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2022年5月3日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】ひさしぶりの北武区間訪問で太陽と影と背景相手に戦いを挑む話。そして地方私鉄沿線撮影の「秘訣」について


■北武鉄道のこと
秩父鉄道秩父本線のうち羽生〜熊谷の区間は、秩父鉄道の前身である上武鉄道の手によって開業したのではない……という解説は、ここにお越しになるであろう大多数のテツのお仲間のみなさんには不要だろう。現在の羽生町の有力者が中心となって創業した北武鉄道が、1921(大正10)年に「羽生線」として羽生〜行田(現在の行田市)を開業させ、翌年に行田〜熊谷を延伸し全線開業させた。いまからちょうど100年前のできごとだ。

2020年6月11日木曜日

【秩父鉄道7800系電車撮影記事】2020年晩春のナナハチとアマビエトレイン&「彩色兼備」号


■春をきちんと味わえていない気分
東地方もいよいよ梅雨入りしたとさきほど報じられた。もう梅雨か。今年はソメイヨシノやエドヒガンはきちんと見たものの、家にいて4月末から5月の新緑をあじわうことができないでいたから、春を体感した感じがせず、もう梅雨が来たのか、早いな……という気持ちが強い。あれ、でも一昨年と昨年の新緑のころは私は体調を壊して家にいて……今年はコロナ禍とはいえ、やはり家にいた。ここ数年あまりかわっていないな、私の場合は。

とにかく夕方に秩父鉄道沿線にでかけたときのことを書く。前回のエントリーの続編のようで、撮影した時間はこちらのほうが先だ。御花畑から数駅列車に乗り、坂の下の駅で降りた。以前かなり頻繁に通っていた駅で、そのときに撮った写真を見ているうちにまた訪ねたくなった。

2017年4月3日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】秩父路の春


■ファーストランとソメイヨシノが合わない
4月を迎えて世間は新年度になった。季節もだいぶ春が進みすっかりおだやかに……なったはずなのだけど、日差しはたしかにおだやかだけど、朝晩の寒さはまだあるからか、ソメイヨシノの開花が昨年より遅い。ナノハナやハナダイコンは寄居付近でも咲いているのだけどなあ。

2016年9月24日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】影森駅のこと


秩父鉄道には昔ながらのたたずまいを残した駅が多い。影森もそのひとつで、私が子どもだった1980年代(昭和50年代)からその雰囲気は大きくは変わらなかった。以前は貨物輸送華やかりし頃の雰囲気を残す大きな駅舎があった。改札口がホーム中央に移動したのちも、乗務員の宿泊などに用いられていたようだ。

2016年9月23日金曜日

【秩父鉄道撮影記事】秩父の町外れで今日もまた雨かとなげく


■また雨かよ
9月とは台風シーズンであること。秋雨がしとしとと降り続き、それが過ぎると気温が下がって行くこと。そんなことはじゅうぶん承知していても、雨の日がずっと続いていることに困らされている。借りている機材を使って撮影をするのに、雨と曇りの日の写真ばかり量産しているからだ。

2016年3月16日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】影森駅元東急車第一編成大集合絵巻

ヲキ・ヲキフを置いてこのあと茶デキは武川へ回送

■春らしい日差しの日に……鉱石貨物列車は運休
秩父地方で積雪があった翌日、沿線を訪れた。午前中は日陰にわずかに前日の積雪が残っていたものの、日差しはすでに春そのものだ。あたりはとても明るく暖かい。スギ花粉の飛散量も多かったけどな。

2015年7月20日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】秩父ジオパークトレインにて考えた

ほんの数秒前に左からシカが線路を横切った(dp3 Quattro)
秩父の土地利用状況のうち、約84%が森林なのだそうだ。それは、ジオパーク秩父のWebサイトを見ていて知った。そして、パレオエクスプレス5001列車を雁行して走り、秩父で追い越す運用に入っていた秩父鉄道7500系7502編成「秩父ジオパークトレイン」に乗っていて、そのことを改めて思い知ることになった。

冒頭の写真は浦山口の浦山川橋梁を渡り始める列車から撮ったことは、秩父鉄道を訪問されるお仲間のみなさんにはすぐにおわかりだろう。このカットを撮るほんの数秒前に、橋梁の向こう側をシカが横切ったのを見て、私はとても驚いた。タイフォンを鳴らして徐行して橋梁を渡った列車の車窓から右の木立に目をやると、黒い瞳をこちらに向ける2頭のシカがいた。

