの最混雑区間である寄居〜長瀞間は立席で乗車する姿さえ見られた。普通列車も都内の朝のラッシュアワーのような混雑ぶりだった。

2016年11月9日水曜日

【ぼろフォト解決シリーズ:お仕事のご紹介】OLYMPUS PEN-F本発売開始!


【お仕事のご紹介です】
■Kindle電子書籍カメラ本最新刊はOLYMPUS PEN-F
 私も携わっているAmazonで販売中のKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』最新刊が発売になりましたので、ご紹介します。

書名:『ぼろフォト解決シリーズ099 絞り優先で作品レベルの写真を撮る! OLYMPUS PEN-F ビギナーズバイブル』
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MSIRPL8/
著:秋山薫・楠田佳子・小山壯二・HARUKI・齋藤千歳
価格:880円
スペシャルサンクス:上川守/小出裕二/田島邦洋(敬称略)

■内容のご紹介
 本書はOLYMPUS PEN-Fを手に入れた(あるいは手に入れようと考えている)ユーザーが、「絞り優先AEを使ってひととおり撮れるように」という趣旨で解説した電子書籍です。状況ごとに露出モードを変えて撮るというのでももちろんかまいませんが、絞り優先AEでもシャッター優先AE的に撮ることは可能です。「どういう状況で露出モードを変えればいいのかわからない」と悩む真面目なユーザーが多いのが日本のカメラユーザーの特徴のように見受けられますが、そこを「絞り優先AEでなんとかできる」ことがわかれば、カメラの扱い方(というよりも、写真の撮り方)についての理解が深まるはずです。もちろん、ハイレゾショットやライブコンポジットといった機能の使い方も作例つきで解説しています。また、撮影時のワークフローや基本的な構図の解説、レンズのレビューも掲載しています。グラビアには、HARUKIさんと楠田佳子さんの作品を掲載しました。素敵な写真をご覧いただけます。

2016年9月30日金曜日

【秩父鉄道PETIT撮影記事】四国からの「待ち人来たらず」とはいえ


■寄居で東上線から降りたら
午前8時半頃。東武東上線の電車が寄居に到着したときには、秩父鉄道線の電車はすでに上下ともホームにいて出発するところだった。東上線からの乗り換えには間に合わなかった。とはいえ、8時56分にふたたび上下ともにやってくるのでまあいい。そう思って改札であわてずに秩父鉄道線内の切符を買った。

2016年9月18日日曜日

【真岡鐵道撮影記事】「どういう印象」を絵にするか


■雨夜の品定めのように
すっかり9月の長雨にたたられて、ここ最近は雨の写真ばかり量産している。趣味写真ではないものではちょっと困ることがある。晴れた日の写真がどうしてもほしかったら、どこか晴れているところに行かなくてはいけないな。そう思いながら過去の写真を見つつ、どんな写真にしたいか、どんな写真を撮るかどうかのイメージトレーニングをしているわけだ。

さて、このところ何度か真岡鐵道へ行ったのは、正直に言うとC12を撮りたかったというばかりではない。C12と50系客車は理由のひとつでしかないのだ。

2016年8月28日日曜日

【真岡鐵道撮影記事】C1266号機を撮る


■台風接近は蒸気機関車撮影には吉報なり
台風の接近が伝えられて雨がちの日が続くなど、天候が安定しない。いかにも夏の終わりを告げるようだ。だが、この悪天候を見てほくそ笑むことがある。それは、蒸気機関車を撮るとき。夏の高温では蒸気機関車の蒸気はめだたない。雨が降って気温が下がってくれるほうが絵になるからだ。

2016年7月25日月曜日

【秩父鉄道SLパレオエクスプレス撮影記事】本日のパレオくん


わずかとはいえ晴れ間が見える空模様を見て、秩父へ行った。思えば1ヶ月ぶりだ。そして、世間の子どもたちは夏休みだ。したがって、秩父の観光シーズンも本格化しつつあり、親子連れをはじめとして観光客でいっそうにぎわっていた。今日のパレオはガリガリ君エクスプレスで、撮影しながら手を振るとたくさんの子どもたちから手を振り返してもらった。

2016年4月3日日曜日

【秩父鉄道撮影記事】SLパレオエクスプレスファーストランを撮る


今年は冬眠期間が長かった秩父鉄道C58363も、いよいよ目覚めたようだ。4月2日のファーストランでは、ひさしぶりにその勇姿を見ることができて、沿線で安堵していた人も多いだろう。大麻生の桜堤で待つあいだにご一緒したみなさんも、あるいはほかの場所ですれちがった鉄道ファンではない近隣住民のみなさんも、みないちように「今日の煙はひさしぶりによかった」と話していたのが印象的だった。

2016年3月22日火曜日

【真岡鐵道撮影記事】『SLもおか号』にビビる


■そのとき私は勝利を確信していた
風の流れは順光側に立つ私には好都合だ。煙は私の立つ方向と反対側に流れている。そして、勾配の手前でもあの煙だ。踏切警報機がなる前に私は所定の位置に戻り、機材の最終確認をし、レリーズのタイミングをもういちどカウントした。脳内には仕上がりのイメージが明確に思い浮かんでいる。このとき、私は勝利を確信して思わずほくそ笑んだ。

2016年1月8日金曜日

【お仕事のご報告】『Panasonic LUMIX G7 脱・初心者マニュアル』 発売開始!



【お仕事のご報告です】
昨日、私も関係しているKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』レーベルの『脱・初心者マニュアル』シリーズの一冊として、『Panasonic LUMIX G7 脱・初心者マニュアル』を出版しました。アマゾンのKindle電子書籍です。

書名:『ぼろフォト解決シリーズ 069 Panasonic LUMIX G7 脱・初心者マニュアル』
著・編集:秋山薫/齋藤千歳
価格:450円

Kindle電子書籍は、アマゾンによる電子書籍。専用Kindle端末のほか、iPhone、iPadなどのiOS端末、Android搭載のスマートフォンやタブレット端末に無料アプリを利用して、あるいはパソコンのブラウザー(Kindle Cloud Reader)で読むことができます。Kindle端末やスマホ、タブレットをお持ちではなくてもお読みいただけます。


2015年12月18日金曜日

【真岡鐵道2015年】2月の真岡にて


■いまごろ2月の真岡鐵道
今年も気がついたら、あいかわらずなのだが、12月下旬。ということは、2015年ももう残りわずかではないか、と思うと実に冷や汗が出る。そして、今年の2月に訪れた真岡鐵道のことを記事にすることをすっかり忘れていたことを思い出した。