ラベル 秩父鉄道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 秩父鉄道 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年5月7日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】黄金週間における秩鉄デキの活躍および「逆襲のチャー」ことデキ105をゲットせり

後ろからデキ105がやってきたときの著者の驚きを推察しなさい

■連休期間はデキも大活躍
今年のゴールデンウィークは天候に恵まれた。とくに5月の休みの日は最後の日以外は、少なくとも東京首都圏では天気がよすぎるほど。夏のような日差しだった。夏のような強い日差しはレジャーにはいいだろうが、ひさしぶりに借用機で撮影する必要があった私には、日差しが強すぎてどうするか、と悩まされた。影が濃く出てしまうのだ。

2024年3月25日月曜日

【Nikon1シリーズ】なつかしいNikon 1シリーズのこと

Nikon 1 V1+1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 2013年10月

■キミはNikon 1シリーズを覚えているか
かつて、いまのZシリーズミラーレスカメラをニコンが発売するまえの2011年から2018年にかけて、Nikon 1シリーズというレンス交換式シリーズカメラがあった。2011年9月21日に報道発表がなされてV1とJ1の発売が予告されて始まった。

センサーサイズは13.2mm×8.8mm。フォーサーズ・マイクロフォーサーズの4/3型(約17.3mm×13mm)よりひとまわり小さい。けれども1型(1インチ)センサーよりはやや大きい「CXフォーマット」センサーを積み新設計の「Nikon 1マウント」を用いるカメラだ。

2024年3月10日日曜日

【秩父鉄道1980年代】SLパレオエクスプレス運転開始のころ


■1988年(昭和63年)4月1日の秩父路
もうすぐ2024年の秩父鉄道SLパレオエクスプレスの運行が始まる。3月8日付け発表の報道資料によると今年は4月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)の4日間はJR東日本ぐんま車両センター所属の旧型客車4両を借用して運行されるそうだ。同リリースにもあるように、SLパレオエクスプレスの運行開始時から1999年までは、旧型客車で運行していた。今回運用する旧型客車のうちの1両スハフ32-2357はそのときにも用いられていた。

私はこのSLパレオエクスプレスの運転開始された1988年春までは、秩父鉄道に夢中で通っていた中学生だった。春の運行開始直後にも数枚だけ旧型客車を牽引するC58363の姿を撮影している。

2024年2月17日土曜日

【秩父鉄道鉱石貨物列車】春はもうすぐそこ。デキ502&503&504


■坂の下の駅は春の日差し
雪が降った数日後に秩父鉄道の武甲山の麓の駅にある構内側線を訪ねた日の続きだ。残雪は美しいが日陰で朝8時半から正午までいると、寒さに飽きてしまった。

2024年2月12日月曜日

【秩父鉄道鉱石貨物列車】「瞳の大きなデキ507おじさん」と「根岸から来たタレ目のおじさんD502」の活躍


■「せり帽を被った大きな瞳の八百屋のおじさん」
むかしから私は秩父鉄道の電気機関車を見るといつも「せり帽を被った八百屋のおじさん」を勝手に連想してしまう。「お兄さん」でも魚屋でもいいけれどさ。せり帽とは、市場で競りに参加するときに被る番号の入ったプレートのある帽子(キャップ)のことだ。なんとなく、紺色の印象がある。秩父鉄道の電気機関車には数字だけのナンバープレートが正面にあるためだろうか。連想してしまう原因は自分ではよくわからない。

2024年2月10日土曜日

【秩父鉄道鉱石貨物列車】残雪の武甲山の麓にて。三輪線を行くデキ102を撮る


■秩父にはまだ雪が残っていた
東京首都圏で2月6日に降った雪は、首都圏での積雪量としては多かったものの、いつものように比較的水分が多かった。だから、筆者の住む埼玉県南部では数センチしか積もらず、翌日昼過ぎには、アスファルトの部分は溶けてしまった。畑などの土のあるところにはしばらく雪が残っていたが。

2023年5月1日月曜日

【デジタル写真のお話】Adobe Lightroom & Camera RawのAI「ノイズ除去」を試してみた

2012年8月 D2X ISO800

■Adobe LightroomとCamera RawのAI新機能「ノイズ除去」とは
今年4月のAdobeの大型アップデートにより、LightroomとPhotoshopのCamera Rawにおいて、いくつかのAIを用いた新機能が追加された。筆者の興味を引き、界隈で話題になっているのは従来よりも強力な「ノイズ除去」機能が搭載されたこと。

これはRAW形式ファイルで撮影されたデジタルカメラの画像に、従来よりも強力にかつ適切にノイズ除去処理を行うもの。RAWデータにのみ使用できる。ねんのために書いておくが、それはつまり、JPEG形式ファイルでは使うことができないという意味だ。JPEG形式ファイルとはRAWからホワイトバランス、露出、ノイズ除去処理をし終わったあとの完成品だから。

Adobe Webサイトに開発の裏話もあるので参照されたい。膨大な実写サンプルをコンピューターに学習させて実現したのだそうだ。

2022年12月6日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】5000系電車と秩鉄リバイバルカラーの6003編成も大活躍

武甲山ふもとの駅にいるあれは……6003編成!

