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2024年4月23日火曜日

【Nikon F2】大好きなNikon F2シリーズについてあれこれと(モータードライブとファインダー編)

Nikkor-S Auto 55mm F1.2が大きく見える

■Nikon F2の周辺機器について書くよ
今回は大好きなNikon F2の周辺機器(アクセサリー)のうち、自分で使ってみて役立ったものについて書いていく。コレクションを意図しているのではなく、実用の観点から書いているというところには注意されたい。すごく文字数が多いから……ゆっくりしていってね!!!

2024年4月20日土曜日

【Nikon F2】大好きなNikon F2シリーズについてあれこれと(基本編)

ソフトシャッターレリーズ AR-1を常時つけている。
AI Nikkor 50mm f/1.4Sは時代考証が合わないけど許せ

■Nikon F2シリーズのことを書いておく
筆者がいちばん好きなカメラはNikon F2だ。今回はこのF2について書く。いままでこのブログでF2についてあまり書いてこなかったのは、筆者以外にもFやF2について書く著者は多く、筆者ごときが出る幕はないのではないかと思っていたから。詳しいひとたちが多すぎて、自分独自の興味深い話はそうそうできないもの。

2023年7月10日月曜日

【ニッコールレンズのお話】AI Nikkor 85mm F1.4Sで撮る薄暮の町

f2.8

■こんどはAI Nikkor 85mm F1.4Sを持ち歩いている
少し前のエントリーで、モノコートで非AI方式のままのNikkor-S Auto 55mm F1.2をNikon Dfに組み合わせて、絞り開放付近で薄暮のころに撮り歩くのが楽しいと書いた。

Dfボディとの重量や大きさのバランスが自分には非常に合うように思えたし、球面収差の過剰補正による絞り開放時のハイライト部分のにじみを使ってみたかった。

2023年2月28日火曜日

【カメラの話】カメラボディの「握りやすさを決める要素はなんだろう」と考えてみた話

Nikon F2、D2X、Dfとならべてみるとレンズの外形寸法が
だんだん大きくなっているところが興味深い

■カメラボディの「握りやすさ」とは
このところずっと考えていることがある。それは、カメラボディの握りやすさを決める要素とは、いったいなんだろうかということ。

2022年12月27日火曜日

【写真術のお話】ストロボ関連アクセサリーをあれこれと増強した話

これがGODOXってやつか!(なにかちがう)

■神牛始めました 
ここ7〜8年ほどだろうか。GODOXのストロボ(カメラ専門誌のように「ストロボ」と表記する。エレクトロニックフラッシュあるいはスピードライトのことね)が業務ユーザーのあいだで大きなシェアを得つつある。GODOXは深センの照明器具メーカーだ。「神牛」と漢字で書いてある。

フランクリン・ルーズベルトの時代のC-54(DC-4の軍用輸送機型)のアメリカ大統領専用機は"Sacred Cow"と呼ばれていたよね。oxとcowのちがいは……知らないのでググりました。oxは去勢されたオスでcowは牧場に飼われているメス……英語ってむずかしいわね。

2022年10月22日土曜日

【カメラ機材の話】Nikon D7200用アルカスイスタイプL型プレートを2022年10月のいまになってようやく導入した話

Nikon D7100/D7200用のMB-D15用L型プレート

■アルカスイスタイプL型プレートはやはり便利

昨年秋より、一眼レフのNikon DfボディにアルカスイスタイプのL型プレートを装着している。全球速卖通(全球速売通)……いやそのA*i*x*r*s*といいますか「東アジアのとある越境ECサイト」で購入した品物で、グリップも兼用する。

2022年4月25日月曜日

【三脚関連のあれこれ】アルカスイスタイプL型カメラプレートの試験運用とジッツオ三脚にホームセンターで買えるもので安価なエンドフックを取りつけた話

ウクライナ独立後にザヴォート・アルセナール
(アルセナール工場)で製造された
MC ARSAT-N 2.8/20(MC MIR-73N 2.8/20)は
アタッチメントサイズが直径62mmで
AI Nikkor 20mm f/2.8S用レンズフードHK-14がよく似合う。
だが、今回はその話をしたいわけではなかった

