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2020年5月19日火曜日

【2018年8月】阪堺電気軌道御陵前から浜寺駅前のこと



■何度もいうけれど……阪堺電車が好きだ
年と一昨年の夏は事情があってそれぞれ2ヶ月ほど大阪・松原市と堺市の境界あたりに長期滞在していて、そのあいまにJR桜井線(万葉まほろば線)と和歌山線JR奈良線、そして阪堺電気軌道(以下、阪堺電車と記す)を撮りに出かけていたとは何度か書いた。桜井線と和歌山線はそのころ置き換え間近の105系電車を見たくて出かけていた。

いっぽう、阪堺電車のほうは滞在先からだと、すぐ目のまえにある大阪府道・奈良県道12号堺大和高田線を5キロほど歩けば花田口停留所がある。すぐ近くを走っていて通いやすく、沿線風景の変化が大きいところが好ましく思えた。もともと、私は路面電車のある町が好きだ。東京都交通局荒川線を幼少のころに見ていたからか。大学生のときに見たモスクワ市電を思い出させるからか。おそらく理由はそのぜんぶ。

2020年1月10日金曜日

【阪堺電気軌道】浜寺石津町で初日の出を!


■浜寺へ行け、浜寺へ!
和2年の元日の5時ごろに私は起床した。そそくさと身支度をすると投宿先からほど近い阪堺電気軌道宿院停留所に向かい、浜寺駅前行きの列車を待った。やってきた列車には私しか乗客はいなかった。数駅揺られて、石津停留所で降りた。

2019年9月20日金曜日

【関西リハビリ鉄2019夏】雨の日、チン電に乗る


■雨の日になるとチン電に乗っていたのかも
今年の梅雨入りは遅かった。けれど、そのぶん雨がちの日もきちんとあって、「朝は晴れていても午後から曇ってにわか雨が降ったりやんだり」という日々が続いた。そういうふうにはっきりと雨が降ることがわかっていた日は、私はいつもいつも阪堺電気軌道上町線の帝塚山四丁目電停に行った。松虫電停でもあべのハルカスを画面に入れて撮ることができるけれど、クルマの通行量が多い。帝塚山四丁目なら電停の屋根もあるし、ある程度通行量も減る。ただし、よく晴れると夕方近くになると道路は陰ってしまう。

そんなわけで、雨が降るたびにチン電に乗っていたというわけ。どこかに出かけたいけれど遠くに行く気がしない、という場合に遠からず、しかも首都圏にいては見られない路面電車の行き交うシーンを見ることができるから。滞在先からもっと近いのは堺市内の大小路あたりではあるけれど、天王寺駅前〜我孫子道のほうが列車の運転本数が多い。

2019年8月28日水曜日

【関西リハビリ鉄2019夏】カラフルチン電 阪堺おでこライト電車モ351&モ501


■チン電散歩の日々を思い出しつつ
首都圏では熱帯夜が続いた暑苦しい日々が終わりを告げて、朝晩の気温がだいぶ下がり過ごしやすくなってきた。台風の影響もあり、夏の終わりをひしひしと感じさせる。小・中学生諸君で夏休みの宿題が終わっていない子は、そろそろ焦っているのではないかな。

2019年8月12日月曜日

【関西リハビリ鉄2019夏】雨のなかのモノローグ*。阪堺電車雨の日




■モ503があらわれた!
回のエントリーでも書いたように、これからしばらくは筆者が6月上旬から8月中旬まで過ごした、大阪・松原市や堺市近隣の鉄道シーンのうち、とくに筆者にとって萌えるものを中心にお話ししていく。あらかじめ言っておくが、今年もまた近鉄は南大阪線系統が中心だし、南海も高野線と相互乗り入れをする泉北高速鉄道がおもだ。阪堺電気軌道も上町線が多い。筆者は乗りつぶし派ではなく、気に入った路線を何度も通うタイプだからだ。阪神や阪急、近鉄大阪線に乗らずして関西の私鉄を語るとはおこがましいと我ながら思う。したがって、できるだけ「大きな主語」を用いないようにするつもり。


2018年11月25日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その5. 石津太陽橋と浜寺駅前のたそがれ