■秩父路に冬来る。だがヲタにはシーズン入りだ
秩父夜祭も終わり、2022年度のSLパレオエクスプレスの定期運行も終わって、秩父鉄道沿線は少しだけ静かになる時期になる、といっていいかもしれない。鉱石貨物列車を牽引する電気機関車が冬期に前後のパンタグラフを上げて走る時期でもあるので、最近にわかに急増しつつあるデキをねらうヲタには「撮影シーズン到来!」ではある。

一般的な観光客やライトな鉄ヲタが秩父を訪れる数は、おそらくは年末年始とロウバイの時期まで多少落ち着いてしまうはずだ。

鉱石貨物列車も好きだが、もともとは「どちらかというと電車派」である私は、先日11月末の秩父路訪問のさいにひさしぶりに「秩父鉄道の電車はいいな」とあらためて思わされた。そのことを今日は記したい。

2022年11月29日火曜日

【秩父鉄道SLパレオエクスプレス撮影記事】C58363が9年ぶりに後藤工場式除煙板を装着して走る

秩父の紅葉は終わりの時期だった

■C58363が9年ぶりに後藤工式デフを装着
さる11月25日(金)から27日(日)にかけて、秩父鉄道C58363号機に後藤工場式除煙板(後藤工場式デフレクターとも。以下、後藤工式デフと略)が装着され、ランボードに白線を入れられた姿で営業運転が行われた。ナンバープレートも形式なしのものに交換されて、前部にいつもとはことなるコの字型の手すりも設けられていた……ということに気づいたのはこのエントリーを書いた翌日以降なのだが。見えていないなあ、筆者!

後藤工式デフとは、米子市にあった国鉄後藤工場(現在はJR西日本後藤総合車両所)で改造された変形除煙板(デフレクター)のひとつで、通常の除煙板とことなり下部に切り欠きがある。あまり除煙効果がなさそうな下部を切り欠くことで、この部分の整備点検をしやすくすること、運転室からの正面下方の視界の確保に(多少は)効果があるのだろう。私は蒸気機関車のことは知識がなさすぎるので、調べながら書いているが自信がない。事実誤認があったらもうしわけないとあらかじめ書いておく。「国鉄後藤工場」「境線後藤駅」の「後藤」がもとからあった地名ではなく、鉄道誘致に貢献した後藤快五郎氏の姓から名づけられたなどということも、はじめて知った。

2022年6月22日水曜日

【秩父鉄道いまむかし】急行『秩父路』用300系電車のタブレット保護棒と保護板と100形電車の中央の運転台、そして武州中川駅と武州日野駅の進行方向

1985年10月1日撮影の300系電車デハ302号(下り三峰口方)
このころの写真では上り熊谷方デハ301号の助手席側のみ保護板がない

■300系電車の運転室次位の窓にある保護棒と保護板のこと
先日Twitterで話題にもしたが、秩父鉄道の有料急行『秩父路』号に1992(平成4)年まで使われていた300系電車のうち、両端の制御電動車デハ300形の奇数偶数の両車の運転室次位の客室窓には、二本の保護棒が渡されその上には保護板が設けられていた。過去に投稿した写真にも写っている。ただし、熊谷方のデハ301の助手席側の保護板は1985(昭和60)年の写真では取り外されている。

2022年5月6日金曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ201+12系客車+デキ105の団体臨時列車にワレ遭遇ス。返しは望遠レンズで正面がちにねらう話


■本格的に晴れてきた!
秩父鉄道の「北武区間」と筆者が勝手に呼ぶ区間、つまり旧北武鉄道によって開業した羽生〜熊谷の区間で、デキ201+12系客車+デキ105の団体臨時列車に遭遇した日の話の続きだ。羽生方面行き団臨列車が到着する直前に、雲間から太陽が姿を現した。そして、それからはあたりはみるみるうちに明るく晴れた。晴れを予想しない構図で撮影したので、いろいろとレタッチに悩まされることは予想した。それでも、やはり晴れているほうが露出も稼げて、絵柄にもめりはりは出る。

2022年5月4日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ201+12系客車+デキ105の団体臨時列車にワレ遭遇ス。そしてRAW現像とレタッチで太陽が入ってしまう構図をなんとかする話


■デキ201+12系客車+デキ105の団臨がやってきたあ!
秩父鉄道秩父本線のうち、筆者が呼ぶところの「北武区間」こと北武鉄道が開業させた羽生〜熊谷の、田んぼのなかにある有名な駅で降りた。そして熊谷方の曲線区間にいたところ、団体臨時列車がやってくると聞いて待ち構えた、という話の続きだ。