■DfにはアルカスイスタイプL形プレートが欠かせなくなった
「とあるアジアの国で製造された『素人さんは手を出すな』的なグリップつきアルカスイスタイプL型プレート」を昨年末にニコンDfボディに装着したという話を、以前このブログで書いた。

Df用として販売されていたにもかかわらず、入手したときの状態ではボディに装着さえできず、そういうものに簡単に引っ掛けられた自分の鑑識眼のなさに失望して数年間放置したのちに、にわかに腹が立ってグリップ内部を小型ハンドグラインダーで削って整形したところ、ようやく装着可能になり、さらにグリップ部分にもネットで見つけた方の例を真似させてもらってグッタペルカ(カメラ装飾用の貼り革)を貼ってきたら、やっと握りやすくなった。そういう、いろいろと手を加えた結果ようやくまともに使用できるようになったという、例のあれのことね。

非常にくせの強い品物であるために、諸手を挙げて万人におすすめすることができない品物だ。

2022年4月15日金曜日

【カメラ写真機材メンテナンスの話】雨の後始末:降雨のあとで機材を清掃するお話


■降雨や水べりでの撮影の「後始末」を忘れずに
先日の二日間の上信電鉄沿線撮影行は両日ともに雨に降られた。強い雨ではなくてもやむことはなく、傘を差してはいても機材も服も、カメラバッグもずぶ濡れになった。投宿先に着いてもまずは着替えて機材とバッグを乾かすことから始めた。室内の湿度が低すぎることが多いビジネスホテルの低湿度ぶりをこれほどありがたく思うことはなかった。そうして撮影を終えて帰宅してから、本格的な機材の清掃に一日費やした。

そこで、今回のエントリーではそうした「雨の撮影後の後始末」について思うことを、あれこれ書きたい。もっとも心がけるべきはできるだけ機材を濡らさないことにつきるが、意図的に濡らすわけではなくても、撮影中に濡らしてしまったものは仕方がない。それに、この知識は海辺や水辺での撮影のあとにも必要だろう。

2021年3月11日木曜日

【ニコンカメラの話】画面をどうしても傾かせがちなのでマグニファイングアイピースDK-17Mと接眼目当てDK-19を装着を外した話

「フッ素コート付きファインダーアイピースDK-17F」にした

■マグニファイングアイピースを使うのをやめた
一昨年秋より遅まきながら、業務用ではなくて自分のための写真にはNikon Dfを本格的に使っている。以前使わせてもらい気に入っていたものの、手に入れる機会がなかったからだ。だが開発を陣頭指揮された有名な方もニコンを退社されたので、長い時間をかけて手元に集ったマニュアルフォーカスレンズが似合う、こういう趣味性の高い嗜好品的なカメラがニコンから今後出ることはそうなさそうだと思い、手に入れておきたかった。ただし、私にはカメラを買う趣味やコレクションして飾っておく趣味はないので、がんがん実用して傷だらけにしている。傷を意図的につけているわけではないけどね。

そうしてあれこれと試すなかで、マニュアルフォーカスレンズを使用する際にファインダー倍率をあげてピント合わせを確実にしたく思い、接眼部に「マグニファイングアイピースDK-17M」(旧製品)と「接眼目当てDK-19」を装着していた。このことは昨年2月に記事にした。前者はファインダー倍率を1.2倍にするもので、後者は他社でいうところの「アイカップ」だ。

2020年12月31日木曜日

【レンズフードとニッコールレンズの話】温故知新もしくは第五次レンズフード戦争。斜光線には蛇腹式レンズフードがいちばん効果的なのではないかという話

スチームパンク的かと考えていたけれど
『ブレードランナー』のフォークト・カンプフ検査の装置のようだから
どちらかというとサイバーパンク的なのかも

■短い円筒形のレンズフードでは満足できない
2020年が終わろうとしている。それなのに私はあいかわらず、ここのところ何度も書いているように古いレンズを使って斜光線でもフレアをなんとかできないかという試行錯誤を続けている。

