2014年2月28日金曜日

【ニコ爺デジタルカメラ関連チラ裏話】新RAW現像ソフト「Capture NX-D(β版)」のこと


ニコンのフラッグシップデジタル一眼レフがD4Sにモデルチェンジすることが発表された。センサーが新しくなりAF性能も向上したという。さらに肌色の再現性が向上したとか。先のソチオリンピックでも恐らく活躍したのだろう。それにしても、フラッグシップ機が2年でモデルチェンジするとは、いかにもデジタル時代らしい。

私が興味を持ったのは、同時に発表されたRAW現像ソフトのほうだ。「Capture NX-D」(以下、NX-Dと略)として新しいソフトのベータ版の公開がなされ、今後は無償提供となるという。そして、現行の「Capture NX2(以下、NX2と略)はこの新しいソフトが正式提供されたら、サポートは終了するというのだ。


2014年2月27日木曜日

【東武東上線PETIT撮影記事】81111編成、けっこうお疲れ

こりゃあ再塗装しないといけないね
 
■81111編成を見ていると
既報の通り、東武東上線(東上鉄道)の開業100周年を記念して、東上線筋に残る8000系ワンマン車の81111編成が、近々セイジクリーム塗装になるという。しげしげ見ると、81111編成の塗装もけっこうくたびれているから、セイジクリームではなくとも塗り替えは必要だろう。

2014年2月26日水曜日

【秩父鉄道沿線駅前散歩】皆野駅前にて


■「秩鉄1010編成ロス」なのだ
最近、ひどい風邪を引くことはかなり減った(*1)。ありがたいことに引いても軽く済む。それなのに、今日は久しぶりに軽い風邪を引いてしまった。秩父1010編成が引退して気が緩んだのか。正直言うと気が抜けたことは確かだ。

2014年2月25日火曜日

【秩父鉄道デキ撮影記事】秩父路いぜん雪深し。なれど鉱石貨物列車は走る

波久礼で下り電車が追い抜いた鉱石貨物列車

■東武東上線で大雪のあとの秩父地域へ来てみると
所用を済ませて日曜日午後に秩父を目ざしたのは、撮影が目的ではなかった。でも、念のために最小限の機材はかばんに入れていた。西武秩父線は「特別ダイヤ」だそうであてにならず、用事の関係もあって東武東上線寄居経由で来た。寄居から乗り換えた秩父本線の普通列車(7001編成)から波久礼で待避する鉱石貨物列車が見えたので、どうせなら撮ってみるかと思い、乗っていた普通電車を降りた。

2014年2月24日月曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】"Last Run"ヘッドマークを掲出した秩鉄1000系電車1010編成

走ることはなくてもラストラン記念ヘッドマークを誇らしげに掲示

■最後に動くことはなかった
2014年2月23日(日曜日)の秩父鉄道1000系1010編成運用離脱の日に、1010編成は動くことはなかったようだ。どうやら、2月11日(火曜日・祝日)以来、動いていなかったようだとも聞く(2月24日追記:RM誌『今日の一枚』に22日撮影でパンタグラフを上げている写真が投稿されていたので、広瀬から回送され、サービスでパンタグラフを上げてくれる程度の動きはあったのだろうとは思う)。

依然として秩父本線は雪害による減量ダイヤでの運行であり、影森以遠の運転再開のめどはついていないようだから、やむをえない。

2014年2月23日日曜日

【秩父鉄道1000系記事】さよなら秩鉄1000系電車1010編成


■秩鉄1010編成は運用離脱へ
秩父鉄道1000系電車1010編成は、2月23日(日曜日)で引退記念イベントなしで運用離脱する。大雪のために22日土曜日の貸切臨電と23日日曜日のラストランは行われなかった。ここ数日の動きは知らない。自分自身に所用もあり、さらに羽生〜影森間で減便して運行しているうえ、西武秩父線が金曜日まで芦ケ久保駅の除雪作業で不通でもあり、熊谷経由か寄居経由でないと行けなかったからだ。そこで再掲載のカットを含めて、ここ数年の姿を振り返ってみることにする。

2014年2月22日土曜日

【ニコンカメラの話】Nikon 1に CP+2014でのガラスケースのなかのNikon 1 AW1 まつわるエトセトラ

CP+2014でのガラスケースのなかのNikon 1 AW1

■CP+でNikon 1の展示を見て
「Nikon 1(ノンレフレックス)は、商品計画を見直す。今期のレンズ交換式カメラを55万台下方修正するが、その大半はNikon 1」(2014年3月期 第1四半期 決算説明会資料より)と昨年に発表されたNikon 1シリーズ。その後は一昨年までの新製品の展開がピタッと止まっているかのように見える。実際、AW1と対応防水レンズ2本、そのアクセサリーを除いてシリーズ新製品は出ていない。  