2015年2月2日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】冬の日差しと星空にうっとりしつつ、7500系を撮る


風が冷たいことは家を出るときからわかっていた。けれど、空の青さを見ているといてもたってもいられず、正丸峠を越える電車に乗って秩父に行った。到着したのが、ふだんであればSLパレオエクスプレス5002列車の長瀞到着直前という時間だから、いささか遅い。それでも、冬の日差しを浴びるのは心地よく、風の冷たさを忘れた。

2015年1月20日火曜日

【鉄道趣味チラシの裏記事】神電車のグルーヴ


■多摩モノレールは低空飛行しているかのよう
多摩モノレールに乗った。そのたびにいつも感じるのは、まるで小型飛行機で低空飛行をしているようだということ。乗るのはたいてい、立川北から玉川上水にかけてであり、この区間は高い建物が周囲にそう多くはないためか、あたりの家並みを見渡すことができる。そのせいか、列車に乗っているというよりも、どうも低空を滑空しているような気分になる。立川飛行機株式会社の跡地を通るという連想なのかもしれないが。

だが、どうもモノレールの速度がいまひとつ速く感じられないからなのか、あるいはそれなりの加減速はあっても走行音がゴムタイヤのためか少なくてわりともの静かに走る印象があるからか。眺望を楽しみつつもいまひとつ高揚するほどの気分の高まりはない。気分の高鳴りがあるとすればそれは、JR中央線の快速電車に乗るか、西武拝島線に乗り換えてからだ。

2015年1月12日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】SLパレオエクスプレス、2014年度運行終了




「どうしたんだろ。おかしいね。涙が止まりませんよ*」という台詞を30年ぶりに思い出した。

2014年度の秩父鉄道SLパレオエクスプレスの運行が本日で終わった。私は11日に沿線に出かけてそれを見届けた。今年は一年を通じていろいろなカメラで撮ったなあ、という感慨がある。

ここ数日、仲間内で『超時空要塞マクロス』の話をしていて、ほんとうに30年ぶりに『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』を見て驚いた。すっかり忘れていたのに自分の語彙にある台詞のいくつかは、出典がマクロスだったとは。思春期の記憶力はほんとうにあなどりがたい。

パレオくんはしばしの冬眠につくけれど、秩父通いはどうもやめられそうにないな。

*「どうしたんだろ。おかしいね。涙が止まりませんよ」:『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(1984年公開)の劇中で早瀬未沙が語る台詞。純朴な少年だった筆者は小学校高学年だった頃にこの台詞を耳にして、なぜ「止まりませんよ」だけがていねい語なのかと違和感を感じて、それで覚えていたのだろうと思う。登場人物よりもずっと年上になってしまってから思い出して、このていねい語のニュアンスも自分なりにわかるようになってしまったようなところにこそ、「涙が止まりませんよ」だ。

2014年12月23日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】秩父ジオパークトレイン、パレオ前後に現る!

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■秩父ジオパークトレインもねらっていた
21日(日)は、クリスマスリースを装備したSLパレオエクスプレスを撮りに出かけたとはいえ、狙いはもちろんそれだけではない。縦横無尽に走り回るナナハチくんたちを撮りつつ、7502編成秩父ジオパークトレインだってきちんと狙った。ええっと、固定運用ではないのでしたよね、もう。

2014年9月29日月曜日

【秩父鉄道撮影記事+α】秩父ジオパークトレイン7502編成に乗る


先日の秩父鉄道訪問で、すっかり忘れていたことがあった。それは、秩父ジオパークトレイン7502編成のこと。先日も記事内で言及したくせに。なんと我ながら冷淡であることかとあきれてしまうのだが、それはおそらく、シモブクレちゃん7500系だからなのだろう。

御花畑で電車を待っていると、壁に貼ってある秩父ジオパークトレインの掲示によれば、固定運用とある。そういえば、Takaさんのところにも「川原明戸でパレオの1本前に来る」と書いてあったっけ。川原明戸(大麻生〜明戸)で「パレオエクスプレス5001列車の1本前」ということは1519列車なので、御花畑ではパレオの3本だよなあ……って、次に乗る下りじゃんか! いかん、総員迎撃態勢に着けえええ! とばかりに改札開始後に望遠を着けて待ったのが冒頭の写真だ。