2020年11月9日月曜日

【ニッコールレンズの話】1980年代のAI-Sニッコールレンズのこと(その2)

1984年12月版のレンズカタログ
カメラの製品写真ではストラップと三角環を外して
レンズのヘリコイドは無限遠にして
絞り値はF5.6にセットする「作法」がある。
いまでもこのカタログでそれを参照しているよ

■フィルム時代のレンズには「松竹梅」があった
筆者の手元にある1984年のニッコールレンズのカタログには、28mm、35mm、50mm、135mmにはそれぞれ3種類が用意されていたとある。これはニッコールだけではなく、大手各社もそうだった。レンズメーカー製品に対抗するために純正製品でも普及価格帯の製品を用意したかったのだろう。いまのデジタル一眼レフ用レンズでは多くても2種類だろうか。

2020年11月8日日曜日

【ニッコールレンズの話】1980年代のAI-Sニッコールレンズのこと(その1)

AI Nikkor 28mm f/2.8S(左)
AI Nikkor 50mm f/1.4S(中央)
AI Nikkor 85mm F2S(右)

■80年代のAI-Sニッコールシリーズとは
インターネットで調べ物をしていてあるとき、AI方式のニッコールレンズのうち、AI-Sニッコールレンズ(Sタイプ)の区別やちがいについてきちんと書かれているものが非常に少ないことに気づいた。

なにしろ、昭和から平成に変わるころの話だからなあ。私の検索の仕方にもよるだろうし、ネットとはそういうものかもしれないけれど……ニコン関係者の記事以外には、申し訳ないけれど信憑性がなさそうなものが多そう。そう思って以下に長文を書いた。あいかわらず長いので2回にわける。 

2020年8月7日金曜日

【ニッコールレンズのお話】AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)とAI Nikkor 50mm F1.8Sで簡易チャートを撮って絞り値による描写傾向を観察してみた話

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)とAI Nikkor 50mm F1.8S


■長い記事タイトルでお前ラノベかよ
以前のエントリーでも記したうっかり入手したAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)。そのなかで解像力チャートなどできちんと撮影したのではなく、いろいろと実際に撮影してみての印象論として、私が考えている描写傾向の話をした。YouTuberの「やってみた」か、あるいはラノベのような長いタイトルで、ふざけているように見えるかもしれない今回のエントリーでは、A3用紙にプリントした『たけくらべ』を撮ってみて、絞りごとの描写傾向をもう少しきちんと観察することにしよう。

照明が白熱灯色LEDである部屋で撮影していて、水平と垂直にはできるだけ注意は払っているものの正確には出せていないし、本格的な設備を用いているわけではない。あくまでも目安程度だと思ってもらいたい。

2020年4月1日水曜日

【ニコンカメラの操作の話】「Fnボタンでファインダー内に水準器表示する」設定の話



■ニコンユーザーのみなさん、使っていますか。ボディ前面の「Fnボタン」を
コンのデジタル一眼レフのうち、7000代以上のカメラ(D7000、D7100、D7200、D7500、D500、D750、D780、D800、D810、D850、D4シリーズ、そしてDf)のボディ前面左側には2つのボタンがある。それ以前の機種は検証していない。そして、D5には3つもあるね。2つボタンがある機種については上下にわかれていて、上は初期設定ではプレビューボタンだ(D7500ではFn1ボタンという名前のボタンであり、残念ながら光学ファインダーでのプレビュー機能が存在しない*)。これはほとんどのひとがプレビューボタンとして使っていると思う。

プレビューボタンについてもねんのために説明しておくと、設定した絞り値に絞った絵柄を撮影前に光学的に表示するボタンね。被写界深度(ピントの合う範囲)を確認するために使う。