2022年5月3日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】ひさしぶりの北武区間訪問で太陽と影と背景相手に戦いを挑む話。そして地方私鉄沿線撮影の「秘訣」について


■北武鉄道のこと
秩父鉄道秩父本線のうち羽生〜熊谷の区間は、秩父鉄道の前身である上武鉄道の手によって開業したのではない……という解説は、ここにお越しになるであろう大多数のテツのお仲間のみなさんには不要だろう。現在の羽生町の有力者が中心となって創業した北武鉄道が、1921(大正10)年に「羽生線」として羽生〜行田(現在の行田市)を開業させ、翌年に行田〜熊谷を延伸し全線開業させた。いまからちょうど100年前のできごとだ。

2022年3月11日金曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ100形が大活躍していた日 念願のデキ105号を追いかけた


■デキ105号が確実に来ることがわかって武者震い
鉱石貨物列車の上下交換を待っていたら、返空列車として下り武州原谷行き列車の先頭には、撮りたいと思っていたデキ105号が立っていた、その話の続きだ。少なくとも同じ場所で1時間も待てば、デキ105号が戻ってくる。そう思って私は震えた。あとは待つだけだ。

2022年3月10日木曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ100形が大活躍していた日 勾配を下りてくるデキ102号の上下交換



■上り方向の駅に移動してみたら
秩父鉄道の三輪(みのわ)線を行く鉱石貨物列車に、運よくデキ100形が充当されないかなあと願いながら正丸峠を越えた日の話の続きだ。三輪鉱山行きの2本目の列車の列車の先頭にデキ103号が立つのを見て、私は思わずガッツポーズをした。エイドリアーン!

その後、5本分の鉱石貨物列車の出入りを同じ場所で待った。ちなみに、その日はデキ504(もとピンクで下り方がガチャ目)-デキ103-デキ501(下り方がガチャ目)-デキ302(黄色)-デキ506(赤)という「ド派手」な取り合わせだったぜ。

2022年3月9日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ100形が大活躍していた日 砂煙を上げて走るデキ103号にしびれる


■秩父路の春の訪れを感じながら
大雪の日に思い切って正丸峠を越えた日にいろいろと列車の写真を撮ることはできた。だが、残念ながらデキ100形の姿を見ることができなかったのが、ヲタ的には残念だった。もう3月だから、秩父セメント熊谷工場の定期検修日が近いはず。そしてパンタグラフをふたつとも上げてデキが走るのも3月中旬までだ。定期検修が始まると4月半ばから下旬まで鉱石貨物列車は走らない。

そこで、まだ鉱石貨物列車が走るうちに訪ねておきたい。そう思い日中の最高気温が18℃まで上がるという天気予報が出た日に、始発列車に乗ってまたもや正丸峠を越えて秩父鉄道沿線に出かけた。

2022年2月22日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】時代は変わろうとも雪は降る……秩父市内の駅にて


■降雪の日も日没の時間が好ましい
思わぬ大雪に見舞われた日に、秩父鉄道沿線で列車を待った日の話を続ける。15時ごろに鉱石貨物列車がどうやら運休になったようで、それ以降は旅客列車しか姿を現さなくなった。それでも、ひさしぶりに見る秩父地方の雪景色が私には新鮮に思えて、あたりが暗くなるまで線路沿いにいた。昼間よりも日が暮れ始めてからのようすのほうが私には好ましい。雪あかりであたりがほのかに明るいのも心踊る。

2022年2月16日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】「雪のナナハチを」秩鉄7800系電車が駆ける雪の日


■秩父市内の駅まで移動した
雪が降るなかで秩父鉄道を走る列車を撮るために、正丸峠を越えた日の話の続きだ。三輪(みのわ)線で2往復ぶんの鉱石貨物列車を撮った。だが、さすがに同じ絵ばかり撮るのはあきる。そこで、武甲山の麓の駅から上り列車に乗り込んだ。

2022年2月14日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】雪の日の鉱石貨物列車 デキ303号を三輪線でねらう


■大雪の日に我慢できずに正丸峠を越えた
東京首都圏に大雪の予報が出た三連休の前日に、直前まで迷ったすえに思い切って西武秩父線で正丸峠を越えて、秩父へ出かけた。迷ったのは、まずあれがああであるうえに、午前中よりも午後のほうが降雪量が増えるという予報だったから。夕方から夜に列車の運休などが行われると、帰宅困難者になってしまう。

2021年11月20日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】「デカ目メイク」のような「おめめぱっちり」さんのデキ507号


■正面左右の窓だけやや大きめに見える
秩父鉄道デキ500形電気機関車のうち、デキ506号と507号は1980年に製造されたデキ500形の最終増備形であり、小さなつらら切りを持ち、正面窓が大きく、尾灯がデッキの手すり部分にではなく車体に備えられているのが特徴だ。そして、デキ507号は太平洋セメントの私有機とされている。