2014年8月18日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】7501編成「秩父札所トレイン」影森〜三峰口機織り運用を撮る

お盆休みは天候がいまひとつだったこともあり、秩父に一度撮影に行った以外は近所にいた。今回のエントリーは前回のエントリーの「幕間」みたいなものだ。

ふだん土休日にしか秩父に行けないので、お盆期間中の「平日」を失念していた。そう、平日は影森と三峰口のあいだの機織り運用があることなど、知識として知っていても体験したことがなかったからだ。14日にはその運用に7501編成「秩父札所トレイン」が充当されていた。

上り電車だけど影森行きなんですよ。

2014年8月15日金曜日

【秩父鉄道撮影記事】夏の秩父路にて

夏休み期間に入り、秩父鉄道沿線は観光客でにぎやかだ。数週間ぶりに朝から(いや、秩父に着いてからなら「昼から」)晩までずっと鉄道沿線に貼りついていて、夏なんだなあ! と感じるのは、夜になっても沿線住民ではない乗客が多いことと、河原からは炭の香りがすること。ところどころで盆踊りをやっていて、浴衣の若い女性もいる。


すごい煙でしたよ!

冬の枯れた秩父路が好きだと何度も書いたものの、自分自身の子どもの頃の楽しい秩父路の思い出も夏のレジャーにまつわるものだから、やはり夏は楽しい。

今日は気温が低めの曇りで雨もぱらついたためか、撮影地もおだやかでよかった。パレオくんはなかなかの煙だった(それゆえに少し気になるが)。

2014年6月29日日曜日

【秩父鉄道7000系列撮影記事】ハンサムくん&総開帳号


■秩父は今日も雨
今週末は、いやちがう。今週末「も」秩鉄沿線にいた。土曜日は終日しとしと雨、日曜日は午前中はドピーカン。午後から雷雨という、大変ドラマチックな天候の変化にワロタ右往左往しながらも楽しませていただいた。天気予報どおりだったので、雨は予想していたから支度をしていたしね。

2014年6月2日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】なんちゃってゆる☆ふわ。秩父札所トレイン7001編成を撮る



とにかく暑かった。館林で36℃以上あったというから、秩父だって35℃くらいあっただろう。いま使っているカメラで列車通過直前に設定をうっかりいじってしまい、ISO12800(!)で1/2000秒、+3.0EV補正などという絶対に正気では(少なくとも私は)しない設定にしたりとか。ゆる☆でしょ? 

2014年5月7日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】黄金週間の秩父路


連休後半は3日と4日は晴天だったのに、5日と6日は寒冷前線の影響で寒い曇り。とはいえ、秩父路は連日大盛況だった。なぜ知っているかというと、4日以外は秩父に結局はいたから。パレオを連日追うために線路際にいた。もちろん趣味でもあるけど、ちょっとした依頼を受けて「確実に絵になる被写体」を考えたら、それは自分には秩父だったからだ。

2014年2月18日火曜日

秩父〜寄居、18日火曜日より運転再開

思えば、まだこの頃積雪量はそう多くなかった

■無邪気によろこんでいる場合ではなかった
先日の大雪にはほんとうに驚かされた。都心部の積雪はほぼ融けたとはいえ、私の住む郊外では表通りから入るとまだ雪が残り、路面凍結している箇所が多い。最大で98センチも積もった秩父地方はさぞかし不自由だろう。秩父地方在住のみなさんには心よりお見舞い申し上げたい。

2014年1月5日日曜日

【秩父鉄道7000系列撮影記事】秩父暮らしのハニワッティ&シモブクレッティ

歴史のある鉄橋を渡るシーンは秩父ならではの魅力

■冬はSL派以外の活動時期だ
SLパレオエクスプレスの正月運行が終わり、C58363は春までの整備期間に入った。これから春までは秩父党でも最右派である「1988年(パレオ運行開始)以前からの党員」を自認する長老派、都営派、西武抵抗制御派あるいは東急派、さらにはデキ派などの非主流派である非蒸機諸派(苦笑)の季節になる。

もっとも、2013年度いっぱいで引退する1000系電車の日常の姿をねらおうという人はいるだろうが、イベント列車ではない限りもう少し穏やかな雰囲気であろうとは思う。希望的観測だけどね。