では、もうひとつの下にあるFnボタン(ファンクションボタン。D7500ではFn2ボタン、D850ではFn1ボタン)をみなさんはどう使っているだろう。

Zシリーズカメラでは上はFn1ボタン、下はFn2ボタンという名前で、初期設定では上のFn1ボタンは「ホワイトバランス」、下のFn2ボタンは「フォーカスモード/AFエリアモード」だ。

D7000代以上の一眼レフのDシリーズもミラーレスのZシリーズも、この2つのボタンの機能を初期設定から変更できるという話を今日はしたい。

※残念ながらD5600とD3400、D3500ではこの水準器表示設定はできない。両機種ともボディ正面右側のFnボタンがあるが、ファインダー内水準器表示機能は用意されていないからだ。D5600はこのボタンを活用してファインダーに格子線表示をさせることは可能だ。なお、D3400はこれも設定できない。D3500にはボディ右側のこのボタンがない。

2020年2月25日火曜日

【ニコンカメラの操作の話】「OKボタン」ひと押しだけで「選択しているフォーカスエリアを拡大表示させる」設定の話

赤い丸がD7500の「OKボタン」
(動画撮影モードになっているのはご愛嬌。すみません)

赤い丸がD850の「マルチセレクター中央ボタン」

■「OKボタン(中央ボタン)」を使っていますか
コンのほとんどの現行デジタル一眼レフカメラとZシリーズミラーレスカメラの背面「マルチセレクター」の中央にある「OKボタン」(D850では「マルチセレクター中央ボタン」。以下は「中央ボタン」と記す。背面モニター左側に別途「OKボタン」が存在するので)。

この「OKボタン」は「拡大画面との切り換え」に割り当てできるという話をしたい。こう設定することによって、ボタンひと押しで拡大表示ができるようになって便利だから。


つまり「拡大ボタン」ではなく「OKボタン」を押すだけで、選択しているフォーカスエリアの部分を拡大表示することができるようになる。撮像面のピントの状態を「OKボタン」を押すだけで拡大表示と全体表示の切り換えが可能といいかえることもできる。マクロ撮影や絞りを開いて撮影する場合、マニュアルフォーカスで撮影する場合に、ピント合わせがしやすくなるのではないか。

2020年2月22日土曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sについてあれこれ思うこと(実写編)


■AI Nikkor 85mm F1.4Sだけであれこれ撮る
回はA3用紙に文字を打ったものを絞りを変えて撮影する簡易チェックのようすをお話した。その結果、どうやらこのレンズは「絞り開放では高周波の被写体の周囲にパープルフリンジが出て、フレアが淡くとりまく。周辺光量落ちも顕著に見られる。いずれもF2でかなり軽減される」という傾向がありそうだ。それをふまえて実写した作例をお見せしたい。

2020年2月21日金曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sについてあれこれ思うこと(試写編)


■AI Nikkor 85mm F1.4Sのチェックをしてみた
AI Nikkor 85mm F1.4Sのことを「オールドニッコール」と呼ぶのは抵抗がある。1940年代のレンジファインダー式のSマウントレンズや1950年代の初期のFマウントレンズならばともかく。だがしかし、いつから「オールドレンズ」と呼べばいいのかというふうに考えていくとその線引きはとてもあいまいなものにしかならない。

そこで、1981年に発売されてすでに2006年とされる発売終了から15年近くが経ったのだし、いまやニッコールレンズの主流はFマウントレンズでもDタイプからGタイプであり、むしろこれからはミラーレスのZシリーズが主流になっていくのだろうから、もうしかたないと自分を納得させて「オールドニッコール」という言い方を……いや、したくないな。だから、私自身は本稿ではその言い方はしない。

さて、今回はその「30年間所有はしていても、きちんと使いこなせている自信がない」AI Nikkor 85mm F1.4Sの描写を知るために、ちょっとしたテストをしてみた。とはいっても、解像力チャートを用いた本格的なものではない。A3用紙にプリントアウトした樋口一葉『たけくらべ』を壁面に貼り、それを写した。だから、あくまでも簡易的なチェックだということをあらかじめお断りしておきたい。