2014年2月21日金曜日

【秩父鉄道1000系&C58363撮影記事】ニコンF2を持って行きたい

1005編成が元気だった頃(再掲載 

■フィルムカメラを持っていこうかと妄想
もし週末の秩父1000系1010編成引退関連のイベントに行くなら、ひさしぶりにフィルムカメラを持ち出してみようかな、と考えていた。35ミリ判のニコンF2にするか、あるいはブローニーならキエフ6Sか、などと。

2014年2月20日木曜日

【秩父鉄道1000系記事】1010編成引退イベント中止に


■1010編成引退イベントは中止に
今週末(22日土曜日と23日日曜日)に予定されていた、秩父鉄道1000系1010編成の引退イベント(22日の貸切臨時列車運転と、23日のラストラン)が、積雪のために中止となると発表された。もちろん残念ではあるけれど、こればかりはもう仕方がない。なにしろあの雪だもの。

2014年2月19日水曜日

【東武東上線PETIT撮影記事】雪の日の東上線8000系ワンマン車

もうすくセイジクリームになる81111編成

■大雪の日の東上線にぐっときた
先日の秩父で遭遇した大雪の日。東京方面へ戻る列車が運休にならないうちに帰ったほうがいいと、秩父鉄道の駅員ととある駅前飲食店のご主人に助言され、早々に引き上げた。

寄居から乗り換えた東上線はすでに間引き運転を行っていた。小川町から上りは各駅停車と準急だけ。それでもあとになって思えば、走っていただけありがたいというような降雪だったから、文句はいえない。

2014年2月18日火曜日

秩父〜寄居、18日火曜日より運転再開

思えば、まだこの頃積雪量はそう多くなかった

■無邪気によろこんでいる場合ではなかった
先日の大雪にはほんとうに驚かされた。都心部の積雪はほぼ融けたとはいえ、私の住む郊外では表通りから入るとまだ雪が残り、路面凍結している箇所が多い。最大で98センチも積もった秩父地方はさぞかし不自由だろう。秩父地方在住のみなさんには心よりお見舞い申し上げたい。

2014年2月16日日曜日

【富士急PETIT撮影記事】5000形電車、上大月にて

車掌が切符を回収するのですね

■ものすごい大雪だった
首都圏の大雪は洒落にならない降り方だった。雪に慣れない地方だから仕方ないとはいえ、積雪による想定外の事態が多数起きた。私が驚いたのは、パシフィコ横浜で開催中のCP+2014が15日土曜日は開催中止になったこと。同日未明の東横線元住吉駅構内での追突事故により、会場へのアクセスがしにくくなったことが大きな原因であると思われる。だが、大昔のカメラショー時代から数えても、積雪による中止は初めての事態だった。いちばん来場者が見込まれる土曜日に交通機関が動かないのは仕方がない。

さて、そんなわけで筆者は自宅で仕事をすべく絶賛蟄居中なわけだが、少し前に久しぶりに一瞬だけ立ち寄って写した富士急5000形の姿をお見せしよう。

2014年2月15日土曜日

【秩父鉄道7800系撮影記事】大雪のなかのナナハチ

ナナハチ疾走!

■予期せぬ大雪に驚かされて
つい先日までわりと穏やかな陽気が続き「今年の冬は穏やかだ」などとここにも書いたのに。週末ごとに大雪が降ることに驚いている。いやもう、本当によく降ること。カメヲタとしてはうれしいのだが、運行を維持する公共交通の従事者のみなさんのご苦労は忍ばれる。 そして、鉄ヲタ的には……いやー、ナナハチ(秩父鉄道7800系)も大雪のなかを疾走して来るとカッコいいな! と感心してしまったのでして。すみません。

2014年2月14日金曜日

【チラシの裏】横浜遠足電車絵日記


■横浜カメヲタまつりに行く
今年も、一年に一度横浜で行われるカメラ写真映像用品ショーである「CP+2014」が始まった。数年前からパシフィコ横浜を会場とするようになり(*1)、これに関わる人は毎年この時期に横浜詣を行うようになった。不肖ワタクシめも今年もオシゴト(*2)を拝命したので早起きして向かった。

2014年2月13日木曜日

【東急5050系4000番台撮影記事】もっと光を! Shibuya Hikarie号疾走す

ををっ! Shibuya Hikarie号!

