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2023年3月18日土曜日

【東武越生線撮影記事】オレンジベージュの81107編成の列車交換シーンをねらって


■越生線のほかの場所でもオレンジベージュを撮ってみたくなった
このところ東武越生線をひさしぶりに訪ねて、8000系電車4Rワンマン車のうち、オレンジ&ベージュの81107編成を追いかけていた。高麗川橋梁で流し撮りやシルエットをねらうのはさすがに似た絵柄ばかりになるので、こんどはもっと列車の姿をはっきり写すような撮り方もしようと考えた。

2022年2月22日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】時代は変わろうとも雪は降る……秩父市内の駅にて


■降雪の日も日没の時間が好ましい
思わぬ大雪に見舞われた日に、秩父鉄道沿線で列車を待った日の話を続ける。15時ごろに鉱石貨物列車がどうやら運休になったようで、それ以降は旅客列車しか姿を現さなくなった。それでも、ひさしぶりに見る秩父地方の雪景色が私には新鮮に思えて、あたりが暗くなるまで線路沿いにいた。昼間よりも日が暮れ始めてからのようすのほうが私には好ましい。雪あかりであたりがほのかに明るいのも心踊る。

2022年2月16日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】「雪のナナハチを」秩鉄7800系電車が駆ける雪の日


■秩父市内の駅まで移動した
雪が降るなかで秩父鉄道を走る列車を撮るために、正丸峠を越えた日の話の続きだ。三輪(みのわ)線で2往復ぶんの鉱石貨物列車を撮った。だが、さすがに同じ絵ばかり撮るのはあきる。そこで、武甲山の麓の駅から上り列車に乗り込んだ。

2021年6月15日火曜日

【JR八高線1990年10月】非電化時代の八高線拝島駅にて


■夜の駅が好きなわけ
むかしから夜の駅には、いつもなんともいえない旅情を感じる。だから用もないのに出かけることが多い。列車を見に行くというよりも、夜の駅の雰囲気を見に行くというほうが自分にはより正確かもしれない。見慣れた地元の駅でさえも、夜になると雰囲気が変わるように思えて興味深い。

そして夜の駅ではチェーホフの『犬を連れた奥さん』の一節をいつも思い出す。主人公が旅先のヤルタで出会ってともに過ごした女性を見送ったシーンのことだ。このひとたちはいわゆるダブル不倫なのはまったく感心しないけどね。

2021年6月14日月曜日

【八高線キハ110系列PETIT撮影記事】高麗川でキハ110系列を観察していて気づいたこと


■日没直後の高麗川駅に降りた
白い曇り空が広がる日曜日の午後に、退屈して八高線に乗った。八高線といっても電化区間であり運転本数の多い八王子〜高麗川の「八高南線」と、直通運転をする川越線川越〜高麗川にばかり私は乗っている。高麗川〜倉賀野の八高線非電化区間(通称「八高北線」)を走るディーゼルカーに乗りたいなあといつもいつも思いながら、その非電化区間には乗らないで帰宅してしまうことが多い。非電化区間に乗りたいのは、遠くに行きたい気持ちが少しだけまぎれるから。そりゃあ、私だって八高線を乗り継いで高崎や前橋にだって行きたいさ。

2021年6月11日金曜日

【JR209系3100番代ハエ71・ハエ72撮影記事】入間川を渡りながら……209系電車3100番代今日も力走中


■209系3100番代がまだ走る
昨年の春から夏にかけて、私は八高線・川越線を走る209系電車3100番代を思い出しては追いかけていた。209系3100番代は2019年秋にいちど運用離脱したものの、その後運用に復帰した。2021年6月現在でもいまだにハエ71(カワ71)およびハエ72(カワ72)の2編成とも走っている。少なくともどちらかが走っている日が多いようだ。所用で乗った際に、なんども見かけて「おや」と思っていた。

いまでも思い出しては八高線や川越線の沿線に行ったときに、運用がうまく合えば撮っている。もちろん、いまでもまだあれがああだから、いくら近隣とはいえいろいろと気にしながらだから、撮影頻度はそう多くはない。そして、古いレンズで逆光でも撮りたいのでレンズフードを工夫しながらね。いや、逆光でばかり撮っているかも。

2021年4月8日木曜日

【上信電鉄撮影記事】上信電鉄沿線観桜紀行 雨の夜桜撮影


■雨脚がますます強くなった
里山の春の風景を見たくて上信電鉄沿線を訪ねた日の夕方のことだ。日没ごろの終点近い駅にいると天気予報のとおりに雨脚が強まってきた。それに耐えるのも飽きたので、あたりが完全に暗くなるまえに上り列車に乗った。上り列車からはあちこちで散りつつあるサクラを見かけて、そのつど後ろ髪引かれる思いになる。でもそういう気持ちをこらえて、往路に目星をつけておいた駅で降りた。