2020年2月20日木曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sについてあれこれ思うこと(プロローグ)


■AI Nikkor 85mm F1.4Sとは
回のエントリーで書いたAI Nikkor 85mm F1.4Sというレンズがある。登場時はAi Nikkor 85mm F1.4Sという表記をした。F3が登場してAI-Sレンズシリーズが展開し始めた1981年に発売された。ニッコールレンズのAI-Sシリーズ望遠レンズではもっとも開放F値が明るいレンズだった。別名「ポートレートレンズ」とよばれたとニコンイメージングWebサイトにある。レンズ構成は5群7枚。近距離補正方式を採用し近接撮影時にも画質低下を抑えているという。

『ニッコール千夜一夜物語』には2024年3月に更新された第89夜にこのレンズの話がある。佐藤治夫さんによれば、ゾナータイプとガウスタイプを組み合わせた変形ガウスタイプなのだそうだ。フィルター径⌀72mmと堂々とした大柄のレンズだ。2020年のいまとなっては、⌀77mmや⌀82mmのレンズもめずらしくはないものの、当時は大口径レンズであったためにAF化の際に困難があったようだ。

レンズ内モーター駆動ではなくボディ内モーター駆動を選びマウントを変更しないですんだ当時のニコンの一眼レフでは大口径中望遠レンズのAF化がむずかしかったようで、レンズの大きな前玉を動かさず、絞り付近の中間、もしくはより後ろの口径の小さなレンズを駆動させる光学系をうまく見つけ出してIF(インターナルフォーカス)が実用化されるようになり、AFレンズの85mmは1988年にAI AF Nikkor 85mm F1.8Sが発売されたものの開放F値がf1.4のレンズはAI AF Nikkor 85mm F1.4D (IF)(1995年)まで登場しなかった。なお、上の写真ではレンズフードを外しているが、付属するフードは金属製のねじ込み式HN-20だ。

2020年2月11日火曜日

【カメラ機材の話】Nikon Dfの試し撮りの日々

マグニファイングアイピース DK-17M(旧製品)と接眼目当て DK-19を装着

■日々これ試し撮り
2月も半ばを過ぎて、さらに今年は暖冬なだけありなおさら、春の訪れの気配がはっきりと感じられるようになった……などと書くとまた大雪が降るかもしれないけどさ。近頃はいろいろとやるべき作業をまた山積みにしているあいまの散歩に持ち出す際に、いろいろとNikon Dfで試写をして、感触を確かめている。

というのは、2020年のいまになってみると、2015年に上毛電気鉄道をDfで撮影するために使わせてもらっていたころとは、受ける印象がことなるからだ。5年のあいだにデジタルカメラの進歩がさらに進み、自分がいつのまにか「いまのカメラ」に慣れてしまったからなのだろう。そんなことは頭では理解していたつもりだったのだが。

2020年1月29日水曜日

【カメラ機材チラシの裏】いつまでたってもNikon F2みたいな古いカメラばかり好きでいたら令和になってからNikon Dfを「生やした」話


■私一眼レフ世代だから
はたまたまニコンの一眼レフを使い続けている。こう書くと積極性がないようでよろしくないな。F-301を買ってもらって以来、揃えてきたレンズをいまでも使うことができるため、操作に慣れているから、カメラの作りや明快な描写が好きだから、壊しにくいから、などという理由でおもに使うカメラをずっとニコンにしてきた。筆者が一眼レフを使い始めたのは、ちょうど「ミノルタαショック」のころ。位相差AFを備えた本格的なシステム一眼レフが登場した時期だった。もっとも、筆者自身がAF一眼レフを使い始めるのはずっと遅い。

ともかく、いまや時代の主流は「レンズ交換式ノンレフレックスカメラ」(いわゆる、ミラーレスカメラ)になるという時代にあり、ミラーレスカメラの便利さを享受していても、「好きなカメラ」を問われたら、光学ファインダーを備えた一眼レフだ。