石津停留所まで戻ってきた
■石津太陽橋まで戻ってきた
度目かの阪堺電気軌道沿線訪問にして、ようやく終点の浜寺駅前までたどり着いた「カメラのおっちゃん」である筆者。もっとも、じつをいうと恵美須町から住吉までは未乗で、上町線と住吉〜浜寺公園前しか乗っていないのだけどね(!)とかいうカミングアウトはいらないな、ここでは。だって、天王寺駅前行きのほうが本数が多いんだもの。それはともかくとして、浜寺駅前から沿線を歩いて、石津停留所まで戻ってきた。それは、紀州街道にかかる太陽橋から阪堺電車を撮ってみようと思ったからだ。

ドジでのろまな……カメラのおっちゃんがカメを写す


2018年11月21日水曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その4. 浜寺駅前についに到着

天王寺駅前にモ501号車キター!

■もう冬ではないですか
阪のカメラのおっちゃん、というつもりで大阪に滞在していたころの写真をみなさんにお見せしている「関西リハビリ鉄記事」シリーズも、まだまだネタがある。ところが、帰宅後の「カメラおじさん」がうっかりしているあいだに、季節は確実にその歩みを速めていて、 窓の外にはもはや晩秋というべき風景が広がっている。あの木の最後の一葉がなくなったら……どころか、枯れ枝にクリスマスイルミネーションが這わされているようなていたらくだ。というわけで……と書くと、非論理的で大きく飛躍しているけれど、時の流れの速さにぼんやりしとったらあかんっちゅういいわけや。この「カメラのおっちゃん」がチン電の浜寺公園前にたどり着いた話を今日はやっとするで!

2018年10月20日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その3. 住吉鳥居前にて電車を見る


■降りたくなる停留所がたくさんあった
 堺電気軌道(以下、本項では阪堺電車と略)にこの夏に天王寺から乗った話を何度か書いている。初めて乗った日は浜寺駅前までたどり着く前に、どうしても降りてみたくなり大和川停留所までしか行けなかった。その後、堺市内の宿院や大小路から何度か大和川を目指したりしたものの、終点の浜寺駅前にはたどり着けなかった。というのも、阪堺電車は沿線のロケーションが変化に富んでいて、降りてみたくなるところがたくさんあったからだ。住吉大社付近の住吉停留所から住吉鳥居前もまた、神社の前の併用軌道を走る姿が魅力的で、つい降りたくなった場所のひとつだ。そこで、午後遅くに松原市内を出たある日、天王寺から阪堺電車に乗って住吉鳥居前で降りてみた話をしようと思う。

2018年9月9日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その2. 大和川橋梁ふたたび


■「ひつこいカメラのおっちゃん」またもや大和川橋梁に
阪堺電車にはじめて乗ってみて、沿線の雰囲気が気に入った「カメラのおっちゃん」(首都圏在住のふだんは「カメラおじさん」やけど、大阪ふうに「カメラのおっちゃん」と名乗ることにしてんねん←誰?)こと筆者は、日没の頃のようすが見たくて外出許可と夕食のキャンセル願いを届け出て、数日後にふたたび阪堺電車大和川停留所に降り立った。終点の浜寺駅前にはまだ達していないけれど……。気に入った場所にはなんども来て、自分の確認が持てるようになるまで撮るというのが私の撮影スタイルなのだ。カメラおじさんがたんにしつこ……、いや「カメラのおっちゃんがたんにひつこいだけなんちゃうか」という思いもなくはない。ほっといてください!


2018年9月6日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その1. 大和川橋梁にてたそがれる




■路面電車への愛着
報道によると台風21号の強風の影響により、阪堺電気軌道(以下、阪堺電車)の運転が9月5日正午現在では上町線の天王寺駅前と我孫子道のみになっているようだ。大阪市内や堺市内でいぜん停電しているところもあるようで、本稿執筆時にも阪堺電気軌道のWebサイトに接続できなかった。どうやら堺市内の大小路で停留所が強風に吹き飛ばされたり、飛来物が架線や軌道に落下したもようだ。そして、あちらではふだんは阪堺電車が運休することはめずらしいようで、それが台風21号の威力をものがたるとか。みなさんの日常生活が早く戻ってくることを祈っている。(ご注意:正確な運行情報などは各種ニュースサイトやTwitterなどでご確認くださいませ)

それで、阪堺電車が気に入った日のことを書いてみる。これは私からのささやかな阪堺電車とその沿線のみなさんへのエールのつもり。