■Shibuya Hikarie号は神出鬼没か
昨年春に登場した東急5050系4000番台4110編成『Shibuya Hikarie』号は、東横線内はもちろんのこと、メトロ・西武・東武の各線内を縦横無尽に走り回り、神出鬼没という印象すらある。

2014年2月12日水曜日

【秩父鉄道7000系撮影記事】2014年のヘンテコ顔7002編成

「ドラマチックな状況で遭遇する」ジンクスは今年も健在

■悪条件でしばしば遭遇する
秩父鉄道のアイドル的存在をあげろという問いがあるとする。あなたがもしC58363とか1000系1003編成(または1010編成)と答えるなら、あなたはかなりまっとうだ。社会的に幸せな人生を過ごすことができると思う。赤デキや茶デキ! と答えるあなたは通ぶっているだけでけっこうまだ純真だ。デキ102やデキ107&108、などとデキの車番を指定するようになるなら、リア充から脱落する黄信号が灯る気がするので要注意。7001編成や7501編成と7504編成かな、と答えるならあなたはただの東急ファンだ。

2014年2月11日火曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】枯れ野のなかで、1010編成

逆光+古いレンズなのでフレアっぽい

■大雪対応お疲れさまでした
週末の大雪は首都圏の鉄道各社で運休や減便が行われるなど、鉄道事業者のみなさんの運行維持への苦労はたいへんなものだったと思う。土休日であったのがせめてもの幸いだったというべきか。

秩父鉄道でも土曜日早くから減便が行われたほか、日曜日は午前中の運休、影森〜三峰口間では月曜夕方近くまで運休して除雪と安全確認が行われたようだ。どうもみなさんお疲れさまでした。

2014年2月9日日曜日

【山陰方面2002年】「空が明るい」境港へ、キハ33

交換待ち。境線キハ33-1001

■境港に行った
さて、数回にわたり写真術の心得めいたものや旅への考察やらを書いて、みなさんを呆れさせた。今回で2002年9月の山陰行きの話はおしまいにしよう。

2014年2月8日土曜日

【山陰方面2002年】キハ58、米子の夜

米子駅にて

■「出かける」というよりも「旅に出る」というと魔法のようななにかがある
「旅に出る」という言葉はまるで、魔法のような響きを帯びて聞こえる。使うときにもいささかの気負いか、あるいは冗談めかして、気恥ずかしさからもごもごと口にするはずだ。謹み深い人ならたんに「出かける」と言うだけだろう。大仰な感じがするからこそ、魔法のような何かを帯びるのか。

2014年2月7日金曜日

【山陰方面2002年】砂丘までキハ58で

米子から乗ってきたキハ28の「とっとりライナー」

■キハ58系列にどこかで乗ったことがあると考えていて……思い出した
先日、いすみ鉄道でキハ52+キハ28の急行に乗った。そのときには指定席のあるキハ28に乗車した。その際に、そういえばキハ28・58に乗ったことはいままでなかった気がしていた。でも、それは勘違いだったことに気づいた。2002年9月に山陰地方へ旅行した際、米子から鳥取まで乗った快速はキハ58+28だったことをすっかり忘れていた。

2014年2月6日木曜日

【西武新宿線PETIT撮影記事】西武線で雪を見る

昨日の天気予報にはとても驚いた。大外しすることは近頃あまり見ないけど、本当に午後から大雪になったから。

都内は降っていなかったのに、所沢市内に入ったらこんな!

2014年2月5日水曜日

【1980年代国鉄165系撮影記事】パノラマエクスプレスアルプスのこと

原宿宮廷ホームでのデビューイベントにて

■さよなら『フジサン特急』
『フジサン特急』として富士急行の観光列車として名物的存在だった富士急2000系第二編成が、今週末で運用離脱するそうだ。残念ながら私は行くチャンスを作れないままだ。もうほら、大量のおっかない国鉄・JRファンのみなさんで大騒ぎみたいだし。だから私はしずかに自宅からお別れをするつもり。

2014年2月4日火曜日

【西武多摩湖線新101系撮影記事】早春の「秋号」、多摩湖北線を行く

今年の冬は穏やかな気がする。首都圏でいちばんが積雪量が多いのは2月らしいから、これから大寒波到来! ということがあるのかもしれないが。

いま梅があちこちで咲いているようだ。長瀞宝登山のロウバイが見頃だと、池袋や西武鉄道の駅でさかんにキャンペーンを繰り広げている。たしかに、自宅付近の梅もちらほらと咲き始めて、あたりに香りを振りまいている。 