2020年12月13日日曜日

【ニッコールレンズの話&秩父鉄道デキ撮影記事】夜景撮影にも有効! 黒テープでハレ切りしながら秩父鉄道鉱石貨物列車の突放シーンを撮る

黒いパーマセルテープは美しく貼らなくてもいい。
こんな貼り方でも役に立つ

■「斜光黒パ斬り」は日中の撮影だけに役立つわけではない
前回のエントリーでは、完全逆光でレンズ前部に斜光線が当たる状況でも、カメラ位置を工夫しながら長めのレンズフードを装着し、さらに黒いパーマセルテープ(現在の正式なブランド名は「シュアーテープ」)をレンズフード前面に貼りつけると、フレアを切ること(フレアカット、もしくはハレ切り)ができるという話をした。

この「逆光の呼吸壱ノ型『斜光黒パ斬り』」が役立つのは晴天時の日中だけではない、というのが今回のエントリーの主題だ。 

2020年8月1日土曜日

【JR八高線・川越線撮影記事】209系電車3100番代ハエ71および72編成の復帰と「川越線開業80周年記念」ヘッドマークつきE231系電車3000番台ハエ45編成のこと


この1本前の上り列車はハエ71編成だったのでびっくり

■209系3100番代車は2編成ともに運用復帰
ここ最近の川越線と八高線(電化区間)は車両の入れ替え時期にあたっているためか、車両の動きに変化が見受けられて興味深い。趣味的な……あえて正直にいえば「ヲタ的」な視点に立ってみると、なにかとおもしろく感じられるいうことだ。もちろん、もともとそれなりに私が好きな路線だからというのはもちろんだ。もっとも、いかにも地味な路線らしく、車両の動きもじつに地味だけどさ。

そういえば春に非電化区間の一部である寄居と高崎のあいだをSL列車が走る予定があったのが、あれのために中止になったというのは残念だ。もっとも、あれがなくても八高線をSL列車が走るなんて考えると、うれしいけれど人出がおそろ……(以下略)。ため息。

2020年7月31日金曜日

【JR八高線撮影記事】東京発高麗川・武蔵五日市行き列車の分割作業を観察する


拝島駅に到着

【おことわり】中央快速線と八高線の直通列車は2022(令和4)年3月のダイヤ改正で廃止されました。記事内容は2020(令和2)年7月の記事初出時のものです。ご注意ください。

■「ふだんは走らない路線を経由する」列車にぐっとくる
中央快速線と八高線には朝晩に直通列車がある。平日朝は高麗川発東京行きが2本、夕方に東京発高麗川行きと箱根ケ崎行きが走る。箱根ケ崎の駅名と瑞穂町が用いる地名の表記は箱根「ケ」崎みたいね。キ「ヤ」ノンや富士フ「イ」ルムみたいなものか。休日は朝の高麗川発東京行きと夕方の東京発高麗川行きが1本ずつ設けられている。東京と立川のあいだは10両編成で中央快速線を走るのはほかの列車と変わらない。

2019年2月28日木曜日

【西武多摩湖線撮影記事】赤電2本が行き交う日


■新101系の赤電復刻塗装が3編成に!
つては、山岳線区である西武秩父線直通列車向けに、日々の通勤通学輸送から休日の観光客輸送に幅広く用いられるために「ASカー(オールアラウンド・サービス・カー)」として登場した西武101系電車。池袋線系統で主役級の活躍をした101系電車も、後期製造型の「新101系(もしくはN101系)」とよばれる、高運転台の4両編成がワンマン化対応をされて、多摩湖線と多摩川線にのみ活躍しているということは、ここにお越しになる鉄のお仲間のみなさんには説明不要だろう。

2017年12月30日土曜日

【東武鬼怒川線撮影記事】走れSL「大樹」! 夜の転車台にて


■夜汽車を撮るために
先日の東武鬼怒川線SL「大樹」撮影行の続きだ。上りSL「大樹」4号を砥川橋梁で撮ったのは15時ころだった。冬至すぎとはいえまだ明るい時間だ。いっぽう、SL「大樹」はさらにもう一往復する。下今市発16:32、鬼怒川温泉着17:08で、鬼怒川温泉発18:09、下今市着18:43ということは、冬至すぎのいまの時期は下今市を出発するのが日没とほぼ同じ時間だ。事前に計画的に行動するならば、日のあるうちの列車は撮影をして、日没後の列車には乗ってみるというのも楽しそうだ。次はそうしてみようと私も思う。

2017年12月8日金曜日

【鉄博PETIT訪問記】大宮にて


■平日夕方の鉄道博物館に行く
都心に急な用事があった日のこと。いくつかの用事を済ませると時間はもう15時過ぎだった。暗い曇り空が広がっていたので、どこかに出かけるにも遅い。そこで、ここしばらくごぶさたしていた、大宮の鉄道博物館(以下、鉄博と略)に行ってみた。前に行ったのはたしか震災前だったから……7年ぶりか。