さて、この週末は自宅にいたのだけど、穏やかな日差しに誘われて、近所の電車を見に行ってみた。なんとなく乗り継いでたどり着いたのは湖のほとりの遊園地入口の駅。西武遊園地駅だ。

白い電車と赤い車……

2014年2月3日月曜日

【秩父鉄道5000系撮影記事】5000系の動向は


■5000系電車はどうなるのか
今年度で秩父鉄道1000系電車が引退することはもうわかるとして、今後の動向が気になるのはじつは5000系電車のほうだ。7000系電車シリーズ(7000/7500/7800系)による1000系の置き換えが終了することで、7000系列の増備はいったん休止するのか。それとも、2連である7800系によって5000系も置き換えられるのか。

2014年2月2日日曜日

【2017年8月25日加筆改訂:ニコンカメラの話】D7000の光学ファインダーを自分仕様にする

【はじめに】
本記事は2014年2月2日付エントリーながら、いまでも検索エンジンでお越しになる方の閲覧数が多いことから、2017年8月25日づけであらためて加筆し、改訂いたしました。いまやD7000はニコンデジタル一眼レフの7000台シリーズとしては、D7100、D7200、D7500が発売されて、もはやD7000は3世代前の機種になりますが、その使い方に悩む方がいまでも多いのかもしれません。そんなみなさんにとってもしご参考になることがあれば、筆者としても望外の喜びです。

なお、文中にあるKatzEye Opticsは交換用スクリーンの生産をやめてしまったようです。また、このあと発売されたD750やD810、あるいはD7100およびD7200、D7500では位相差AF素子および、おそらくは動作アルゴリズムの改善が図られたのか、マルチCAM4800系オートフォーカスセンサーモジュールを用いたD7000、D600、Dfよりも、AFはずっと使いやすくなりました。2017年に発売されたD7500も同様で、AFに困らされることは筆者にはありません。とくに、暗所での撮影は後継機種を用いるほうが確実です。筆者自身は、D7000はいまでもときどき使用していますが、文中にある拡大アイピースは外して、ライブビュー撮影で室内のブツ撮りや予備機として限定的な用途で使うことにしています。後継機がすでに発売されているいまとなっては、それもまたやむを得ないのかもしれません。

なお、本文中にはD7000に備えられているAF微調整による修正は行なっていません。AF微調整以前に、まずメインミラー及びサブミラーの角度がきちんとしていないかぎり、AF微調整の意味がないと筆者は考えます。おそらく、本記事を読まれるかたのうち大半はAF微調整は自力で行えると思えますし、記事を複雑にするのを避けるために、AF微調整について記述を行なっていません。いずれにせよ、本記事はユーザーレベルでのミラーの角度の調整を推奨するものではありません。ユーザーレベルでのミラー角度調整に失敗し、そのうえでAF微調整を行い、かえって調子が悪くなるというのも困ります。ご了承くださいませ。

なお、本記事は今後はあきらかな誤記や事実誤認以外の改訂を行うつもりはございません。記事中のものは2014年2月の執筆時のものです。ご注意ください。

■D7000のAFにあれ? と思う
以前から何度か書いている。ニコンD7000の光学ファインダーは私には残念ながら、素のままではピントが合っているのかよくわからない。スクリーンも倍率も。うーん。以前のカメラや下位機種よりはずっと見やすいとはいえ。

また、オートフォーカス(以下、AF)は中心の測距点以外は挙動が怪しい。中央の挙動も怪しいことがあるが……。そうそう条件が悪いと思えない場合にも測距不能になることがあり、とても残念だ。そのため私は、D7000ではマニュアルフォーカス(以下、MF)モードもしくは、昔から持っていたマニュアルフォーカスレンズを使う機会が多い。こういうときに思うのは、私の目が悪くなければいいのになあ、という嘆きだ。それでも、ピントを外していることはまだわかる。

ここまでAFは食いついていたのに

急に測距不能になることがある

D7000に限ったことではないが、デジタルカメラでいちばん確実にピント合わせをするのは、光学ファインダーはあきらめて背面モニターで拡大表示を行いながらライブビューで合わせること。AFでもMFでもいい。なにしろ、撮像面で合わせるのだから正確さは原理的にはいちばん確実だ。

とはいえ、この方法では動体撮影でAF連続撮影はしづらい。だからこそ悩むのだ。

どういうわけか趣味用途ではこの組み合わせが一番好き