2017年11月23日木曜日

【秩父鉄道鉱石貨物列車撮影記事】デキをねらいに


■SLパレオエクスプレスを追いかけるとデキを撮りづらい
先日の秩父行きの続きだ。鉱石貨物列車を牽引する電気機関車デキたちの「当たり日」だったとはすでに書いた。ここ数年、1000系電車が秩父路から姿を消してからは私はすっかりパレオをねらいに秩父に行くことが多く、そうすると必ずしも鉱石貨物列車の走る武川〜武州原谷(あるいは影森)にいるとは限らないので、パレオよりも電車を優先して撮影していたころよりも「デキ捕獲率」がよろしくない。まあこれはやむをえない。二兎を追うものは一兎も得ずというやつだ。

2017年11月15日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】晩秋の影森駅、たそがれ


午後からぱらつき始めた雨はいつしかしとしとと降り続いたものの、日没の頃になるとやんだ。雨のなかを歩くことにいささか飽きて、電車に乗り続けて影森で降りた。思えば、秩父鉄道に来たのも一月ぶりか。そして、日没後の影森に降り立ったのはかなりひさしぶりだ。出庫準備をしている6000系電車が室内灯を灯してあたりを明るく照らすようすになぜだかしびれてしまい、下り方にすこし歩いてみた。

2017年11月3日金曜日

【出張ついで鉄】赤坂田駅の夜

いろいろな作業をしていたり、仕事の出張でながく家を空けていて、ひと月近く更新が滞ってしまった。家を空けているあいだに11月になり、筆者の住む首都圏にもいつのまにか本格的な秋の訪れを感じさせるように。

先月末から10日ほど、出張で国内を回っていた。まずは、東北を回ったときのことを書こう(列車の写真はほとんどないのだが)。この日は投宿先がJR花輪線の赤坂田駅の目の前だった。この日の業務が19時頃に終わったので、撮影データのバックアップと夕食を済ませて宿で飼われているねこと遊んでも、まだ20時だった。筆者はこのところ夜更かしばかりしているし、見たいテレビ番組もないので、眠るにはまだ早い。そこで、食後の散歩に赤坂田駅に行って列車を待つと、JR東日本各地でおなじみのキハ110系気動車(下り鹿角花輪行き:1937D)がやってきた。


2017年10月7日土曜日

【東急5050系PETIT撮影記事】青ガエル、雨の西武池袋線に(その2)


■途中下車したら雨脚が強くなった
雨の日の夜に副都心線から乗った西武線直通列車が、東横線90周年記念としてライトグリーンのかつての東急5000系電車(青ガエル)を模したラッピングの施された東急5050系5122編成だった。8両編成だから西武線内にはFライナー快速急行として来ることはないはずで、各駅停車としてそのうち見られるかな……と思っていたところ、久しぶりに乗った副都心線でいきなり引き当てたのだから、こりゃ我ながら「電車運」だけは強い。

そう思って、西武池袋線内で少しだけ撮るべく待ち構えた話の続きだ。雨脚は強いまま、ホーム端で待ち構えた。下り列車をときどき写して、信号表示が濡れた車体に反射するようすを見てしびれた。

2017年10月6日金曜日

【東急5050系PETIT撮影記事】青ガエル、雨の西武池袋線に(その1)


■井の中の蛙な筆者、青ガエルに出会ってゲロゲロ
最近はすっかり都心に出ることが減ってしまい、埼玉県南西部にいることが多い。これでは「井の中の蛙」になってしまうと思いつつ。都心に出るのはもしかしたら、機材のメンテナンスや写真展を観るくらいかもしれない。そうして都心に出た帰りにたまたま東急東横線からの西武池袋線直通列車を副都心線の駅で待っていた。やって来た列車には「90」という数字の大きく書かれたヘッドマークがあり……緑色だった。ゲロゲロ(いつの時代の感嘆詞だ)。東急5050系5122編成の青ガエルラッピングとはこれか! カエルが現れるとは雨だからかなあ。

2017年9月16日土曜日

【上信電鉄撮影記事】電車に揺られた日


■けだるい撮影行
なんとなくもの憂い気持ちで午後遅くに「頑張るぐんまの中小私鉄フェア2017」を訪れた日のことだ。本社前の会場でフェア開催記念1日乗車券を買ってから、すでに日が傾きかけているのを承知で上信電鉄の下り電車に乗った。

もし明るければなにか撮ってみようかな、けれどいつもと同じ写真も飽きたし、写真を撮れなくてもまあいいや……そんないいかげんな気持ちだ。高崎にやって来たのは、上州富岡行きのクモハ153-クモハ154のホワイトタイガーだった。

2017年9月2日土曜日

【西武池袋線PETIT撮影記事】40000系電車の地上運用を撮る


■夏らしいことをしたっけ
9月になってにわかに秋めいた涼しさに驚かされている。今年もなんだか夏らしいことを思う存分には楽しまなかった気がして少し惜しい。子どもの頃だってそんな夏らしいレジャーを思う存分に楽しんだわけでもないくせに。

あ、そういえば西武鉄道の「『スナックワールド』2017夏休み西武線スタンプラリー」には行った。設置場所のスタンプを集めて景品をもらった。ラッピング列車は数回見かけているけれど、撮っていない。そもそも、この頃は多摩湖線を走る263編成以外の西武鉄道の電車をまともに撮っていないのだ。